男の隠れ家 0922

シルバーウイークは、男の隠れ家で…
世話役の静山さんより、「kashyさん、そろそろプラットホームの作業も」と背中を押され、日程調整。
9月22日に、谷9でミーティング開催という運びに。
静山さんは急用にて来場できなくなり、コンさん、ななつぼし☆さん、Sukeさん、そしてσ(^_^)の4名にての小ミーティング。
前回 寸法取りしたスチレンパネル。4mm厚のため、とりとんさん、もう少し薄くという訳で3mm厚のスチレンパネルを裁断して持参し、ホーム面の塗装を谷9でという次第
そこで用意したのはグレインペイント。地面などの塗装に定評なのだが、アクリル塗料のため、スチレンパネルとの相性が悪く塗料の食い付きが良くない。
また、乾燥に時間がかかるので、重ね塗りも思うようにいかずガタガタ。Zゲージのスケールでこのガタガタの面はないだろうと思うものの時間切れ。
やはり、ここまでは仕上げて持参すべきだったと反省
恒例の蚤の市では、コンさんよりStarlight Express塗装のBR101を譲っていただく。
走りにも定評のBR101。特にStarlight Express塗装は以前から興味があったので、嬉しい限りだ。
コンさん、いつもありがとうございます。m(__)m
作業の合間の縫っての走行会は、Sukeさん持参のRio Grande三重連が長大な貨車を従えて山岳線をスケールスピードで走行。
σ(^_^)は、81080 CIWL列車セットとZJ北斗星を持ち込む。格は違うが、日欧豪華寝台列車の競演を狙ってみた。
Hideway090922a
プルマンカーと北斗星、Starlight Express塗装のBR101

Hideway090922b
SukeさんのRio Grande三重連と今回設置のプラットホーム


また、ななつぼし☆さんのレポートはこちら

ユーロナイト オリエント急行 廃止

定期列車としてのオリエント急行が今年(2009年)12月12日をもって廃止されるそうだ。
時事ドットコム
英インディペンデント誌
廃止されるのはストラスブール~ウィーン間の夜行列車ユーロナイト(EN468/469)。
豪華寝台車も連結されておらず、オーストリア国鉄の1・2等寝台車とクシェットと呼ばれる簡易寝台車(日本のB寝台のカーテンが無いような設備)2両、座席車2両の5両で運行されている。
(ウイーン-カールスーエ間は、ブダペストーフランクフルト間のENと併結)
記事のように、2001年まではパリまで運行されていたが、ストラスブールで打ち切りになったのもTGV東線が開通したことが大きな理由であろう。
Fahrplan
これは、以前に紹介したドイツ国鉄時刻表に掲載されている現行のオリエント急行
私の所有しているZゲージの模型で編成するとこんな感じである。
Oebb EN
もっとも、昔はイスタンブールとパリを結んでいたが、豪華寝台車全てで編成されているわけでなく、数両の寝台車と2等車を含む座席車で構成されていた。
旅行記などを読むと、この車両の落差が面白い。
そして、何日もわたってイスタンブール-パリを直通する乗客は皆無となり、年々運行区間が短くなり、ついに今年で廃止という訳だ。減少し、1962年にはワゴン・リ社の寝台車が外され、普通の国際列車となった。
1977年にはイスタンブール直通が廃止となり、私が訪欧した1986年にはパリ-ブカレスト間で運行されていた。
Thomas Cook Timetable
なお、クルーズトレインとしてのオリエント急行には変わりない模様だ。
日本で一般に周知されているオリエント急行というのは、定期列車のオリエント急行ではなく、クルーズトレインとして、ロンドン-パリ-ベネチアを結んでいる「ベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレス」(VSOE)のことだが、これはいわばカシオペアやトワイライトエクスプレスのようなもの。
VSOE GINORI
これらの食器はVSOEで使用されているジノリ
また、日本を走ったオリエント急行はこれとも異なり、「ノスタルジック・イスタンブール・オリエント・エクスプレス」(NIOE)。
Orient Express 88
NIOE
1986年のトーマスクック時刻表の裏表紙には、運行10周年記念の広告が。
これもVSOEと同様なものだが、運行会社が倒産してしまい、その時のプルマンカー(サロンカー)は今、箱根のラリック美術館で展示されている。
Hakone
このワゴン・リ社の豪華寝台車で編成され来日したオリエント急行は、昨年末Nゲージで発売されている。
KATO OrientExpress8

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男の隠れ家 20090813

男の隠れ家 baden-tani9 今回の集まりは、新潟からヨロレイさんが帰省されるのに合わせて日程決定
コンさん、静山さん、ヨロレイさん、ななつぼし☆さん、とりとんさん、くまどんさん、TOTOさん、まほろさん、kashyの9名が集合
Tani9静山さんは、コンさんのアメリカ型DLの整備
(いつものように職人技です)
ヨロレイさん、ななつぼし☆さんはくまどんさんと共に背後の山の色付け
(和やかなムードで、楽しく作業されておられました)
σ(^_^)は、とりとんさんの助力を得てスチレンボードでプラットホームの型取り
(実質σ(^_^)の初仕事。 とりとんさんが寸法をと言うのを、σ(^_^)が強引に現物合わせ。(^^ゞ)

ミーティング後の会食は、近くの韓八亭
コンさん、静山さん、ヨロレイさん、とりとんさん、TOTOさん、kashyの6名で。
2005年8月に開催された京都での関西おふみ(この時集まった縁がbaden-tani9に繋がっております。)で、ヨロレイさんが、「kashyさんもまず作ってみましょうよ」と肩を押してくれたことがきっかけで作り始めたミニトランクレイアウト。生みの親に初披露。ここまで来るのに4年かかりました(^^ゞ
ミーティング中から各自持参の燃料補給のうえ、この店で韓国焼酎ロックで、酔いは一挙に。
帰りの谷町線で席をズラして空けてくれたお嬢さんに、トランクレイアウトを開けて走らせて披露する始末。
静山さんのピクニックモジュールatサンダーバード以上の快挙?かも。
Briefcaseさて、ミニトランクレイアウトですが、とりとんさん邸訪問の帰途購入したLEDモジュールを組み込み夜景モードも。
建物の光漏れ防止の型紙の効果が大きすぎて照明の効果が減じているのがネック。カーテン部分を一部切り取り、対応しようと思う。

Leseyziesそれと、前回からの変更部分は、駅前ターミナルへの導入路中央の花壇。
これは、家人の旅行中の写メがヒント

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家人のメモリーカードより

前に母のアルバムよりと題して記事を投稿したが、先日来記事にしてきた家人の旅行のメモリースティックからのスナップを紹介しよう。
同職の女性のK先輩と二人、
大阪から新幹線で東京、NEXで成田 夜の便でパリ経由で翌朝ボルドーへ。
パリからTGVで合流するY先輩夫妻を待つ間、ボルドー駅でのスナップ。
Bordeaux_trum
駅前で路面電車に思わずカメラを向けたのこと。

Bordeaux_tgv
Y夫妻を待つプラットホームでのスナップ

その後、アキテーヌ地方、ミディ・ピレネー地方を巡りアビニヨンでY夫妻と別れる。
Avignon_tgv
アビニヨンからTGVでドゴール空港を向かうのだが、寸暇を惜しんで携帯でのスナップ。

元画像より、トリミング・傾補正・色補正を私が加えたが、タイミングや構図はなかなかと思うのは身贔屓だろうか。
私の鉄分が伝染し、しばし鉄子の旅を味わってきたようだ。

フランス オンライン地図と時刻表

さて、家人のフランス旅行にあたっては、ネット上の情報も十分に役立った。
というよりもネット上いや居ながらにしてほとんどの情報が入手できた。
航空券の手配が実際には旅行代理店のお世話になったとしても、
スケジュール・空席・運賃・シートマッピングを調べることが出来、
望めばチェックインも可能であったろう。
鉄道の時刻に関しても、トーマスクックの時刻表の夏ダイヤ版の発売が6月まで待たされたこともあり、ほとんどネット上で情報収集。
SNCFただし、本家フランス国鉄(SNCF)のサイトは、日本の鉄道会社のサイトを使いなれている身にはどうも使い勝手が悪い。
右下のほうに時刻表検索窓があるのだが、うっかり見落としそうだ。
また、エール・フランスのサイトでの検索もそうであったがすこぶる重たい。

検索結果は次のサイトに移動して表示される。
Voyages-sncfVoyages-sncf.com(フランス語)

TGV Europe言語を切り替えると、TGV Europre.comのサイトに移動する。

路線図のほうは、SNCFのサイトの[Vie pratique] [Ou aller en train?] からPDF版の路線図はダウンロードできるのだが、かなり大まかな地図だ。
また、地図や沿線情報の収集も
TGVTGV

TERTER

という具合に列車種別毎にサイトが分かれているためであろうか見通しが悪い。
ただし、TER(ローカル列車)のサイトは、地域毎の路線図・時刻表がPDFファイルでアップロードされているので、現地でのスケジュールを検討するのには役立った。
Ohshu Expressという訳で、都市間の時刻表検索は、日本語で、地図で都市を選択できる
欧州エキスプレス
[オンライン鉄道チケット予約]のページで検索。
このサイトも検索は、SNCFのサイトにリダイレクトしているようだが。

Eurail Passes夏ダイヤの時刻表を調べることができないかと探していたところ、偶然見つけたのが
The Eurail Passesのサイト
Home [Planning] [Train Travel] [Timetables] [Printed timetables] に航空会社の時刻表のような、出発地と目的地が掲載された時刻表がPDFで。
Home [Planning] [Train Travel] [Railway Map] [Eurail Pass – Railway Map] にはヨーロッパ全域の鉄道路線図が1枚ものだがPDFで。

また、地図と鉄道のブログによると、
Cartes ferroviaires (Railway Maps)が個人のサイトだがかなり力作と紹介されている。
パリの駅の詳細図というのは、ネットや書籍で十分に見ることができるが、ボルドーやアビニヨンといった地方都市はそうは行かない。
RailteamHigh speed train network Europe
というサイトで、ボルドーとドゴール空港駅の構内図をようやく見つけた。
[Site Map][Station Maps]
Bonjour la FranceBonjour la france/
というサイトでは構内図とまでは行かないが、駅周辺の詳細図が数都市掲載されており、ダイヤは古いが時刻表も掲載されている。
[Train Travel] [Train Stations]
Viamichelin今回の旅行は、現地ではレンタカー利用なのだが、
ミシュランのViaMichelinではオンラインでルート検索やホテル検索ができる。
都市名や郵便番号、ホテル名などを出発地・経由地・目的地と入力すると、ルートマップと行程表が表示され、行程表のオプションで、交差点の詳細図も表示させることができる。
このルートマップを全て印刷して持参するのは家人には詳し過ぎるので、Googleマップのマイマップの機能を利用して、目的地・経由地等だけを検索して印刷したうえ、ルートは手書きした。
大まかなルートが把握にはこの地図で十分であったそうだ。

地図・時刻表関連ではないがいくつかのサイトを紹介しよう。
france-tourisme.netフランス・ツーリズム旅行情報局
は、口コミ情報が昔の「地球の歩き方」感覚で掲載されているのが興味深かった。

Viewsurf.comViewsurf.com – Webcam plage
では、WEBカメラでパリ・ボルドー等の街の様子をリアルタイムで眺めることが出来た。

TGVwebTGVweb
では、TGVのペーパークラフトがダウンロード出来るので、盆休みにでも組み立ててみようと思う。

しかし、20数年前の私の訪欧時と比べて何につけても隔世の感がする。
時刻表の検索
地図の検索
列車やホテルの予約
ホテルのデポジットにクレジットカードの番号をエアメールで送ったなんていうのは昔物語りであろうか。