近畿の車窓から

 
 
 
 
 
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ホテル阪急インターナショナルにおいて、4月のある日、とある団体の研修会後の懇親会の企画の中で、近畿地方の日本酒を提供するにあたり「近畿の車窓から」と題して、車窓の動画を流すこととなりました。
そこで、私の撮影した車窓動画を中心に、後輩がBGMを交えて編集し、当日は解説を交えてBGVとして流しました。
当日の動画は、楽曲の権利関係で公開は出来ませんが、Instagramのリール機能により動画を再編集いたしました。ぜひご覧ください。
♪世界の車窓から

 
 
 
 
 
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阪急電鉄大阪梅田駅からは、神戸三宮駅、宝塚駅、京都河原町駅に向かって、毎時0(ゼロ)分には特急・急行電車が同時に出発します。
そして、淀川を渡り十三駅で、神戸線、宝塚線、京都線の3方向に分かれていきます。
♪三都物語
🍶秋鹿 生もと特別醸造品 GOLDENCOMBI:大阪府 秋鹿酒造

 
 
 
 
 
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明石海峡大橋は、高度急成長期には新幹線を走らせる構想がありましたが、残念ながら石油ショックにより幻に終わってしまいました。
今回は、明石海峡大橋を渡る車窓を新幹線の車窓と見立て、大阪湾を船舶が行き交う風景をご覧ください。
♪TSUNAMI
🍶福寿 純米吟醸 量り売り:兵庫県 神戸酒心館

 
 
 
 
 
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京都の丑寅(北東)の方角にある貴船神社(きふねじんじゃ)は、鬼にまつわる伝説がいくつかあります。
出町柳駅から貴船神社への入口である貴船口(きぶねぐち)駅を経て鞍馬駅に至る叡山電鉄には、市原駅と二ノ瀬駅の間に「もみじのトンネル」と呼んでいる場所があります。
「もみじのトンネル」は電車の車窓からでないと見ることが出来ません。展望列車「きらら」の先頭からの風景をお楽しみください。
♪炎
🍶澤屋まつもと 守破離 山田錦:京都府 松本酒造

 
 
 
 
 
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JR東海が所有する東海道新幹線では、TOKIOの「AMBITIOUS JAPAN!」が車内チャイムとして使用されております。
20年間使用された車内チャイムもまもなく変更されるとのことです。
近畿の車窓ではありませんが、富士山を望み走る東海道新幹線の車窓をご覧いただきながら「AMBITIOUS JAPAN!」をお聴きください。
♪AMBITIOUS JAPAN!
🍶松の司 純米大吟醸 黒ラベル:滋賀県 松瀬酒造

 
 
 
 
 
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大阪上本町駅を出発した特急「伊勢志摩ライナー」は、最初のトンネル「新玉手山トンネル」を抜けますと奈良県に入ります。
奈良県最初の停車駅、大和八木駅は京都駅から橿原神宮前駅を結ぶ近鉄橿原線と十字に交差する交通の要所となっており、京都から伊勢志摩・名古屋に向かう近鉄特急が、方向を変えて左手から合流します。
♪遠くへ行きたい
🍶風の森 ALPHA 2:奈良県 油長酒造

 
 
 
 
 
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桂川、宇治川、木津川の三つ川は、大阪府と京都府の境界付近で合流し、名も淀川と改めます。
近畿地方を大雪が襲った翌朝、大阪から京都に向かう京阪特急は、安全を確認しつつ、ゆっくりと進行していきました。
♪雪の華
🍶作 純米大吟醸 新酒 火入:三重県 清水清三郎商店

 
 
 
 
 
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京都・大阪と和歌山県の白浜・新宮を結ぶ特急「くろしお」号の中で先頭車両がパノラマ展望車となっている283系「オーシャンアロー」型を使用している列車があります。
和歌山県日高郡の切目駅から岩代駅の区間では海岸線が線路際まで迫っています。雄大な太平洋を望む車窓風景をお楽しみください。
♪いい日旅立ち
🍶黒牛 純米大吟醸:和歌山県 名手酒造店

 
 
 
 
 
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 桂川、宇治川、木津川が合流するエリアの宇治川と木津川を隔てる堤防は、背割堤と呼ばれ、200本以上の桜が植えられており、春には多くの花見客で賑わいます。
♪さくら(独唱)
🍶龍神丸 大吟醸 袋吊るし:和歌山県 高垣酒造

 
 
 
 
 
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鉄道唱歌のチャイムとともに、大阪駅に到着しました。
♪鉄道唱歌

大阪国税局ホームページでは、関西2府4県にある見学可能な酒蔵や資料館等を掲載した、関西2府4県「酒蔵ガイドマップ」を公開しています。
「酒蔵ガイドマップ」を片手に、酒蔵めぐりの旅に出かけたいものです。

オペラッタ「こうもり」-フェニーチェ堺

1月の「フィガロの結婚」に引き続き、3月19日(日)フェニーチェ堺でオペラッタ「こうもり」を観てきました。

開演は14:00。
主催は、堺シティオペラと大阪交響楽団

舞台には、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートのように、花飾りが施されています。

大阪交響楽団の公式ツイートの画像で、舞台の様子が良くわかります。

さて、今回の公演はセミステージ形式ですが、セリフは日本語のため解りやすく、またゲストとして出演のオペラ歌手の福原寿美枝さんと藤田卓也さんにはパーティに招かれたゲストとしてアリアを披露していただくという趣向も仮面舞踏会らしい演出でした。もう一人のゲスト出演の茂山千三郎さんは、看守のフロッシュ役で第3幕から登場ですが、ユーモアを交えた演技で楽しませてくれました。

予備知識もないままの観劇でしたが、こうもり序曲で開幕、口笛奏者の農澤明大さんによるワルツやポルカの演奏、シャンパンの歌の合唱、舞台の花飾りと二人のゲストによるアリアと、ウイーンフィル・ニューイヤーコンサートとNHKニューイヤーオペラコンサートを合わせたような中身の濃いひとときでした。

また、次のオペラ鑑賞が楽しみです。

佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2022 ラ・ボエーム

「佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2022 ラ・ボエーム」を昨年7月に観てまいりました。

2021年10月のフェニーチェ堺での「ラ・ボエーム」に引き続き、2回目の「ラ・ボエーム」で、また、2021年7月の兵庫県立芸術文化センターでの「メリー・ウィドウ」に引き続き、2回目の佐渡裕芸術監督プロデュースオペラでした。

この公演は、2020年に公演予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、公演中止となっていました。

西宮北口駅から兵庫県立芸術文化センターに向かってベデストリアンデッキを歩く度、毎回ワクワクします

ロビーには、ルドルフォ達の住む部屋の舞台模型などが展示されてています。今回の演出では、屋根裏部屋ではなく、小船を部屋に見立てているよです。

最近は、舞台全体が見えて、声も良く聴こえますので、2階席最前列の席を押さえています

前年のフェニーチェ堺での公演では、ルドルフォ達の部屋をカフェ・モミュスに見立てていたため、華やかなパリのイメージを味わえなくて残念な思いをしましたが、今回は堪能させていただきました。

ロドルフォ達の部屋ですが、第1幕では小船でも良かったのですが、第4幕のミミの亡くなるシーンは、寒さと貧しさを感じさせる昨年のような屋根裏部屋のほうが合っていたなと思うのは欲張りでしょうか。

ストーリーは、悲しいお話ですが、美しいアリアに、聴き惚れます。

さて、今年の夏は、モーツァルトの「ドン・ジョバンニ」

今から楽しみです。

二つのフィガロ ~ 「セビリアの理髪師」「フィガロの結婚」

昨年12月と今年1月、フェニーチェ堺(旧堺市民会館)で二つのオペラを観てきました。
2022年12月3日(土)「セビリアの理髪師」と、2023年1月22日(日)「フィガロの結婚」です。このふたつのオペラは、原作となったボーマルシェ作の「フィガロ三部作」という戯曲のうちの2作だそうです。

「NISSAY OPERA 2022 セビリアの理髪師」は、2022年12月3日(土)14:00開演でした。

動画は、2016年の日生劇場での公演です。

舞台装置の回転をうまく活かして場面も変わります。
理髪師のフィガロは勿論ですが、伯爵も結構コミカルです。
数々の名アリア、二重唱、三重唱、お芝居とともに楽しんだ2時間余りでした。

この日のプログラムとともにいただいたチラシに、「セビリアの理髪師」と対になる「フィガロの結婚」が一月に上演されることを知り、そのことを妻に話したところ、ぜひ観たいというので、早速チケットをネット予約。

「二期会オペラ フィガロの結婚」は、2023年1月22日(日)14:00開演しました。

  

動画は2016年の公演のPVですが、舞台の雰囲気は今回と同じです。

「セビリア理髪師」同様に楽しいオペラです。
こちらも、アリア、二重唱、三重唱などの数々。モーツァルトらしい軽快なメロディ。
「セビリアの理髪師」以上に聴きなれた曲の数々を堪能。帰りの電車の中も頭の中に曲が流れました。

皆さんご存知のように「セビリアの理髪師」と「フィガロの結婚」では、登場人物が共通している者がなん幾人かいます。伯爵・フィガロ・伯爵夫人、そしてもうひとり…

また、「セビリアの理髪師」では女中のベルタ役の種谷典子さんが「フィガロの結婚」ではスザンナ役で出演されています。

「フィガロの結婚」でもチラシをたくさんいただきました。その中でも思わず衝動買いした公演、チケットの発売が待ち遠しい公演…
今年もオペラを愉しむ一年になりそうです。

エリザベス女王・音楽

前回、「エリザベス女王・鉄道」で投稿しましたように、2022年9月8日、イギリスの女王、エリザベス2世が崩御され、9月19日にロンドンのウェストミンスター寺院で国葬が執り行われ、ウインザー城の聖ジョージ礼拝堂にフィリップ王配殿下の棺とともに埋葬されました。
SNSでは、動画やテキストが続々と投稿されましたので、その中からシェアして音楽に関して気になったものを中心に紹介していきましょう。

エリザベス女王がお亡くなりになった瞬間、バッキンガム宮殿には、虹が架かったとのことです。
エリザベス女の王崩御の報を受け、BBCプロムスはフィラデルフィア管弦楽団の演奏を中止して1分間の黙祷の後に英国歌とエルガーのニムロッドが演奏されたとのことです、
エルガーの行進曲「威風堂々」の1番の中間部には、「希望と栄光の国」(Land of Hope and Glory)の歌詞がつけられており、「イギリス第2の国歌」または「イギリス愛国歌」と称されています。
ルール・ブリタニア(Rule, Britannia!)は、イギリスの愛国歌で、BBCプロムス・ラストナイトでも、観客を交えて合唱されます。
エルガーの編曲による、聖歌の「エルサレム」も愛国歌として、BBCプロムス・ラストナイトでも、毎年演奏されます。
“I Vow to Thee, My Country ” は英国の愛国的な賛美歌で、グスタフ ホルストの組曲「惑星」の「ジュピター」に詩がセットされています。
エルガーの「エニグマ変奏曲」のうち、第9変奏 「ニムロッド」
(Nimrod)は、第一次大戦の戦没者追悼の式典で演奏されることから、追悼の場面でも多く使用されています。
大阪のPromsと言っては過言かもしれませんが大阪クラシック、2020年と2021年の最終日のアンコールでは、ニムロッドが演奏されました。
今年も演奏されるかなと思っておりましたが、ニムロッドの後に八木節では明暗の差があり過ぎるためでしょうか、2022年はマスカーニのカヴァレリア・ルスティカーナ前奏曲でした。
英国女王エリザベス 2 世の国葬 – ライブストリーム
エリザベス 2 世女王の葬儀: 礼拝中に演奏されたすべての音楽のプログラム
Spotifyに登録されたエリザベス女王の国葬(Queen’s Funeral & Committal)のプレイリスト
イギリス国歌も、チャールズ3世の即位とともに、「国王陛下万歳」(God Save the King)となりました。
今年6月のエリザベス 2 世のプラチナ ジュビリー(即位70周年祝典)での「女王陛下万歳」(God Save The Queen)
ベートーヴェン:「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」による7つの変奏曲
パガニーニ:「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」による変奏曲
ヨハン・セバスティアン・バッハの幻想曲とフーガ(BWV562)が流れる中、エリザベス女王の棺はウェストミンスター寺院を後にしました。
エリザベス女王専属のバグパイプ奏者による、セントジョージ礼拝堂で女王の棺が地下に降ろされていく際の「最後の演奏」です。


余談ですが、2015年にロンドンを訪れた折、9月19日は、バッキンガム宮殿の前を歩き、ウェストミンスター寺院を通りビッグベンの対岸までバスで移動しました。
日付が同じというだけですが、「縁」を感じます。

厳かに執り行われた9月19日の国葬を終え、イギリスの服喪期間は終わりました。
チャールズ3世新国王の下、総理大臣もリズ・トラスに代わり、新しい時代の到来が予感されます。