金正恩 北朝鮮総書記のロシア訪問

先月の中旬、Twitterのタイムラインに、金正恩 北朝鮮総書記が列車で、ロシアを訪問したとの記事が流れてきました。

バイデン大統領、岸田首相のキーウ訪問に続く、海外鉄道クラスタのビッグニュースです。

早速、Twitterや、YouTube等のSNSを検索に費やしたところ、続々と映像を見つけることができました。
記録という点でもいくつかの映像を紹介しましょう。

ロシア鉄道2TE25K形ディーゼル機関車が重連で、緑色の専用列車を牽く姿は見応えがあります。


© Трансмашхолдинг

鉄道模型的には、この機関車にトワイライトエクスプレスの客車を牽かせてみたいところです。

朝鮮民主主義人民共和国最高指導者専用列車
© Maxx Borisoff 

金総書記は2019年と2021年もロシアを訪問しており、SNSでは、特別列車に連結されていた電源車にも注目を浴びておりました。

2019年4月に金正恩朝鮮労働党委員長(当時)がロシアを訪問したニュース動画です。
その時のニュース動画ですが、当時のウラジオストク駅を行き交う車両が映っています。
2021年10月に金総書記がロシアを訪問したニュース動画です。
2011年10月に北朝鮮とロシアを結ぶ鉄道が開通したニュースです。

北朝鮮の平壌から羅津を経て、豆満江を渡りハサンからロシアのバラノフスキー・ハサン鉄道を経由してウラジオストク


© Voland77 

金委員長は、2018年3月に北京を列車で訪問しました。
この時、北朝鮮の朝鮮中央テレビは、金委員長が訪中に使った特別列車の内部の様子を公開しました。
2019年2月、金委員長は、トランプ アメリカ大統領を会談するため、特別列車でベトナムを訪問しました。
特別列車は、中国国鉄東風4D型ディーゼル機関車に牽かれ、中越国境のベトナム ドンダン駅に到着しました。

Sommer-Neuheiten 2023

メルクリン社から夏の限定品 Sommer-Neuheiten 2023 が5月11日に発表になっておりましたが、記事の投稿が出来ておりませんでしたので、Herbst-Neuheiten 2023と前後しますが、遅まきながら紹介しましょう。

新製品のプロモーションビデオがYoutubeで公開されており、12:40からがZゲージについての映像です。

Zゲージの新製品は

80833 Marklin Magazin Z Gauge Annual Car for 2023
81528 DB Network Train Set with Class 120 Electric Locomotive
81771 Train Set with a Railbouw Leerdam V 36
82310 Acid Car in Real Bronze
88355 Class E 41 Electric Locomotive
88625 American E8A Diesel Electric Locomotive
88847 Class 50 Steam Locomotive

の7種類

今年もブロンズ製貨車が発表となりましたが、他には目新しさは感じません。
メルクリンのサイトの納期一覧(Lieferterminlisten)では、そろそろ発売になるようです。。

英語版カタログはこちらから、ダウンロードできます。
https://streaming.maerklin.de/public-media/m/sn523/maerklin/EN_mae_sonh2023.pdf

近畿の車窓から

 
 
 
 
 
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ホテル阪急インターナショナルにおいて、4月のある日、とある団体の研修会後の懇親会の企画の中で、近畿地方の日本酒を提供するにあたり「近畿の車窓から」と題して、車窓の動画を流すこととなりました。
そこで、私の撮影した車窓動画を中心に、後輩がBGMを交えて編集し、当日は解説を交えてBGVとして流しました。
当日の動画は、楽曲の権利関係で公開は出来ませんが、Instagramのリール機能により動画を再編集いたしました。ぜひご覧ください。
♪世界の車窓から

 
 
 
 
 
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阪急電鉄大阪梅田駅からは、神戸三宮駅、宝塚駅、京都河原町駅に向かって、毎時0(ゼロ)分には特急・急行電車が同時に出発します。
そして、淀川を渡り十三駅で、神戸線、宝塚線、京都線の3方向に分かれていきます。
♪三都物語
🍶秋鹿 生もと特別醸造品 GOLDENCOMBI:大阪府 秋鹿酒造

 
 
 
 
 
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明石海峡大橋は、高度急成長期には新幹線を走らせる構想がありましたが、残念ながら石油ショックにより幻に終わってしまいました。
今回は、明石海峡大橋を渡る車窓を新幹線の車窓と見立て、大阪湾を船舶が行き交う風景をご覧ください。
♪TSUNAMI
🍶福寿 純米吟醸 量り売り:兵庫県 神戸酒心館

 
 
 
 
 
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京都の丑寅(北東)の方角にある貴船神社(きふねじんじゃ)は、鬼にまつわる伝説がいくつかあります。
出町柳駅から貴船神社への入口である貴船口(きぶねぐち)駅を経て鞍馬駅に至る叡山電鉄には、市原駅と二ノ瀬駅の間に「もみじのトンネル」と呼んでいる場所があります。
「もみじのトンネル」は電車の車窓からでないと見ることが出来ません。展望列車「きらら」の先頭からの風景をお楽しみください。
♪炎
🍶澤屋まつもと 守破離 山田錦:京都府 松本酒造

 
 
 
 
 
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JR東海が所有する東海道新幹線では、TOKIOの「AMBITIOUS JAPAN!」が車内チャイムとして使用されております。
20年間使用された車内チャイムもまもなく変更されるとのことです。
近畿の車窓ではありませんが、富士山を望み走る東海道新幹線の車窓をご覧いただきながら「AMBITIOUS JAPAN!」をお聴きください。
♪AMBITIOUS JAPAN!
🍶松の司 純米大吟醸 黒ラベル:滋賀県 松瀬酒造

 
 
 
 
 
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大阪上本町駅を出発した特急「伊勢志摩ライナー」は、最初のトンネル「新玉手山トンネル」を抜けますと奈良県に入ります。
奈良県最初の停車駅、大和八木駅は京都駅から橿原神宮前駅を結ぶ近鉄橿原線と十字に交差する交通の要所となっており、京都から伊勢志摩・名古屋に向かう近鉄特急が、方向を変えて左手から合流します。
♪遠くへ行きたい
🍶風の森 ALPHA 2:奈良県 油長酒造

 
 
 
 
 
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桂川、宇治川、木津川の三つ川は、大阪府と京都府の境界付近で合流し、名も淀川と改めます。
近畿地方を大雪が襲った翌朝、大阪から京都に向かう京阪特急は、安全を確認しつつ、ゆっくりと進行していきました。
♪雪の華
🍶作 純米大吟醸 新酒 火入:三重県 清水清三郎商店

 
 
 
 
 
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京都・大阪と和歌山県の白浜・新宮を結ぶ特急「くろしお」号の中で先頭車両がパノラマ展望車となっている283系「オーシャンアロー」型を使用している列車があります。
和歌山県日高郡の切目駅から岩代駅の区間では海岸線が線路際まで迫っています。雄大な太平洋を望む車窓風景をお楽しみください。
♪いい日旅立ち
🍶黒牛 純米大吟醸:和歌山県 名手酒造店

 
 
 
 
 
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 桂川、宇治川、木津川が合流するエリアの宇治川と木津川を隔てる堤防は、背割堤と呼ばれ、200本以上の桜が植えられており、春には多くの花見客で賑わいます。
♪さくら(独唱)
🍶龍神丸 大吟醸 袋吊るし:和歌山県 高垣酒造

 
 
 
 
 
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鉄道唱歌のチャイムとともに、大阪駅に到着しました。
♪鉄道唱歌

大阪国税局ホームページでは、関西2府4県にある見学可能な酒蔵や資料館等を掲載した、関西2府4県「酒蔵ガイドマップ」を公開しています。
「酒蔵ガイドマップ」を片手に、酒蔵めぐりの旅に出かけたいものです。

ロクハンの新製品

ロクハンのTwitter公式アカウントで、3/18~4/2に壬生町おもちゃ博物館で3月18日から開催される鉄道模型展において新製品を発表するアナウンスがありました。予告の中では新製品の画像がモザイクを施した状態でしたが、想像を掻き立てられる思いで発表の待ち遠しい数日間でした。

予告の中で左から最初のモザイク画像では、青と白のツートンカラーで先頭が丸くなっておりましたので、0系新幹線ではと予想していたところ、見事的中しました。

3枚目のモザイク画像も、青と白のツートンカラーで機関車が客車を牽いているように見えましたので、EF58型電気機関車のバリエーションの中で一般色と予想していたところ、的中いたしましたが、宮原区の茶色のEF58-150も同時発表とは予想外でした。

2枚目のモザイク画像ですが、こちらも青と白のツートンカラーですので、まさかのE7/W7新幹線かなとも思いましたが、青色の色合いが違うように感じました。103系のカラーバリエーションが2種です。

Zショーティーのカラーバリエーションです。パネルにはキハ40の表示があるので、そのバリエーションかと思っておりましたが、キハ58系のカラーバリエーションです。

昨年5月に製品化決定がアナウンスされたET491(ET91)ガラス電車のほうは、まだパネル展示のままのようです。発売まではもう少し時が必要でしょうか。

0系新幹線については、Zゲージでは次のものが製品化されております。

2010年10月に、 Platz(プラッツ)/F-TOYS(エフトイズ)から食玩として発売された、「新幹線0系 栄光のラストラン Zゲージ 鉄道全集Vol.1」では、小窓の0系新幹線のなかで山陽新幹線で2008年に営業運転を終たR68編成が製品化されています。

また、2011年5月に、 Platz(プラッツ)/F-TOYS(エフトイズ)から食玩として発売された、「新新幹線0系 フレッシュグリーン Zゲージ 鉄道全集 vol.2」では、Vol.1ので製品化されたR68編成のフレッシュグリーン塗装時代が製品化されています。

2015年9月にデアゴスティーニから発刊されたパートワーク雑誌「週刊 昭和にっぽん 鉄道ジオラマ」では、0系新幹線の先頭車両と中間車両がロクハンにより製品化されております。
しかしながら、0系新幹線は、奇数号車と偶数号車では、ドアの位置やパンタグラフの有無など様々な違いがありますので、この2車種では中間車を増やしても編成を組むことができないため、中途半端なものでした。

今回、ロクハンよりフル編成が発売されるのですが、25m×16両÷220=1.818mもの長さの模型を走らせるスペースに悩むことになるかもしれませんが、発売が待ち遠しいところです。

岸田首相のキーウ訪問

3月21日午前、ワールド・ベースボール・クラシック準決勝の放送中、「岸田総理がウクライナを電撃訪問」のテロップが速報で流れたとのこと。タイミングは村上宗隆選手が9回裏に逆転サヨナラタイムリーヒットを打って勝利するまさに直前だったとのこと。

生憎、その場面は外出中のため、視ることは出来ませんでしたが、このタイミングでのテロップの打ち方にSNS界隈では盛り上がったそうです。

本題はそこではなく、今回も、鉄ちゃん的視点から、岸田首相の利用した特別列車についての情報を収集できた範囲で記事をまとめました。

バイデン米大統領の時と同じく、ポーランドのプシェムィシル(Przemyśl)から列車に乗り込みました。

Googoleマップの表示では、バスのルートが表示されていますが、「その他のオプション」をクリックすると、鉄道のルートも表示されます。


NHK WORLD-JAPAN(@NHKWORLDJAPAN)より
岸田首相のキーウ訪問について、NHK WORLD-JAPANのYouTubeチャンネルで公開されております。当ブログへの埋め込みが認められておりませんので、上の画像をクリックした後、「YouTube で見る」のリンクから直接YouTubeからご覧ください。
1分25秒頃にЧС4(ChS4)-039電気機関車に牽かれた特別列車がキーウ駅に進入する模様が流れます。

キーウ駅では、ウクライナ外務省のジェパル第一次官が出迎えました。

ジェパル第一次官の公式ツイッターでも歓迎の記事を投稿されました。

列車を下車後、駅頭に向かいましたが、隣の車両の車番らしきものが一瞬映ります。

The Japan Teimes の記事に掲載の画像から車番が032 07008と読み取れます。

そりまらたかし@sorimaratakashi氏が、今回の岸田首相の乗車した特別列車について考察されています。Twitterの記事をご覧ください。

岸田首相は、ウクライナからポーランドを経由し、3月23日無事日本に帰国されました。

2月のバイデン大統領のキーウ訪問を機に、戦火の下ウクライナの鉄道を維持していることについて解説する記事もCNNのサイトに掲載されています。

しかし、鉄道模型については、あまり情報がなく、LS ModelsからNゲージの寝台車が2010年に発売されたという記事を検索できたくらいでした。

早く戦争が終結し、ウクライナの鉄道について見聞できるようになってほしいと思います。