007 – No Time To Die

スパイアクション映画007シリーズでも、列車でのアクションシーンが数々盛り込まれています。
2021年10月に公開された、第25作目の「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」では、公開前からイタリアの駅頭でのカーチェイスシーンを織り込んだプロモーション動画やメイキング動画が公開されていました。

1:47付近で、列車の窓越しにジェームズ・ボンドの姿が少しでて映っています。
イタリアのカンパニア州サプリ駅で、このシーンは撮影されました。

ボンドウーマンのマドレーヌが乗車したのは、イタリアの高速鉄道 ETR400 / Frecciarossa 1000 
カナダのボンバルディアとイタリアのアンサルドブレダの企業連合から2013年にロールアウト。
イタリア国内を北に南に縦断しているとのことです。


「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」の前作「007/スペクター」(2015年公開)でも、列車内のシーンがあります。

モロッコの北東 ウジダ(Oujida)とブアルファ(Bouarfa)を結ぶOriental Desert Expressです。

Oriental Desert Expressと名乗るだけあって、オリエント急行を彷彿する列車内のシーン

同じく、ダニエル・クレイグがジェイムズ・ボンドを務める2012年公開の「007 スカイフォール」においても鉄道を舞台にしたアクションシーンがありました。

トルコ南東部、シリアとの国境に近いアダナ市のヴァルダ鉄道橋(Varda Railway Bridge)

お決まりの列車の屋根上でのアクションシーンもあり、そして…
地下鉄駅での追跡シーンは、チャリング・クロス駅の廃止されたプラットホームで撮影されたそうです。
2013年2月には、DVDとブルーレイでのリリースを記念して、ロケ地のロンドンとスコットランド・エディンバラを結ぶインターシティ225が「Skyfall]」と名付けられ、ラッピングを施した特別列車がロンドン・キングスクロス駅007番ホームからエディンバラまで運行されたそうです。

ダニエル・クレイグの1作目、2006年公開の「007/カジノ・ロワイヤル」では、スイスからモンテネグロまで列車で移動するシーンがあります。
実際、スイスからモンテネグロへの直通列車はありません。チェコ鉄道680系電車「ペンドリーノ(Pendolino)」の車中と走行シーンです。

シートカバーもさりげなくČD(チェコ鉄道)からMEFT(モンテネグロ鉄道)となっています。

ダニエル・クレイグのジェイムズ・ボンドといえば、同じ2012年のロンドン・オリンピックの開会式での、このエリザベス女王のパフォーマンスには驚きました。
話はそれますが、2016年のリオデジャネイロ・オリンピックの閉会式での、リオデジャネイロから東京への引継ぎ式の安倍首相のパフォーマンスにも驚き、2020年の東京オリンピックに期待を寄せたものでしたが、結果は…

さて、ジェイムズ・ボンド役のダニエル・クレイグも「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」で降板。
次回作では誰が演じるか楽しみです。

ヴーヴ・クリコ250周年 Venice Simplon Orient Express

ディオールのプロモーションによるVSOEのカンヌまでの特別列車の記事でも少し、触れましたが、6月5日 ヴーヴ・クリコ250周年を記念し、シャンパーニュ地方のランスからベネチアまで、Venice Simplon Orient Expressの特別列車が運行されました。

先述のとおり、ヴーヴ・クリコ社とVSOEを運行するべルモンド社は、同じLVMH(MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下にあり、LVMHサイトでも特別列車の企画の案内が掲載されていました。

フランスのテレビ局 France3のサイトでも特別列車運行の記事が掲載されております。きっとテレビでも報道されたのでしょうね。

 

BB26071が牽引したとのことです。
今年VSOEのシェフに就任した、Jean Imbert (ジャン・インベルト)による特別料理が振舞われたそうです。

VSOEの食堂車(プルマンカー)の4141 “Côte d’Azur”の一区画は、Champagne Barとして利用されています。

2015年にロンドンからパリの1Day Tripに乗車した折、3674 ピアノバーは、既に席が埋まっていたため、このChampagne Barに案内されました。

Venice Simplon-Orient-Express Champagne Bar
画像は、Luxury Train ClubのFlickrへの投稿からの引用です。
オリエント急行の車中でオリエント急行の模型を走らせるため、メルクリンZゲージのオリエント急行の模型を持ち込み、シャンパンバーで走らせました。

せっかくシャンパンバーに案内されたのですから、もちろんシャンパンで乾杯。
ボトルのエチケットは確認しませんでしたので銘柄は不詳ですが、シャンパンのボトルは、ラリックのワインクーラーで冷やされており、ドライで美味しくいただきました。

また、このような旅に出たいものです。

ミッション: インポッシブル 7

「トップガン マーヴェリック」が公開上映中です。日本公開に先立ち、トム・クルーズが来日しましたが、同じくトム・クルーズが主演のミッション:インポッシブルの7作目が「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」として、ようやく2023年に公開が決まり、そのプロモーションビデオが公開されました。

おなじみのカーチェイスのほか、蒸気機関車に牽かれたアイボリーとブルーの客車が登場します。

海外ポップカルチャー専門メディア Webメディア THE RIVER の2020.10.6付記事によりますと、2020年8月にノルウェーにおいて、列車上でのアクションシーンが撮影されたようです。

Twitterには、Britanniaクラス蒸気機関車にフランス風の装飾を施し、イギリスからノルウェーに運ばれたとの記事が投稿されていました。

また、ノルウェーでの撮影の目撃情報もTwitterに多々投稿されていました。

年が変わって2021年4月には、イギリスにおいて、ミッション: インポッシブル 7の撮影が行われ、アクションシーンのほか、蒸気機関車や客車が鉄橋から落下する動画が、TwitterやYouTubeにアップロードされました。

撮影では、鉄橋からの落下ですが、予告編の動画でも見られましたように、石造りの橋からの落下に編集されているようですね。

ところで、1986年公開のミッション: インポッシブル の1作目では、TGVの屋上で派手なアクションシーンがありました。

「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」来年の公開が楽しみです。

また、続編のPART TWOでも鉄道が舞台になると良いですね。

l’Orient Express – CHANELのプロモーション列車 2018

Instagramで、#orientexpressのハッシュタグをフォローしているのですが、タイムラインにシャネルのバッグの画像が。なんだろうと思い他の画像も見ると、CHANELのロゴの入ったORIENT EXPRESSのチケットの画像が表示されました。

3枚目の画像が、そのチケットです。
このチケットの画像を頼りに検索すると、2018年6月にパリからノルマンディー地方のドーヴィルまで、シャネルのプロモーションのため、SNCF(フランス国鉄)のORIENT EXPRESSが運行されたことがわかりました。
更にドーヴィルをキーワードを加えて、デザイナーの三浦大地氏のTwitterの記事にたどり着きます。

日本のファッションサイトでも、シャネルのフレグランス「LES EAUX DE CHANEL(レ ゾー ドゥ シャネル)」の紹介記事でもオリエント急行にも触れられています。

このプロモーションでパリからドーヴィルまで移動するオリエント急行の車内の様子なども掲載されています。

シャネルのよりプロモーション動画のハイライトです。

フランスのニュースサイトactu.frの記事です。
列車がドーヴィルの駅に到着した画像から、フランス国鉄のBB22200形電気機関車に牽引されていたこともわかります。

フィガロのサイトでは、モデルのTAOさんのこのプロモションへの参加記事が掲載されています。

TAOさんのInstgramへの投稿記事です。

オリエント急行の車中でのプロモーションに参加されたモデルさんたちの画像が数々紹介されています。


ファッション・ブロガーのPaulinさんのブログ記事です。
ご自身で撮影されたオリエント急行の写真もプロモーションの写真とともに数多く投稿されております。

女優のベレン・シャバンヌさんのInstagramに投稿された動画です。
女優のヤラ・シャヒディさんが出演する、このプロモーションの動画です。
アジア系の音楽グループ BLACKPINKの出演する、このプロモーション動画です。



2017年の映画「オリエント急行殺人事件」の公開前後から、SNCFのORIENT EXPRESSについては、SNS等をチェックしていたのですが、この2018年のシャネルのプロモーションのための列車は、全く網にかかりませんでした。

Pinterest(ピンタレスト)という画像共有サービスに、Luxury Trainというボードを作成し、豪華列車とともに美しい女性が映っている画像などをピン止めしております。

オリエント急行を舞台とした、シャネル No.5のプロモーションビデオは昨年、記事にいたしました。

ファッションやブランドには縁の遠い、還暦過ぎの鉄ちゃんですが、オリエント急行などの豪華列車を通じて、華やかな世界を窺うのも良いものです。

ETR252 Arlecchino

1960年製のイタリアの特急電車 ETR252形が、5月22日に運行されるとの記事が、Facebookのタイムラインに流れてきました。

ETR 250はヨーロッパ国際特急(Trans Europ Express)セッテベッロ(ETR 300)の短編成型で、セッテベロの7両編成に対して4両編成となっており、アルレッキーノ(Arlecchino)の愛称で呼ばれ、1960年から1986年にかけて定期列車で運行されていました。

ETR300/250は、運転台を先頭車の2階に設け、1階には、展望室を設けており、名古屋鉄道7000系「パノラマカー」(1961年)や小田急3100形「NSE」(1963年)に影響を与えました。

ETR252は、イタリア鉄道に関する歴史的遺産を管理する財団 イタリアFS財団の手により修復が完了し、昨年秋、運行が開始されました。

鉄道ファン2022年2月号に、ETR252の復活の記事が掲載されています。

欧州鉄道フォトライターの橋爪智之氏もYouTubeチャンネルでその模様をアップロードされております。
Instagramに投稿された、ローマからミラノに向かうETR252の画像です。
トスカーナ州ヴァイアーノ駅を通過するETR252
うp主のChris Ogilvieさんは、当日TwitterにETR252の車内外の動画や画像を投稿されておりましたが、YouTubeに編集のうえ、アップロードされました。
トスカーナ州セスト・フィオレンティーノ駅を通過するETR252
ようやく、YouTubeにも動画がアップロードされてきました。

ZゲージのETR300/ETR250は、Atlas MnitrainのETR300/SettebelloをZショーティのシャーシを用いて走行化改造を行いました。

往年の名列車の動画を楽しみ、また、模型でも楽しめる。鉄道趣味の良いところです。