京都 2024 冬

話題は前後しますが、今年最後の京都行は、12月14日(土)南座での吉例顔見世興行

昼の部が「蝶々夫人」「三人吉三巴白浪」「大津絵道成寺」「ぢいさんばあさん」
夜の部が「元禄忠臣蔵 仙石屋敷」「色彩間苅豆」「曽我綉俠御所染」「越後獅子」
という演目。12月14日ということで忠臣蔵のある夜の部とも迷いましたが、オペラの蝶々夫人と見比べてみたいと思い昼の部を。
花道を行き交う役者さんを間近に見ることが出来、迫力満点。
幕間のお弁当も寛いで頂戴することが出来ました。

宇治のI先生のお世話で、初の桟敷席を体験。

片岡愛之助さんは、怪我で休演でしたが、代役の中村壱太郎さんの演技も素晴らしかったです。

観劇の後、食事まで少し時間があったので、名残の紅葉を建仁寺まで。
塔頭の西来院で、しだれ紅葉。

建仁寺本坊を訪れ青もみじとの比較をと思っておりましたが、人手の多さに転進し、ゆっくりと堪能できました。

食事は、四条河原町の☆☆VELROSIERを再訪しヌーベルシノワを。

お料理のボリュームもたっぷりで還暦を過ぎた身には少々重めですが、ペアリングのワイン外もバラエティに富んでおり、美味しいひと時を過ごしました。


ところで、この記事のアップが前後したのも、もうひとつ、一大イベントを期待していたから。

デンマークのレストラン noma が、今秋も期間限定で京都で再びオープン。予約は開始日に即日満席だったとのこと。

ウェイティングリストに登録して、案内のメールが届くも、アクセスすると席は完売。
それでも、12月のある日、当日朝に、昼の部の空きの案内が届き、アクセスすると、カード決済の画面に進みましたが、その日は生憎予定が入っており泣く泣く断念。
最終週の月曜朝に最終日の夜の部の空きの案内ではタッチの差で確保できず、3度目の正直を待ちましたが、残念ながら再訪は適いませんでした。

昨年(2023年)、noma 京都がエースホテル京都のレストランスペースに期間限定でオープンした折、宇治のY先生に手配いただき、会食した際インスタグラムでも投稿した記事をベースに再掲載します。

シジミを象ったソルベや日本の食材を活かしたお料理の数々、言葉に書き尽くせない素晴らしいお料理でした。noma独特の蟻を食材としたお料理が出たらどうしようと思っておりましたが、こちらはサーブされずほっとしました。
また、お酒も料理に合わせたペアリングで国産を主に提供され、ドメーヌ・タカヒコさんの🍷も、遠慮なくいただきました。😋
スタッフの皆さんもフレンドリーでありながらも丁寧におもてなしいただきました。👍
英語での説明には、ほとんど聞き取れませんでしたが、ちょっとした海外旅行気分も味わえました。
最終日の前日という日に、ウェイティングが6000名以上という状況で、席を確保できたのは幸運でした。お世話いただいたN様、Y先生には感謝です。

2024年も今日まで、来年の2025年はどのような年になるでしょうか。楽しみです。

東福寺 2024 & 2022

11月中旬の平日ですが、京都で会食の予定が入り、せっかく京都まで足を伸ばすのだからと、ライトアップされている名所を探していると、東福寺で夜間貸切特別拝観が開催されていると知り、JR東海のサイトで予約

今年は紅葉の見頃が平年より遅れているようで、3割程度の色付きとアナウンスされていましたが、それよりも少ない印象でした。

東福寺といえば通天橋ですが。せっかくのライトアップですが、紅葉ではなく常緑樹が際立ってしまい、残念な結果となってしまいました。

拝観を終え、京阪電車を東福寺駅から三条駅まで

宇治支部の先輩のお誘いで、ミシュラン☆「研野」で、美味しく楽しく、お料理をいただきました。


時は遡り、一昨年(2022年)の初夏、青もみじのキャンペーンで 駅のポスターには、東福寺の通天橋の写真が掲示されていました。

 
 
 
 
 
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青もみじをこれまで意識していませんでしたが、京阪のポスターで毎日のように眺めており、そのポスターの鮮やかな緑と高欄や柱との陰影がことのほか印象に残りましたので、京都を訪れる機会がありましたので、少し早出で午前中に東福寺を訪れました。

南大路通から東福寺へ向かいましたら、通天橋を望む臥雲橋に至ることが出来、新鮮な風景に出会うことが出来ました。

この日は、午後から京都花月で吉本新喜劇を観劇するというイベントがあり、その後は円山公園の長楽館で会食

※追記:この長楽館は、明治42年に旧村井家別邸として竣工した洋風建築住宅で、令和6年12月9日に、国指定重要文化財に指定されました。

食後は、大阪に戻るのはまだ早いと「寧々の道」を辿り、高台寺前へ。


まだ、緊急事態宣言が明ける前でしたので、観光客で賑わっていたこの場所も、嘘のような静寂な中、八坂の塔を拝みことができました。

石塀小路を下り、この日最後の目的地「しぇりークラブ」で5年ぶりにシェリー酒をいただき、帰路につきました。

青もみじ 2024 建仁寺

通勤に毎日京阪電車を利用していますが、桜の季節を過ぎると、青もみじのポスターが掲げられます。

 
 
 
 
 
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5月26日(日)に食事のお誘いを受けておりましたので、その途中に建仁寺を訪れてきました。

建仁寺本坊に潮音庭というお庭があり、四方を殿舎と廊下で囲まれております。
生憎光線状態が良くなく緑の鮮やかさは表現出来ませんでしたが、SNSでよく見かける額縁風のカットを撮ってみました。

建仁寺といえば、国宝「風神雷神図」です。レプリカですが、目前で拝むことができます。

そして。法堂の「双龍図」
静寂なお堂な中で、上からいくつもの龍に見下ろされながら、いつしか時の過行くのを忘れていました。

閉門時間間際まで、青もみじを堪能した後は四条烏丸まで移動してミシュランの☆木乃婦さんへ。

ドメーヌ・フルーロ・ラローズのメーカーズディナーで、ワインと和食のマリアージュです。

このような、お城のようなドメーヌとお聞きし、いつかはフランス・ブルゴーニューへの想いが高まりました。

京都南座 吉例顔見世興行

今年も、新型コロナウイルス感染症の影響により、いくつかの公演がキャンセルとなりましたが、それでもそれなりに、ミュージカル・オペラ・コンサートと鑑賞し、〆は、12月12日に京都南座で吉例顔見世興行。

演目は、第一部の晒三番叟と曽根崎心中。

これまでも、歌舞伎そこそこ観劇してきましたが、お初徳兵衛の曽根崎心中は初見。鴈治郎さんは、大阪商人の役ははまってますね。

歌舞伎といえば幕間弁当ですが、感染防止の観点から、席では食事を取れないのと、チケットは第一部だけでしたので、四条大橋を渡って東華菜館へ。

ウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計とのことで、以前から一度訪れたかったお店。お料理は、伝統的な北京料理とのことですが、子供の頃父に連れられで食べたミナミのハマムラにもよく似た味で懐かしい思いにひたりました。

高御座

令和元年10月22日、即位礼正殿の儀が執り行われました。
皇居正殿松の間において、京都御所紫宸殿から移された高御座・御帳台に天皇皇后両陛下がお昇りになられ、天皇陛下のおことば を宣べられました。

この高御座と御帳台は、年が明けて京都御所に還された後、3月に一般参観で公開の予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響により延期され、7月18日から8月27日にようやく公開されました。

そこで、お盆休みの間に参観に行こうとスケジュールを組んでおりましたが、直前になって、参観休止日にあたることがわかり日程変更。

猛暑の中の参観は危険と判断し、開門直後の時間帯のめがけて京都まで。
9時前に到着しましたが、清所門から塀に沿って既に行列が出来ておりました。


順路に従い参観します。


承明門から紫宸殿が見えます。まだ人影もまばらです。



左近の桜


正面に高御座。向かって右に、御帳台


右近の橘


紫宸殿の北面を通り門の外に出ます。


京都御所から、出町柳駅まで向かいましたが、賀茂大橋からは大文字山を望むことができました。

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