京都御所参観に引き続いて、京都迎賓館へ。
こちらは、宮内庁ではなく内閣府の所管。海外からの賓客に対するおもてなしの場として、平成17年に建設されました。
地下で受付を行い、参観上の注意を聞き、地上に出て正面玄関から入ります。
中に入り廊下を進みますと折り紙をイメージした行灯が灯されています。
最初の参観場所は、ゲストの控室、随行員の待合となっている「聚楽の間」です。
漆、螺鈿、竹工芸などの伝統的な技法が施された飾り台が展示されています。
続いて、会議や立礼式(りゅうれいしき)のお茶のおもてなし、晩餐会の待合として利用される「夕映の間」です。
洋食の晩餐会や歓迎式典の会場「藤の間」です。壁面の綴織りには藤の花が織こまれています。
京都迎賓館は、広大な池を中心に、屋内からも眺めることが出来るように構成されております。
海外からの賓客に、日本の文化「舟遊び」を楽しんでいただくための「和船」だそうです。