昨年秋に市長が替わってどうなることかと思っていたが、大フィル以外にも間口を拡げて開催された今年の大阪クラシック
初日のオープニング公演ではちょっとハプニングもあったようですが。
2年ぶりのシンフォニーホール
役員と務める社団の総会を控え会議出張と重ならないかとと心配したが、出張前日に、良いプログラムが開催された。
「究極(9曲)のベートーヴェン!!」
ベートーヴェンの交響曲の1番から9番のそれぞれの第1楽章を一挙に演奏するという豪華なプログラム
まずは、1番から5番までを一挙に演奏。指揮はもちろん、大植英次
この人の指揮は動くは動くは大きく動く。ConductorというよりまさにPerformer
1番2番と馴染みの薄い曲から、3番「英雄」5番「運命」と徐々に盛り上がって前半終了
というところだが、休憩時間は大植さんのトークタイム。
これが聞きたくてという人も多いようだが、この人の話は聞き取りづらい。
何を話しているのか解らないところがあるのだけれど何故か面白い。
後半は6番「田園」から。7番はまさに爆演。
最後は第9。賑やかだけど物悲しい曲。今日のコンサートもこれでおしまいという気分と、9曲聴き終えたという達成感。
大植さんが、指揮棒と止めると万雷の拍手。
すると舞台に大太鼓やトライアングル、トロンボーンなどが登場し、第4楽章の最後の部分をアンコール演奏
あまりにも短くて???と気付くと演奏が止み、再び万雷の拍手。
客席はスタンディングオベーションで拍手を送り、大植さんは何度もカーテンコールに応えてくれた。
パンフレットには1時間の公演と記載されていたが、時間も中身もいっぱいの演奏会だった。
大フィルのブログに当日の画像が掲載されているのリンクを紹介しておこう。
新垣隆/佐村河内守 交響曲第1番≪HIROSHIMA≫
今日は原爆忌
原子爆弾の犠牲になられた方のご冥福をお祈りいたします。
今年ほど、この日について考えさせられる年はないのではないだろうか。
原子力は「第二のプロメテウスの火」と喩えられることもあるが、この度の東日本大震災による福島原発の事故は、これを収束することが出来るか否かにより、このプロメテウスからの創造物として受入られるか否かに繋がる課題として、我々日本人だけでなく全世界の試練といえよう。
さて、今年話題のディスクの一枚、佐村河内守氏の交響曲第1番≪HIROSHIMA≫
氏が被爆二世・全聾の作曲家という衝撃的な報道を目にする余り、これまで避けてきたが、この日に合わせた訳ではないが、買い求めてみた。
【送料無料】佐村河内 守 / 交響曲第1番『HIROSHIMA』 大友直人&東京交響楽団 【CD】 バイロイト音楽祭今年も7月25日からバイロイト音楽祭が始まった。 バイロイト音楽祭というと、学生時代、NHK-FMが年末恒例番組として放映されていたのを2時間テープ何本も買い込みエアチェックしていたこともあるが、恥ずかしながら冬に開催されるものだと思っていた。 KARAJAN 60先週の土曜日、7月16日はカラヤンの命日だった。
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