JR各社は、毎年3月中旬にダイヤ改正を実施してきましたが、私は、その頃 確定申告が佳境を迎えておりますので、廃止される列車や新設の列車を追いかけることが出来ません。
今年のダイヤ改正改正で、東海道本線の特急「踊り子」号に使用されていた185系電車が、定期列車の運用から離脱するということで、この一月ほど、SNSのタイムラインでも賑わっておりました。
185系電車は、私の学生時代に運行を開始しましたので実に40年近く活躍してきました。古いアルバムを探してみましたが、東海道本線には、あまり撮影に出かけたこともありませんでしたので、駅のプラットホームから撮ったスナップが数枚見つかっただけでした。
しかし、東海道本線だけでなく、高崎線・上越線等でも運行しておりましたので、バラエティに富んだ写真を紹介いたしましょう。
1981年5月、185系電車電車が運用を開始して間もなくのGW、大学の写真部の春合宿の帰途、熱海発東京行きの普通電車のスナップです。
1982年11月の上越新幹線の開業を控え、上越特急・上越夜行の姿を収めるため、写真部の後輩たちと高崎線 神保原ー新町間で撮影した一コマです。
東北新幹線・上越新幹線の1982年開業時は、上野ー大宮間は、工事の遅延のため、185系電車による新幹線リレー号で結んでいました。
1983年2月 上野駅でのスナップです。
1983年8月 4年間住んだ東京から帰阪する前に、上野口の特急列車を上野駅で撮りまくった折の一コマです。
ヘッドマークが絵入りになっております。
1985年3月の東北新幹線・上越新幹線の上野延伸に伴い、新幹線リレー号に使用されていた185系電車は、田町電車区に転属し、東京と伊豆方面を結ぶ特急「踊り子」号は全列車185系で運用されるようになりましたが、その直前1985年1月 東京駅でのスナップです。
その後、東京出張の度など、185系電車も見かけておりますが、フィルム/メモリーに収めておりませんので、185系電車については、ここまでです。
さて、大阪・京都と関西空港を結ぶ特急「はるか」は、インバウンド需要の増加に対応するため、6両編成から9両編成への増結用として、新系列の271系電車が2020年3月より運行されました。
しかし、新型コロナウイルス感染症の影響による乗客減により、「はるか」は6両編成となり、また減便され、増備された271系電車は、鳳電車区や日根野電車区に疎開留置されることとなりました。
今回のダイヤ改正により、9両編成は復活し、運行本数も復しましたので、この光景ももう見ることはできなくなったことでしょう。