1972年のニュルンベルク トイメッセで、ドイツのメルクリン社が、220分の1・6.5mmゲージの鉄道模型「メルクリン ミニクラブ」を発表して、今年で50周年を迎えました。
今年2月のメルクリンの新製品の発表では、50周年記念として、記念誌の発刊や記念モデルが発表となりました。
Jubiläumsbuch 50 Jahre Mini-Club – Alles über die Spur Z
Marklin 88772
V36 108 ニュルンベルクの DB Museum 保存機関車
木箱入り499台の限定品#Zゲージ #spur #zscale #marklin #marklinz pic.twitter.com/puYQzPOixU— kashy (@ka_shy) August 2, 2022
当初発売は6月を予定しておりましたが、少し遅れて7月中旬の発売となり、私のもとには、他のZゲージ車両とともに、8月初旬に到着しました。
さて、50周年記念誌は、A5版162ページのハードカバーで、章立ては、
・歴史
・魅惑のレイアウト
・導入と運転
といった内容で、その間にZゲージモデラ―からの祝辞が掲載されております。
歴史の章では、メルクリンのカタログ等からの写真を交え、BR89型蒸気機関車の小さなこと。BR003型蒸気機関車の精密なことに触れ、大人の模型とアピールしています。
50年にわたるメルクリンZゲージの中で、それぞれの年のトピックとなる製品や、ドイツ国外向けの製品のハイライトとともに、インサイダークラブ会員向けの特別製品と贈答貨車の一覧も掲載されております。
魅惑のレイアウトの章では、数多くのレイアウトが掲載されており、NゲージやHOゲージと比べても遜色のない精巧な出来で楽しませてくれます。
導入と運転の章では、上の画像のように、複雑な配線の解説やメンテナンス、3D画像を交えた15件のレイアウトプラン、サードパーティを含むストラクチャーの紹介などが掲載されています。
祝辞の中には、Osaka Z Day 2018にゲスト参加された、Raffele Picollo氏も寄せられています。
といった、盛り沢山の内容なのですが、残念なのは表紙の紙質があまり良くなく、届いた折には折レが生じていたことと、アメリカのショップでの予約時には、英語版の発売もありそうではありましたが、中止になったことです。
ドイツ語にしろ英語にしろ外国語は苦手ですので、スマートフォンのGoogle レンズで、翻訳しながら、画像中心で楽しんおります。
メルクリン公式サイトのメルクリン ミニクラブ50周年記念ページのドイツ語ページ
https://www.maerklin.de/de/lp/50jahrez
では、50周年記念本掲載のレイアウトプラン集がダウンロードできます。
メニュータブのGleispläneをクリックすると、
Ergänzungsmaterial zum Kapitel “Gleispläne”
という段落にジャンプしますので、こちらからダウンロードしてみてください。