Le Dit du Genji de Murasaki Shikibu: Illustre par la peinture traditionnelle japonaise

紫式部日記 寛弘5(1008)年11月17日 の条に
藤原公任が「このあたりに若紫さんはおられませんか」と問いかけた記述があることから、
この日 若紫≒源氏物語が記録に残されているのが確認されてから今年で千年目という訳で
源氏物語千年紀のイベントや番組が繰り広がれてきた。
そんな中で
NHKハイビジョン「源氏物語 一千年の旅~2500枚の源氏絵の謎~」
が放映されたのだが、
国宝源氏物語絵巻以外の源氏絵
源氏絵の海外流出
源氏物語絵巻の各国語訳
など、興味深い内容であった。
この番組に刺激を受けて、例によってインターネットでポチッとしたのがこの1組
Genji01
全3巻、1200ページ余
源氏物語のフランス語訳に各帖の源氏絵
フランス語に関しては全くNGなのだが、ドイツの鉄道模型誌同様 図版を眺めているだけでもという次第。
番組では部数限定の豪華本(なんと480EUR)が紹介されていたが、オーダーしたのは150EURの廉価版
いつもであれば、直接出版社でポチッとするのだが、今回は紀伊國屋書店BookWebのお世話に。
結果的には送料のこともあるので、お買い得であった。
とりあえず、1巻目からパラパラと眺めているところ
Genji02
帚木・若紫・葵・澪の各場面

La vie du Rail

フランスの鉄道本の出版社の名前である。
翻訳サイトだと「レールの寿命」と訳されたが、意訳すると「鉄道・命」という意味であろうか。
SNCF(フランス国鉄)の標準型客車コラーユ(comfort railを略してCORAILと名づけられcorailが珊瑚を意味することからドア部分が珊瑚と同じオレンジに塗装されている)
に興味を持ったことから、フランス客車の百科事典こと、「Encyclopedie des voitures SNCF」を La vie du Rail社から”新春早々購入したものである。
A4ファイルサイズ、厚さも30mm超と重量感もたっぷりである。
Sncf
タイトル:Encyclopedie des voitures SNCF
著者:Georges Mathieu
ハードカバー:640ページ
出版社:La Vie du Rail (2004)
言語:フランス語
ISBN-10:2915034249
購入先:La Vie du Rail
価格:81EURO
Sncf1
1930年代ワゴン・リの車両の章
Sncf2
カラーページは巻末にわずかだけ。
Corail塗装も最近では地域により、バリエーションが
同社から刊行された「Trains d’Europe」
ヨーロッパの列車の編成図をイラストで描いて収録している。
第1巻はTEEとTGV
第2巻はICからCNLなどの国際列車
ヨーロッパの鉄道書を輸入販売している神保町のトラムウェイのサイトで昨年末に注文したのがようやく届いた。
Tde
タイトル:Trains d’ Europe Tome I
著者:Jean-Pierre MALASPINA
ハードカバー:222ページ
出版社:La Vie du Rail (2005)
言語:フランス語
ISBN-10:2915034486
購入先:トラムウェイ
価格:12,810円
タイトル:Trains d’ Europe Tome II
著者:Jean-Pierre MALASPINA
ハードカバー:192ページ
出版社:La Vie du Rail (2006)
言語:フランス語
ISBN-10:2915034494
購入先:トラムウェイ
価格:12,810円
Tde1
第1巻のラインゴルトのページ。
年代別の変遷がよくわかる。
Tde2
第2巻のEuroCityのページから。
1986年にローザンヌからブリーグまで乗車したLutetiaの編成を探してみた。

Der Rhein

約2ヶ月ぶりの投稿。
例年8月はお盆休みのせいもあり多忙なのだが、今年は輪をかけててんてこ舞いの一月であった。
そのご褒美か、8月31日に事務所に航空小包が届いた。
中身は表題の”Der Rhein”と数点のペーパークラフト。
ライン川って男性名詞だったんだ!と再認識。日本でいう坂東太郎みたいなもんなんですかね。よく母なる○○川と聞くので、ライン川は女性名詞と思っていた(^^ゞ
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タイトル:Der Rhein
著者:Dieter Maier
ハードカバー:232ページ
出版社:Nebel Verlag GmbH (2005)
言語:ドイツ語
ISBN-10:3895552615
購入先:www.moduni.de
価格:9.95EURO
写真集というより写真をふんだんに使った案内書です。しかし、厚表紙でとてもこんな値段とは思えません。
ライン源流から河口まで広く紹介されてます。
大学時代、第一外国語にドイツ語を選択したのに、チンプンカンプン。写真集として、グラス片手にページを繰ってみた。
ライン川にこだわるのは20数年前に訪欧した際、当時 南正時氏が雑誌などOberweselで撮影したTEEやルフトハンザエクスプレスの写真を紹介されていたことから。今のようにインターネット上に情報が溢れているわけでなく、頼りなるのはトーマスクックの時刻表。しかし、Oberweselなんて小駅が掲載されているわけもなく、フランクフルト駅の時刻表で、急行列車とローカル列車の乗り継ぎプランを組み、ようやくたどり着いた次第
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写真はOberweselの古城を縫うように走るラインゴルト。
本当はこの古城の反対側から撮りたかったのだが、間に合わす平行する道路からの撮影。
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タイトル:Eisenbahnmythos Rheintal.
著者:Joerg Hajt
ハードカバー:128ページ
出版社:Heel Verlag GmbH (2003)
言語:ドイツ語
ISBN-10:3898802388
購入先:www.amazon.co.jp
価格:4,169YEN
この1冊は一昨年の購入。アマゾンでの洋書購入は現地価格と遜色もなく、送料無料の場合もあり重宝しており、ついポチッとしてしまう。
ライン川沿線を縫うように走る古今の列車の写真が満載。
お勧めの一冊だ。
http://forum.rail-server.de/viewtopic.php?t=13219
最後にこのリンク
Oberweselの空撮
当時を思い出しながら感慨深いものが。
事前にこうした情報を得て訪れることが出来ておれば、より充実した撮影行であったろう。
この
http://forum.rail-server.de/
ドイツのライン川とモーゼル川沿岸の鉄道写真の投稿BBSで、時折アクセスしては、当時を思い起こしたり、これから作ろうとしているレイアウトの構想を膨らませている。
その当時だが、ビールが苦手で、ワインもそう飲むことがなかったのだが、今にしてみれば惜しいことをしたものだ。
先日、新地のマルシェでドイツワインを飲んでみた。
1杯目はリースリング
甘口だったがよくサッパリしており、σ(^-^;)にとってはビール替わりに満足。辛口も良いけどたまには甘口も
2杯目はBardenのシュペートブルグンダー
ドイツのピノ・ノワールだけにしっかりとしており、香だけでなく、口に含んだ時のなんとも言えない感じが心地よい。
ワインを味わう旅に出たいと思う今日この頃である。

ドイツ国鉄車両ガイド

GeraMond社から、ドイツ国鉄の車両ガイドが何冊か発行されているが、
最近発行されたものがアマゾンでも取り扱っているので紹介してみよう。
Wagen
タイトル:Wagen. Reisezug- und Gueterwagen der Deutschen Bahn
著者:Michael Dostal
ペーパーバック: 192ページ
出版社: GeraMond Verlag (2006/10)
言語 ドイツ語
ISBN-10: 3765471194
価格:¥2,356(税込)
Fahrzeuge
タイトル:DB-Fahrzeuge. Lokomotiven und Triebwagen
著者:Michael Dostal
ペーパーバック: 192ページ
出版社: GeraMond Verlag (2007/04)
言語 ドイツ語
ISBN-10: 3765471178
価格:¥2,041(税込)
上は、客車と貨車
下は、機関車と電車・気動車
いずれもフルカラーで形式写真と諸元とともに解説が記されているが、ドイツ語のためσ(^_^)には読解不能(^^ゞ
全ての現有車両を網羅しているわけではないが、価格・サイズ・入手の容易さから入門編には最適であろう。
メルクリンZゲージと並べて写真を撮ってみた。

オリエント急行・TEE

オリエント急行とTEEの本について、数冊オーダーしていたが、ようやく揃ったので紹介してみたい。
Oe01
タイトル:Orient-Express. Zug der Traeume
著者:Constantin Parvulesco
ハードカバー:189ページ
出版社:Transpress Verlag (2007/04)
言語 ドイツ語
ISBN-10:3613713055
購入先:amazon.co.jp
価格:4,576YEN
今年4月に刊行された本です。
オリエント急行の歴史をカラー写真と文章で紹介されております。
パリ-ウイーン間にEuroNightとして運行されていたオリエント急行が
今年1月2007年6月9日にTGVのストラスブール乗り入れに伴いストラスブール-ウイーン間に短縮される件まで記述されています。
Oe02
タイトル:Wagons-Lits, das exquisite Reisen
著者:Fritz Stockl
ハードカバー:96ページ
出版社:Slezak, J O (1984)
言語:ドイツ語
ISBN-10:3854160917
購入先:abebooks.de
価格:18.97EURO
オリエント急行の運行会社であるワゴン・リ社について検索して偶然見つけた本です。
ワゴン・リ社の食堂車・寝台車の形式写真がモノクロで掲載されています。
Oe03
タイトル:Orient-Express. Glanzzeit, Niedergang und Wiedergeburt eines Luxuszuges
著者:Werner Soelch
ハードカバー:211ページ
出版社:Alba Publikation (1998/01)
言語:ドイツ語
ISBN-10:3870941731
購入先:amazon.co.jp
価格:4,168YEN
オリエント急行の歴史を路線図と写真を交えて紹介されています。車両のデータなど資料も豊富に収録されています。
今年はTEE(TRAINS EUROP EXPRESS)運行開始50周年にあたります。
σ(^_^)も1986年に訪欧した際には、スイスのバーゼルからドイツのマンハイムまで「ラインゴルト」に乗車しましたが、このラインゴルトも翌年には廃止されてしまい、InterCityに移行してしまい、現在では、高速列車のICEやTGVがヨーロッパを駆け巡っています。
Tee01
タイトル:TEE. Trans Europ Express
著者:Maurice Mertens
ハードカバー:259ページ
出版社:Alba Publikation (1987)
言語:ドイツ語
ISBN-10:3870941146
購入先:amazon.de
価格:149.90EURO
TEEに関するバイブル的存在です。
TEEの各列車の変遷が文章や図、写真で紹介されております。
Tee02
タイトル:Das grose TEE- Buch. 40 Jahre Trans- Europ- Express
著者:Jorg Hajt
ハードカバー:144ページ
出版社:Heel (1997)
言語:ドイツ語
ISBN-10:3893655808
購入先:amazon.de
35.00EURO
TEEの各列車を美しい写真と文章で紹介されています。

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