昨年秋に市長が替わってどうなることかと思っていたが、大フィル以外にも間口を拡げて開催された今年の大阪クラシック
初日のオープニング公演ではちょっとハプニングもあったようですが。
2年ぶりのシンフォニーホール
役員と務める社団の総会を控え会議出張と重ならないかとと心配したが、出張前日に、良いプログラムが開催された。
「究極(9曲)のベートーヴェン!!」
ベートーヴェンの交響曲の1番から9番のそれぞれの第1楽章を一挙に演奏するという豪華なプログラム
まずは、1番から5番までを一挙に演奏。指揮はもちろん、大植英次
この人の指揮は動くは動くは大きく動く。ConductorというよりまさにPerformer
1番2番と馴染みの薄い曲から、3番「英雄」5番「運命」と徐々に盛り上がって前半終了
というところだが、休憩時間は大植さんのトークタイム。
これが聞きたくてという人も多いようだが、この人の話は聞き取りづらい。
何を話しているのか解らないところがあるのだけれど何故か面白い。
後半は6番「田園」から。7番はまさに爆演。
最後は第9。賑やかだけど物悲しい曲。今日のコンサートもこれでおしまいという気分と、9曲聴き終えたという達成感。
大植さんが、指揮棒と止めると万雷の拍手。
すると舞台に大太鼓やトライアングル、トロンボーンなどが登場し、第4楽章の最後の部分をアンコール演奏
あまりにも短くて???と気付くと演奏が止み、再び万雷の拍手。
客席はスタンディングオベーションで拍手を送り、大植さんは何度もカーテンコールに応えてくれた。
パンフレットには1時間の公演と記載されていたが、時間も中身もいっぱいの演奏会だった。
大フィルのブログに当日の画像が掲載されているのリンクを紹介しておこう。