Shapeways等で購入した3Dプリントの車体:「Z進化形としての私の楽しみ方」車両自作編 から (7)

Shapeways

Zゲージ鉄道模型のボディが3DプリントサービスのShapewaysから発売されているのを知ったのは、ドイツのZゲージユーザーのコミュニティであるZ-Freunde Internationalの前身である、Z-Freunde Europeへフォーラムへの投稿でした。

自分で設計できなくても、また、3Dプリンターを持っていなくても、3Dプリントの車両を作ることができる、こんな便利なサービスはないと、以下のように買い求めてまいりました。

今回、3Dプリントサービスを通じて購入した車体について、とりあえず走行可能な状態になっただけですが、紹介させていただきます。

City Night Line

City Night Lineは、2005年当時ドイツを中心にヨーロッパ各地を寝台列車のネットワークで結んでおりました。鉄道の魅力のひとつに寝台列車がありますが、メルクリンZゲージでは、オリエント急行とオーバーナイトエクスプレスのセットしか発売されておらず、当時の花形 City Night Lineはぜひとも走らせたいと思っていたところです。

インターネットで検索しましたところ、ウサギマントさんという方が、メルクリンの2階建て客車や急行客車を改造して、City Night Lineを作りあげておりました。


現在はZゲージの活動をされていないようで、残念ながらこのページはありません。

Shapewaysから、ZETT氏によるCity Night Lineの2階建て寝台車のボディが発売されていることを知り、2010年12月にオーダーしました。

下回りをメルクリンの2階建て客車を使用するように設計されています。

下地処理中に2階客室窓の窓枠を折ってしまいました。ドアの窓は空いておりますが、枠取りがされていませんので、スジ彫りなどの加工が必要です。

BR627

引き続いて2011年8月には、N-Market氏によるBR627型ディーゼルカーのボディをはじめ数点を購入しました。

ZJゲージの485系の下回りがフィットするよう、プラ版でスペーサーを作りボディ内側に貼り付けてます。

 

BR627は単行のディーゼルカーですので、ローカル線風のレイアウトに良く似合いますので、この車両もぜひ欲しい車両です。

newsteadsさんという方がフランスの客車CORAILの側板をカラープリントし、メルクリンZゲージの客車に貼り付けてコンバージョンさせるものをeBay落札した際に、ペーパー製の機関車やディーゼルカーのボディを頒布されており、このBR627も2タイプ頒けていただき、ZJゲージの下回りを組み合わせて走行化させていました。現在ではロクハンのキハ52の下回りに置き換えていますので、小さなカーブでも走行可能となり重宝しております。


このページも残念ながら現在アクセスできません。

窓が抜けている3Dプリントの車体も魅力的ですが、今後の作業を考えると、優先順位は低くなっています。

BR426/BR425

BR426型電車のボディも同時にオーダーしました。

連接車体のため、足回りはZJゲージの485系の動力ユニットを切り継ぎ改造しています。
安定した走行のため連接台車の処理に思案中です。

Baden谷九のメンバーでもあるPrinted Modelsさんが、昨年3Dプリントモデルを設計・制作されました。屋上機器の表現もうまくされており、羨ましく思います。私も早く完成させなくてはと刺激になっております。

BR628/BR928

2012年4月には、PetZ Shop氏によるBR628/BR928型ディーゼルカーのボディをオーダーしました。

これらは、足回りはエフトイズの新幹線0系走行用ユニットが指定されており、ボディと足回りの相性は良いのですが、サーフェーサーを吹いた表面処理中に車体の一部が欠けてしまい、改めてオーダーしました。

3Dプリントの製品は脆いので取扱い注意ということが解りました。

BB7200

フランスのZゲージユーザーのコミュニティであるLe Z Forumで、SpoorObjecten氏によるBB7200型電気機関車がリリースされたことを知り、オーダーしました。

下回りをメルクリンのBR120型電気機関車のものを組みわせております。Zゲージ鉄道模型として走行化を考慮されていないため、ボディ内側のの切削が必要で、EF58同様に腰高の解消に苦心しております。

アイエムティクリエイト

Baden谷九のメンバーでもあるpolyさんが、日本型Zゲージ車両の設計・製作を手掛けており、3Dプリント製品をDmm.makeでその一部を頒布されておりました。

キハ58系

そこで、10月28日(土)に開催「Osaka Z Day 2017」の特別企画「3Dプリンターとレーザーカッターの活用法」での展示に向けてキハ58とキハ28の2両をオーダーしました。

下処理や塗装は行っておりませんが、ロクハンのキハ52の下回りが直接取り付け可能となっており、快適に走行しております。

ロクハンから発売されているZショーティのキハ58系と並べててみました。3Dプリントの出力品のウィークポイントである積層痕が目立ちます。積層痕を含めた下地処理が課題です。

冒頭でも記しましたようにこれらの車両は、走行用の下回りを組み合わせただけで、どうにか走らせられる状態です。

また、素材の下処理、塗装や付属機器の追加など課題が多く残っておりますが、少しづつ手を加えて行き、完成した姿を披露したいと思います。

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