3年前に北海道を訪れた際の目的地のひとつが洞爺湖。
その洞爺湖の沿岸の斜面に収穫されるブドウから醸造された月浦ワインの醸造所を訪問した。
その折、岸本取締役のご好意で、醸造所とぶどう園を見学させていただいた。
あの、ぶどう園で実っていたブドウから出来た2007年もののワインも出荷されてから久しかったのだが、年度の切り替わりで在庫も少なくなってきていると聞き、取り寄せていたのが届く。
750mlは既に完売ということで、500mlの赤白。
エチケットのデザインも年によって異なるので、毎年楽しみである。
突然の訪問にもかかわらず、このタンクの脇で、月浦ワインの歴史、ワインへの想いを岸本氏にお話いただいた。
醸造所訪問の翌日、ぶどう園を訪問。
洞爺湖を望む雄大な風景に感動。
赤ワインとなるドルンフェルダー種
白ワインとなるミュラートゥルガウ種
これらのブドウは、ドイツ系の品種で、北海道では多く栽培されているらしい。
国産ワインのコンクールでも各賞を受賞しており、翌年開催の北海道洞爺湖サミットでも供され好評だったとか。
今日届いたばかりだが、抜栓するのが楽しみだ。
訪問時は、有珠山麓の醸造所で販売されていたが、現在では、販売所を洞爺湖畔にオープンしたそうだ。
もっと早くに訪問記をアップしようと思いながら3年が経過してしまった。
快く見学させていただいた岸本氏に、遅まきながらお礼の意を表したい。