復活祭・昇天祭

この前の日曜日は、キリスト教の昇天祭だったそうだ。
昇天祭とは、処刑されたイエス・キリストが復活した後、天に召されたことを記念するキリスト教の祭日で、復活祭の39日後をいうのだが、その直後の日曜日というわけで、2010年5月16日が、今年の昇天祭であった。
復活祭は、そのキリストが復活したことを記念するキリスト教の祭日で、春分の日の後の最初の満月の日の次の日曜日で、2010年4月2日が、今年の昇天祭であった。
復活祭は、イースターとも呼ばれ、欧米ではクリスマスと同様、ちょっとしたイベントで、クリスマスが冬至を祝いこの日から陽が長くなることを喜ぶに対して、イースターは、春分:春の到来を祝うことに由来しているとも考えられているそうだ。
Marklin
さて、メルクリンでもクリスマスだけでなく、イースターにも記念貨車が2001年・2002年・2003年・2004年に発売されている。
(画像は前列2両目の貨車から右に2001年 S230・2002年 S259・2003年 S290・2004年 S314)
イースターでは、イースター・エッグと云って、卵の殻を装飾したするなどの習慣があり、
また、これをイースター・バニーが運んでくるともされている。
というわけで、メルクリンのイースター貨車も、彩られた卵型のケースやウサギの形(2004年)のケースに入れられている。

以前紹介した、2000/2001のディーラー向け年始年末貨車には、バッハのクリスマス・オラトリオを収録したCDがおまけについていると紹介したが、バッハはクリスマスのほかに、復活祭と昇天祭に向けてもオラトリオを書いている。
Bach
鈴木雅明&バッハ・コレギウム・ジャパンの6大宗教曲ボックス
3つのオラトリオとマタイ・ヨハネ受難曲、ミサ曲ロ短調の6曲10枚のセット


茂木大輔の 生で聴く“のだめカンタービレ”の音楽会

今年のゴールデンウィーク。大型連休であった方も多くおられたようだが。
当方は暦どおり+土曜日。
特に遠出はしなかったが、2つのイベント
ひとつめは5月1日、「茂木大輔の 生で聴く“のだめカンタービレ”の音楽会」
茂木大輔の 生で聴く“のだめカンタービレ”の音楽会
数年前新聞で、「のだめカンタービレ」の影響でクラシックブームという記事を読んだのをきっかけに、
ヤフオクで、漫画本全巻を入手したのを手始めに、CDもほとんど借りiPhoneに登録。
正月の映画も観たが、その後この音楽会が開催されるということを知り、発売日にチケット入手。
原作をさほど深く読んでない故、チケット入手時は演目にさほどピンとこなかったが、
≪のだめ世界デビュー!Withミルヒー 完全再現コンサート≫と題され
3月の放映されたアニメでのロンドン公演の再現ということが解り、テンションも↑

場所は、西宮北口 兵庫県立芸術文化センター
駅を降りると、音楽会に向かうらしき人の波。
入場前に外のカフェで液体燃料注入はお約束
新しくて綺麗な会場だ。
3階席だが、最前列で舞台も良く見える。
2人並びの売切間際だっただけに席運は相変わらず良い
1曲目 モーツアルト 歌劇「ドン・ジョバンニ」序曲
2曲目 ショパン ピアノ協奏曲第1番
原作では「ガツン」とありましたが、どちらかといえば、穏やか
ミルヒーの「死ぬかと思った」ばりの展開を期待したがちょっと肩透かし。
なんて、良く解らないのに失礼をば。
おまけに、第1楽章の終わりに、釣られて拍手してしまい
自分のほうが「死ぬかと思った」くらい恥ずかしいf(^^;)
休憩を挟み場内にいると、マルレ・オケのコンマスさんに似た人がいるなぁ
そう、本日のサプライズ コンマスのシモン氏の登場
シモン氏というか、マンフレット・ウダーツ氏は、第1次世界大戦後、板東俘虜収容所でベートーベンの交響曲第9番が日本で初めて演奏された時の模様を映画にした「バルトの楽園」にも出演していたとか。
3曲目はブラームス 交響曲 第4番
のだめのおかげでブラームスに親しめることが出来たのだが、この4番はいままであまりしっくりと耳に残らなかった。しかし生演奏は素晴らしい。また舞台上のスクリーンに投影される解説も、引き込んでくれる。
おかげで、お気に入りの1曲に。
アンコールは、おなじみのベト7
舞台上では、楽団員さんも手拍子を求めます。
場内、手拍子で競演
クラシックコンサートといえば堅苦しいイメージがあるが
指揮者兼司会者の茂木大輔氏のトークもあり、
和やかに楽しめた音楽会だった。
映画のほうも楽しみ。さて、いつ観に行けるかな。

男の隠れ家 5月場所は休場

今回の 男の隠れ家(baden-tani9) GWミーティングは所用により不参加。
仄聞によると、新メンバーを加え、昼夜盛況だったとか。
次回は都合をつけて参加したいと思う。
しかし、GW前の4月24日には番外企画 「京都でカメラとD51」が催された。
角屋
第1会場は梅小路蒸気機関車館
大阪からJRを乗り継いで丹波口駅で下車し徒歩で。
途中、史跡案内らしき看板があり、路地を入ると
島原跡であった。
坂本龍馬もこの地を踏んだかと思うと感慨深いものが。

角屋を後に梅小路へ。
正面では、静山さんが、ドイツの戦前のカメラ”Patent Etui”を三脚に据えて準備中。
コンパクトな躯体と蛇腹が特徴的
程なく鈍愚狸さんが、到着。
鈍愚狸さんは、静山さんの「ゼンザブロニカ」を借り受け、中判カメラ体験。
くまどんさんは1本後の新快速で京都入
噂のマジック・パールを試食させていただく。
さて、本日のテーマのひとつは、この中判カメラ体験。
しかしσ(^_^)は、それを横目にデジカメで扇形庫内をブラブラ
8620型蒸気機関車が、SLスチーム号として展示運転中
汽笛・ドラフト音を響かせ動く姿は、スチルでは表せないと、動画モードで撮影

だが、石炭の匂いまでは記録することが出来ない。
展示走行の後、転写台で一度給炭線で給炭し、再度転車台で方向転換して扇形庫に入庫
C551
蒸気機関車の動く姿を眺めた後だが、扇形庫で保存されている、機関車も力強さを表現しようと、モノクロモードで切り取ってみる。
いかがでしょう。

第二部は、ジオラマ カフェ&バー 鉄道SL倶楽部 デゴイチ
家庭サービスに帰阪するくまどんさんと別れ車で祇園へ。
σ(^_^)は2回目の訪問。前回とは反対側のコーナー。
ここでコンさんが合流
コンさん自慢のDL4重連がカリフォルニアゼファー号の客車12両を牽引。
プラ客車の1両目が、12両の客車の重みを耐えきれず脱輪しまうことが判明し、補重してリベンジとのこと

ドイツ国鉄時刻表 1986夏

雨の中、ドイツより航空郵便が届く。
アイスランド火山の噴火の影響もほぼ静まったようで、5月3日の消印で、4日間に到着
Kursbuch1


eBayに出品されていたもので、発送はドイツ国内のみと記載されていたが、1986年に訪独した旨を伝え応札し、無事落札
Kursbuch2
少々使い古されているが、フランクフルト駅で旅程を組むため繰った事を思い起こさせる。
付録には、路線図に、編成案内、臨時列車の時刻表に、InterCityの連絡早見表、しおり。


Kursbuch3


Kursbuch4
早速、訪独時のFrankfurtからOberweselまで乗車して列車を探す。


Kursbuch5
Oberweslでは、AmsterdamからのRheingoldを迎え撃った訳だが、後続の列車も
IC503 Roland
IC625 Bachus
IC7 Lotschberg
IC505 Senator
IC25 Erasmus
IC Wettwrsten
と1時間余りの間にこれだけの列車が通り過ぎたようだ。
今から思えば、撮影した写真と列車名を控えておけばよいようなものの後の祭り


Thomas Cookの時刻表とともに、グラスを傾けつつ眺め、しばし思い出にひたろう。

まほろば

東大寺法華堂が修復のため、本尊の不空羂索観音像や日光・月光観音菩薩像はじめ、16体の仏像を堂内で拝むことは出来るのは今春限りという新聞記事を先月末に読み、この3連休はぜひ奈良へ行こうと計画。
22日 近鉄難波駅で阪神三宮からの直通列車に乗り込み奈良に向かう。
興福寺国宝館東大寺に向かう前にまず、興福寺国宝館へ。
最近話題の阿修羅像とご対面。
ウーン、少年の顔ですな。女性に人気のはずだ。
この日も阿修羅像の前には列が。
σ(^_^)としては龍燈鬼・天燈鬼の二対の愛嬌ある鬼が気に入ったが。

興福寺を出て遅いお昼をとったが、下調べしなかったので途中の店に飛び込む。
感想は書くまい。
気を取り直して東大寺へ。
南大門から大仏殿にかけての参道は人だかり。
しかし、二月堂への道に入ると人影が少なくなり静かなものだ。
三月堂
三月堂は、そこそこの人が入っているが静かなものだ。
不空羂索観音像の前で、皆佇んでいる。
正面が空くのを待って、じっくりと拝ませていただく。
「不空羂索観音」とは何やねんと皆さん拝んでおられたようだが、σ(^_^)はさっぱり解らなかった。

続いて二月堂へ。
二月堂
ここから、大仏殿の裏手を抜けて戒壇堂への途はお気に入りのコース。
桜には一週間早かったようだが、春の柔らかな陽光が暖かく差し込む中
下界に降りてきた。