Marklin Z Neuheiten 2024

メルクリン社の2024年の新製品が、1月8日に発表となりました。

例年のように、カタログからZゲージの新製品を抜粋して紹介しましょう。

今年は次の29点です。

80035 Z Gauge Museum Car for 2024
80334 Z Gauge Insider Annual Car for 2024
81282 EC 64 “Mozart” Train Set with a Class 103 Electric Locomotive
82092 Carbide Container Car Set.
82156 Type Hbis-t 299 Sliding Wall Boxcar
82542 Type Eanos High-Side Gondola Set
82641 Display of Type Sgns Container Flat Cars
86004 Boxcar in Real Bronze
86235 Type Off 52 Auto Transport Car Set
86684 ÖBB Stake Car Set
87061 Set with 6 Pairs of Rebuild Cars in a Display
87503 “Rügen Sunbathers Mixed Use Train” Car Set
87568 KPEV Car Set with 3 Compartment Cars
87663 SBB Type EW IV Passenger Car Set
88018 Class 01.5 Steam Locomotive
88069 Class 78 Passenger Train Tank Locomotive
88211 WEG Class V 125 Diesel Locomotive
88229 ÖBB Class 1020 Electric Locomotive
88362 Norway Diesel Locomotive with Snowplows
88510 Class V 90 Diesel Hydraulic General-Purpose Locomotive
88594 SBB Class Re 4/4 II Electric Locomotive
88808 Class 218 Diesel Locomotive
88820 Class VT 88.9 Rail Bus
88976 Steam Locomotive 044 389-5
88986 Class 055 Steam Locomotive
88995 KPEV Class P8 Steam Locomotive
89013 Building Kit for Special Track Bumper
89708 Building Kit for “Jagstzell” Station
89808 Hanau Main Station Temporary Signal Tower Kit

英文カタログはこちらから

81282 EuroCity “Mozart”がいきなり目につきますが、赤一色のBR103は残念な組み合わせです。
82641 コンテナ貨車セット、87663 SBB客車セットもEp6ですので最新の機関車にも似合います。
88594 SBB Re4/4 IIは初期型の菱形パンタグラフ搭載車です。
86004 ブロンズ貨車も今年で5つめ。

もちろん、インサイダーモデルの88820 VT88.9レールバスも魅力的です。

詳しくはカタログをご覧ください。

Osaka Z Day 2023 が開催されました。


私が参加している、Zゲージ鉄道模型を愉しむグループ「Baden谷九」では、2010年以来、 Zゲージの レイ アウト( レールを敷いて車両走らせるジオラマ)や車両を展示・運転し、来場者のみなさんと交流するイベントを開催してきました。 しかし、新型コロナウイルス感染症の影響により、感染リスクを避けるためオンラインでの開催を余儀なくされておりました。
今年は5年ぶりに、「Osaka Z Day 2023」を2023年10月22日(日)大阪市立東淀川区民会館において開催いたしました。

イベントの模様は、X(Twitter)に投稿された動画を、Baden谷九ホームページにまとめられております。
下記ブログカードからご覧ください。

なお、各ジオラマ等について説明を交えた動画を事前に撮影したものをBaden谷九のYouTubeチャンネルで公開予定とのことです。
作者の皆さんのこだわりが拝見できるのが楽しみです。

 

今年も残り2ヶ月と迫ってきました。Baden谷九の活動も、恒例のカレンダー作成・忘年会とまだまだ中身の濃い予定が続きます。
鉄分補給を愉しみたいと思います。

Sommer-Neuheiten 2023

メルクリン社から夏の限定品 Sommer-Neuheiten 2023 が5月11日に発表になっておりましたが、記事の投稿が出来ておりませんでしたので、Herbst-Neuheiten 2023と前後しますが、遅まきながら紹介しましょう。

新製品のプロモーションビデオがYoutubeで公開されており、12:40からがZゲージについての映像です。

Zゲージの新製品は

80833 Marklin Magazin Z Gauge Annual Car for 2023
81528 DB Network Train Set with Class 120 Electric Locomotive
81771 Train Set with a Railbouw Leerdam V 36
82310 Acid Car in Real Bronze
88355 Class E 41 Electric Locomotive
88625 American E8A Diesel Electric Locomotive
88847 Class 50 Steam Locomotive

の7種類

今年もブロンズ製貨車が発表となりましたが、他には目新しさは感じません。
メルクリンのサイトの納期一覧(Lieferterminlisten)では、そろそろ発売になるようです。。

英語版カタログはこちらから、ダウンロードできます。
https://streaming.maerklin.de/public-media/m/sn523/maerklin/EN_mae_sonh2023.pdf

Herbst-Neuheiten 2023

9月14日 今年も、メルクリン 秋の限定品が発表となりました。

新製品のプロモーションビデオがYoutubeで公開されており、14:40からがZゲージについての映像で、クリスマス貨車等の紹介に続きます。
今回、Zゲージ関連は次の8製品

80633 Z Gauge Christmas Car for 2023
81304 Holidays Passenger Train Set with a Class 140
81372 EfW Construction Train Set
82163 PANTONE Color of the Year 2023 Car
82304 Aral Tank Car with a Brakeman’s Cab
82664 Container Car Set
88208 Class 221 Diesel Locomotive
88588 Class ES 64 Electric Locomotive

今年のクリスマスモデルは、荷物車です。
気になるモデルは、88588 MRCEのTaurus。Vectronがリリースされた今となっては、今更感が気がしますが、押さえておきたい1両です。

英語版カタログはこちらから、ダウンロードできます。
https://streaming.maerklin.de/public-media/m/hn2023/m/EN_mae_henh2023_Online.pdf

Marklin 88232 SBB CI BR193 Vectron

メルクリンのZゲージの2020年の新製品だった、88232 SBB CI BR193 Vectron がようやく到着しました。

パンタグラフも新型のE310727を採用しています。

2020年1月の新製品発表時には、2020年12月の出荷予定でしたが、2020年12月に2021年第3四半期以降に繰り下げられ、以後出荷予定の発表の度に繰り下げが繰り返され、いよいよ2022年2月に出荷かと思いきや、DB版の88231のみが出荷され第2四半期に延期されました。
その第2四半期も5月には8月に延期のアナウンスがされ、7月にまた第4四半期に繰り下げられ、8月に12月出荷のアナウンスがされ、ようやく12月下旬にオーダーしたLokShopより入荷のメールを受信しました。しかし、その間クレジットカードの有効期限切れにより更新に手間取り、今年1月末の出荷となり、先日、新製品の発表から3年目に受領となった次第です。

その間、ユーロ/円レートが2020年12月の127.09円に対して2023年1月の141.31円の1.11倍と円安ユーロ高となりましたが、予約時の価格179.74€(VAT込185.30€)が据え置かれたのが救いでした。

ベクトロンはドイツのシーメンス社製の電気機関車・ディーゼル機関車で、2010年に登場以来、現在では1000両以上が製造されヨーロッパの15か国以上の国に納入されております。

このように、ヨーロッパ各国の多くの運行事業者に納入されておりますので、塗装のバリエーションも豊富で、
88231 German Railroad, Inc. (DB AG) class 193
88232 Swiss Federal Railways (SBB) Cargo International class 193
88233 ELL/LTE class 193 in the “Flying Dutchman” design. 
88234 Austrian Federal Railways (ÖBB) class 1293
88236 BLS Cargo class 475
88237 PKP Cargo class EU-46/Reihe 370
の6タイプが既に発売/発表されております。


今後の展開も楽しみです。

以下のサイトや動画にもありますように、SBB CIのVectronがRheingold客車を牽引して、スイス国内を走ったそうですので、それに倣って試走させてみました。

新型モーターのおかげでしょうか、低速でもスムーズに走っております。ただ、パワーパックを目一杯にしても高速運転というか暴走しません。かがみさんのspur z roomの記事を読んでもう一度パッケージを見返すと12V仕様となっていました。その影響なんでしょうか。

TEE色のBR103も良いですが、この組み合わせも似合っております。