ミニトランクレイアウト、クリスマスケーキレイアウトと紹介してきたが、当初はそんな予定ではなかった。
鉄道模型を再開するにあたり、やはり走行させるレイアウトが欲しいのが人情。
2005年の転居にあたりスペースを確保できたのがこのサイドボードの中であった。
サードボードの内寸は、カタログ上では410×740。
どのように敷こうかとあれこれ練っているこの時は楽しいもの。
走らせたい列車は無謀にもオリエント急行にラインゴルト。ドイツの鉄道といえば思い起こすのが1986年に、バーゼル-フランクフルト-ケルンとTEE/ICに乗車したこと。ライン左岸のオーバーベーゼルで撮り鉄したのもよき思い出
Zゲージの車両を集めはじめた頃より情報収集のためお邪魔していたのが、かがみさんのSpur Z Room
そこで、ミヤザキさんという方が、A5サイズのパネルをベースにモジュールを紹介された。そしてB4サイズのパネルでR145を内側線に、R195とR220,R145を組み合わせてR170の外側線となる複線のプランも発表されていた。
これなら、家のサイドボードに収まるのではとRAYLY4というレイアウトデザインソフトを使って引いてみたのがこのプラン。
線路等も買い集め、さぁ着工。
大工仕事が得意ではないので台枠はB4パネルとA5パネルの組合せでとあちこち物色したものの、A5パネルが入手困難。A4パネルを加工してと思い一旦買い求めたものの、道床を置いて余白部分をと考えると余裕がなく、結局パネルは返品。
東急ハンズではスタイロフォームのカッティングサービスを行っているので、25mm厚の900×900を370×740の2枚にカッティングしてもらい、そのうちの1枚は中を刳り抜いてもらい、準備完了。
Weinstrassen Express
オークションで 8879 BR218 Ep.Vを落札したので、
これに牽かせる客車として
87161 Bnz, 2等車
87171 ABn, 1等2等合造車
87181 BDnrzf, 2等コンパートメント制御車
をネットで探し出し購入しました。
赤色のBR218が牽く客車列車として、Weinstrassen Expressを模してみました。
(尤も、モデルはorientrot、現行はverkehrsrotと同じ赤でも少し違うのですが)
ドイツワイン街道(Deutsches Weinstrasse)は、ドイツ南西部のワイン産地ラインファルツ(Rheinpfalz)地方を、フランス国境接するシュバイゲン(Schweigen)から北上しボッケンハイム(Bockenheim)まで約85kmにわたってワイン産地を南北に貫いています。
Weinstrassen Expressを名づけられたRE(Regio Express)はライン川・モーゼル川合流点のコブレンツ(Koblenz)から、ライン川をさかのぼり、ビンゲン(Bingen)からドイツ最大のワイン栽培地ラインヘッセン(Rheinhessen)地方を横断し、ワイン女王の町ノイシュタット(Neustadt)からドイツワイン街道沿いにフランスアルザス地方のヴィッサンブール(Wissembourg)まで、1日1往復しております。
CATS
「スキンブルシャンク 鉄道猫 夜行列車のアイドル♪」
と、ミュージカル「CATS」の音楽が頭の中に鳴り響いてきます。
先月、ヤフオクで落札した、
アメリカのディーゼル機関車と荷物車に猫の目とCATSの文字がプリントされており、
006Pバッテリーパックと線路がセットになっております。
1998年のモデルです。S0023 #8118
アメリカ型には手を出すつもりはなかったのですが、お手頃価格だったのでついポチッとしてしまいました。
劇団四季「CATS」は西新宿に黒テントを張った仮設劇場で1983年に初上演されましたが、
σ(^_^)は1984年に観ております。
この時が本格的なミュージカルの初体験です。
20年以上たった今でもそのときのことは印象深く覚えております。
劇場内が暗くなり、両側の通路を猫たちが舞台に向かって駆け上がって開演でした。
鉄道猫のスキンブルシャンクはあの川崎麻世
なお「パクパクコンテスト」の川崎麻世、こんなところにおったのかぁを思ったものです。
娼婦猫のグリザベラは久野綾希子
マンマ・ミーアではすっかりお母さん役やってましたね。
ラム・タム・タガーは、市村正親
アンコールまでしっかり楽しませてくれました。
メルルクリンからは、「スターライトエキスプレス」のデザインのモデルもリリースされており、ドイツ国鉄のBR101型電気機関車にも「スターライトエキスプレス」の塗装を施されたものも存在します。
http://www.railfaneurope.net/pix/de/electric/101/Starlight_Express/pix.html
そういえば、川崎麻世は「スターライトエキスプレス」にも出演していたそうです。
簡易走行ボード
81562.005 シュタイフ
一昨年の2月、予約していたメルクリンのカタログを引き取りに阪急百貨店に訪れた際のこと。
まだメルクリンZゲージのことなど全くわからず、店員氏にカタログに価格の記載はないけど大体どれくらい?と尋ねたら、カタログのコピーのようなものを取り出してきて、これは現地でこれくらいだからこんなものとか、総代理店制が無くなったのでだいぶお求め安くなってきましたよとか、いろいろと閉店間際まで説明してくれました。
そして、ショーケースの中のシュタイフのぬいぐるみと汽車のセットを指差し、これもシュタイフと車両だけにして、お求め安くしてるんですと、話してくれました。
以来、阪急百貨店に訪れる度に、このシュタイフのセットを眺めるのを楽しみにするという子供のような月日が流れましたが、阪急百貨店の改築に伴い売場が移転し、シュタイフのセットもショーケースの中から消えてしまっておりました。
昨年の暮のこと、スーパーキッズランドが新たに日本橋にオープンということで、開店からしばらく経った頃に訪れたところ、ショーケースの中にシュタイフのセットの箱が。しかも値段もずっと下がって。これは買わなきゃと思いながらも、その後の予定があったので、次の機会にと、日を改めたところ、ショーケースの中は空っぽ。あの時思い切って買っておけばと後悔です。
eBayでも出品されているのを見つけましたが競り負けてしまい(時差の関係で終了時刻がこちらでは深夜から早朝にかけてというのは辛いですね。)あきらめていたところ、アメリカのショップに在庫があるのが見つけ早速オーダーしたものです。
到着したのは3月で、すでにmixiのほうでは紹介済み。
と前置きが長くなりましたが、この81562.005スタータパックは、メルクリンミニクラブ30周年とシュタイフテディベア100周年のコラボで、記念貨車とBR74、8500,8590,8521×6,8520×4のオーバル(512x402mm)、67271パワーパック(120V)にシュタイフのぬいぐるみと紙製の背景板とクリスマスツリーがギフトボックスの中に入っております。
箱から出して線路を組むだけてすぐに走行可能。アメリカ仕様のパワーパックも問題なく使えております。
車両のほうは、今年の暮にクリスマスケーキレイアウトの上でも走らせようかと思っております。
シュタイフと鉄道模型のコラボは、このほかにもメルクリンのHOやLGBから貨車との組み合わせで発売されており、LGBでは貨車の上にすっかり収まっております。
こういうのを見ると、LGBもいいなぁと思うのですが、我が家のベランダではLGBの線路は円周を敷くことが出来ないのが残念。
しかし、トランクレイアウトをどこにでも持ち運べるのがZゲージの魅力のひとつ。いつもながら滞っているレイアウト建設も、また再開を期しているところです。