メルクリン社は昨年創業150周年を迎えた。
ドイツ国鉄は、”Das Original gibt’s bei Maerklin”(オリジナルはメルクリンにある)というキャッチフレーズのメルクリン社150年広告塗装のBR120型電気機関車を走らせ、InterCityやCity Night Lineを運行しているようだ。
実車の通り、InterCity用の白い客車を数両繋げて走らせたいところだが、”Ich bin dabei!”貨車を牽かせよう。
この”Ich bin dabei!”貨車は既述だが、昨年のメルクリン社の破綻に際し、メルクリン再生を願って発売された貨車で、Mit Volldampf in die Zukunft”(全力で未来へ進む) と、”Ich bin dabei!”(私は一緒)と記載され、コンテナの両サイドは異なった図柄のため、2両買い求めたものだ。
東京の某氏のように、もっと繋げて走らせ大いにメルクリンを応援したいところだ。
なお、Akiraさんによると、メルクリン広告塗装を施された実車のBR120 159-9号機は、現在ドイツ国鉄175周年塗装に塗り替えられているそうだ。
美術展
ふたつめのイベント
8日は母の日を一日前倒しで、土曜のランチ
ホテル阪急インターナショナルの「ちゃやまち」で鉄板焼
昼から、シャンパンに続き赤まで、(ハーフですが)ブルゴーニュのFIXIN。
偶然、ソムリエのU氏がお越しになり、「FIKUSIN」と、いつもながらのオヤジギャグ。
只、食事だけで帰るのも芸がないが、ルノワール展は混んでいるだろうかと。片町の藤田美術館へ
長く大阪に住んでいながら訪れるのは初めて
平成22年 春季展 「歴史を彩る 教科書に載る名品」が開催されており、
紫式部日記絵詞や豊臣秀吉画像など、教科書でおなじみの名画や書跡などが、土蔵の中に展示されている。
閉館間際のためか、静かに観覧することが出来た。
一番のお目当て、紫式部日記絵詞、特に第5段の一条天皇の土御門邸行幸当日の朝、藤原道長が縁側より龍頭鷁首の船を下見している図は、写真で見るよりもある塗料の剥げも目立つが、装束の緑色が落ち着きを感じさせ、藤田美術館といえば、この紫式部日記絵詞という感に堪えなかった。
また、曜変天目茶碗は、その名のとおりの曜変が怪しげな輝きを誇っており、これも名品ならではなのであろう。
美術館の入場券に太閤園のティールームの割引券が付いていたので、向いの太閤園でティーブレイク。
この太閤園も、藤田美術館同様、明治期の財界人 藤田伝三郎の邸宅跡だそうだ。
また、藤田美術館の大川側は、旧藤田邸庭園として整備され、一般公開されていることを知った。
機会があれば訪れてみようと思う。
復活祭・昇天祭
この前の日曜日は、キリスト教の昇天祭だったそうだ。
昇天祭とは、処刑されたイエス・キリストが復活した後、天に召されたことを記念するキリスト教の祭日で、復活祭の39日後をいうのだが、その直後の日曜日というわけで、2010年5月16日が、今年の昇天祭であった。
復活祭は、そのキリストが復活したことを記念するキリスト教の祭日で、春分の日の後の最初の満月の日の次の日曜日で、2010年4月2日が、今年の昇天祭であった。
復活祭は、イースターとも呼ばれ、欧米ではクリスマスと同様、ちょっとしたイベントで、クリスマスが冬至を祝いこの日から陽が長くなることを喜ぶに対して、イースターは、春分:春の到来を祝うことに由来しているとも考えられているそうだ。
さて、メルクリンでもクリスマスだけでなく、イースターにも記念貨車が2001年・2002年・2003年・2004年に発売されている。
(画像は前列2両目の貨車から右に2001年 S230・2002年 S259・2003年 S290・2004年 S314)
イースターでは、イースター・エッグと云って、卵の殻を装飾したするなどの習慣があり、
また、これをイースター・バニーが運んでくるともされている。
というわけで、メルクリンのイースター貨車も、彩られた卵型のケースやウサギの形(2004年)のケースに入れられている。
以前紹介した、2000/2001のディーラー向け年始年末貨車には、バッハのクリスマス・オラトリオを収録したCDがおまけについていると紹介したが、バッハはクリスマスのほかに、復活祭と昇天祭に向けてもオラトリオを書いている。
鈴木雅明&バッハ・コレギウム・ジャパンの6大宗教曲ボックス
3つのオラトリオとマタイ・ヨハネ受難曲、ミサ曲ロ短調の6曲10枚のセット
茂木大輔の 生で聴く“のだめカンタービレ”の音楽会
今年のゴールデンウィーク。大型連休であった方も多くおられたようだが。
当方は暦どおり+土曜日。
特に遠出はしなかったが、2つのイベント
ひとつめは5月1日、「茂木大輔の 生で聴く“のだめカンタービレ”の音楽会」
数年前新聞で、「のだめカンタービレ」の影響でクラシックブームという記事を読んだのをきっかけに、
ヤフオクで、漫画本全巻を入手したのを手始めに、CDもほとんど借りiPhoneに登録。
正月の映画も観たが、その後この音楽会が開催されるということを知り、発売日にチケット入手。
原作をさほど深く読んでない故、チケット入手時は演目にさほどピンとこなかったが、
≪のだめ世界デビュー!Withミルヒー 完全再現コンサート≫と題され
3月の放映されたアニメでのロンドン公演の再現ということが解り、テンションも↑
場所は、西宮北口 兵庫県立芸術文化センター
駅を降りると、音楽会に向かうらしき人の波。
入場前に外のカフェで液体燃料注入はお約束
新しくて綺麗な会場だ。
3階席だが、最前列で舞台も良く見える。
2人並びの売切間際だっただけに席運は相変わらず良い
1曲目 モーツアルト 歌劇「ドン・ジョバンニ」序曲
2曲目 ショパン ピアノ協奏曲第1番
原作では「ガツン」とありましたが、どちらかといえば、穏やか
ミルヒーの「死ぬかと思った」ばりの展開を期待したがちょっと肩透かし。
なんて、良く解らないのに失礼をば。
おまけに、第1楽章の終わりに、釣られて拍手してしまい
自分のほうが「死ぬかと思った」くらい恥ずかしいf(^^;)
休憩を挟み場内にいると、マルレ・オケのコンマスさんに似た人がいるなぁ
そう、本日のサプライズ コンマスのシモン氏の登場
シモン氏というか、マンフレット・ウダーツ氏は、第1次世界大戦後、板東俘虜収容所でベートーベンの交響曲第9番が日本で初めて演奏された時の模様を映画にした「バルトの楽園」にも出演していたとか。
3曲目はブラームス 交響曲 第4番
のだめのおかげでブラームスに親しめることが出来たのだが、この4番はいままであまりしっくりと耳に残らなかった。しかし生演奏は素晴らしい。また舞台上のスクリーンに投影される解説も、引き込んでくれる。
おかげで、お気に入りの1曲に。
アンコールは、おなじみのベト7
舞台上では、楽団員さんも手拍子を求めます。
場内、手拍子で競演
クラシックコンサートといえば堅苦しいイメージがあるが
指揮者兼司会者の茂木大輔氏のトークもあり、
和やかに楽しめた音楽会だった。
映画のほうも楽しみ。さて、いつ観に行けるかな。
男の隠れ家 5月場所は休場
今回の 男の隠れ家(baden-tani9) GWミーティングは所用により不参加。
仄聞によると、新メンバーを加え、昼夜盛況だったとか。
次回は都合をつけて参加したいと思う。
しかし、GW前の4月24日には番外企画 「京都でカメラとD51」が催された。
第1会場は梅小路蒸気機関車館
大阪からJRを乗り継いで丹波口駅で下車し徒歩で。
途中、史跡案内らしき看板があり、路地を入ると
島原跡であった。
坂本龍馬もこの地を踏んだかと思うと感慨深いものが。
角屋を後に梅小路へ。
正面では、静山さんが、ドイツの戦前のカメラ”Patent Etui”を三脚に据えて準備中。
コンパクトな躯体と蛇腹が特徴的
程なく鈍愚狸さんが、到着。
鈍愚狸さんは、静山さんの「ゼンザブロニカ」を借り受け、中判カメラ体験。
くまどんさんは1本後の新快速で京都入
噂のマジック・パールを試食させていただく。
さて、本日のテーマのひとつは、この中判カメラ体験。
しかしσ(^_^)は、それを横目にデジカメで扇形庫内をブラブラ
8620型蒸気機関車が、SLスチーム号として展示運転中
汽笛・ドラフト音を響かせ動く姿は、スチルでは表せないと、動画モードで撮影
蒸気機関車の動く姿を眺めた後だが、扇形庫で保存されている、機関車も力強さを表現しようと、モノクロモードで切り取ってみる。
いかがでしょう。
第二部は、ジオラマ カフェ&バー 鉄道SL倶楽部 デゴイチ
家庭サービスに帰阪するくまどんさんと別れ車で祇園へ。
ここでコンさんが合流
コンさん自慢のDL4重連がカリフォルニアゼファー号の客車12両を牽引。
プラ客車の1両目が、12両の客車の重みを耐えきれず脱輪しまうことが判明し、補重してリベンジとのこと