オランジーナ
2012年、リチャード・ギアが男はつらいよの音楽をBGMに登場するフランスの清涼飲料水オランジーナのテレビコマーシャルを観た時は、強烈な印象を受けました。
グリース、愛と青春の旅立ち、プリティ・ウーマン、シカゴ、Shall We Dance?など数多くの名作を演じてきたリチャード・ギアが、男はつらいよのBGMとともにフーテンの寅さんに扮して、南仏プロバンス鉄道のディーゼルカーから降り立つシーン。もう堪りませんでした。
プロバンス鉄道は、ニースからディーニュ=レ=バン(レ・ミゼラブルで主人公ジャン・バルジャンが泊まった教会があった町)を結ぶ狭軌の私鉄で、車両はX305型気動車です。
また、セント・イシドールス駅は、OCGニースの本拠地アリアンツ・リヴィエラの最寄り駅だそうです。
スド・エスト鉄道 は、イタリア南東部サレント半島(いわゆる長靴の踵部分)に展開する私鉄で、車両はAd51型気動車です。
ヴィレンヌ=シュル=セーヌ駅は、パリの西、セーヌ河沿いに位置し、サン・ラザール駅からの近郊電車Transilienの駅です。建物は、1880年に建築され、数々の映画やテレビの舞台にもなっているそうです。
2000年以降のCM
まずは、2000年代に入って以来のCMから
オランジーナのCMと前後して、海外の鉄道を舞台としたCMを多く見かけるようになりました。
1970~1990年代のCM
上記に紹介した以外にも検索して調べてみましたところ、過去には次のようなCMが放映されていたようです。
ほかにも、海外の鉄道が登場するCMは数多くありますが、動画がYouTubeで公開されていないため、紹介できないものがたくさんあります。
猫が好き♪ さんの、鉄道のある風景weblog には、CMグラフィティ というカテゴリがあり、海外だけでなく日本国内を含め数多くのCMが紹介されております。ぜひ、ご覧ください。