1960年製のイタリアの特急電車 ETR252形が、5月22日に運行されるとの記事が、Facebookのタイムラインに流れてきました。
ETR 250はヨーロッパ国際特急(Trans Europ Express)セッテベッロ(ETR 300)の短編成型で、セッテベロの7両編成に対して4両編成となっており、アルレッキーノ(Arlecchino)の愛称で呼ばれ、1960年から1986年にかけて定期列車で運行されていました。
ETR300/250は、運転台を先頭車の2階に設け、1階には、展望室を設けており、名古屋鉄道7000系「パノラマカー」(1961年)や小田急3100形「NSE」(1963年)に影響を与えました。
ETR252は、イタリア鉄道に関する歴史的遺産を管理する財団 イタリアFS財団の手により修復が完了し、昨年秋、運行が開始されました。
鉄道ファン2022年2月号に、ETR252の復活の記事が掲載されています。
ZゲージのETR300/ETR250は、Atlas MnitrainのETR300/SettebelloをZショーティのシャーシを用いて走行化改造を行いました。
往年の名列車の動画を楽しみ、また、模型でも楽しめる。鉄道趣味の良いところです。