メルクリン社150年広告塗装のBR120型電気機関車

メルクリン社は昨年創業150周年を迎えた。
ドイツ国鉄は、”Das Original gibt’s bei Maerklin”(オリジナルはメルクリンにある)というキャッチフレーズのメルクリン社150年広告塗装のBR120型電気機関車を走らせ、InterCityやCity Night Lineを運行しているようだ。

当然、この広告塗装の機関車は模型として発売される訳で、2009年のインサイダークラブ限定モデルとして、H0ゲージとZゲージの2種類が発表となり、H0ゲージのモデルは早々とリリースされたが、Zゲージのほうは、ご多聞にもれず遅れ、ようやく連休前に出荷され、先日届いた次第だ。
88530実車の通り、InterCity用の白い客車を数両繋げて走らせたいところだが、”Ich bin dabei!”貨車を牽かせよう。
この”Ich bin dabei!”貨車は既述だが、昨年のメルクリン社の破綻に際し、メルクリン再生を願って発売された貨車で、Mit Volldampf in die Zukunft”(全力で未来へ進む) と、”Ich bin dabei!”(私は一緒)と記載され、コンテナの両サイドは異なった図柄のため、2両買い求めたものだ。
東京の某氏のように、もっと繋げて走らせ大いにメルクリンを応援したいところだ。

なお、Akiraさんによると、メルクリン広告塗装を施された実車のBR120 159-9号機は、現在ドイツ国鉄175周年塗装に塗り替えられているそうだ。

復活祭・昇天祭

この前の日曜日は、キリスト教の昇天祭だったそうだ。
昇天祭とは、処刑されたイエス・キリストが復活した後、天に召されたことを記念するキリスト教の祭日で、復活祭の39日後をいうのだが、その直後の日曜日というわけで、2010年5月16日が、今年の昇天祭であった。
復活祭は、そのキリストが復活したことを記念するキリスト教の祭日で、春分の日の後の最初の満月の日の次の日曜日で、2010年4月2日が、今年の昇天祭であった。
復活祭は、イースターとも呼ばれ、欧米ではクリスマスと同様、ちょっとしたイベントで、クリスマスが冬至を祝いこの日から陽が長くなることを喜ぶに対して、イースターは、春分:春の到来を祝うことに由来しているとも考えられているそうだ。
Marklin
さて、メルクリンでもクリスマスだけでなく、イースターにも記念貨車が2001年・2002年・2003年・2004年に発売されている。
(画像は前列2両目の貨車から右に2001年 S230・2002年 S259・2003年 S290・2004年 S314)
イースターでは、イースター・エッグと云って、卵の殻を装飾したするなどの習慣があり、
また、これをイースター・バニーが運んでくるともされている。
というわけで、メルクリンのイースター貨車も、彩られた卵型のケースやウサギの形(2004年)のケースに入れられている。

以前紹介した、2000/2001のディーラー向け年始年末貨車には、バッハのクリスマス・オラトリオを収録したCDがおまけについていると紹介したが、バッハはクリスマスのほかに、復活祭と昇天祭に向けてもオラトリオを書いている。
Bach
鈴木雅明&バッハ・コレギウム・ジャパンの6大宗教曲ボックス
3つのオラトリオとマタイ・ヨハネ受難曲、ミサ曲ロ短調の6曲10枚のセット


メッセ記念品2010

2月4日から9日にかけて、ドイツ ニュルンベルクでトイフェアが開催された。
このトイフェアは世界最大のトイフェアだそうだ。
このトイフェアに出展している各社は限定品を販売したり、ディーラー向けに記念品を出したりしているが、
メルクリン社も今年もZゲージの記念品を出したようで、eBayでは開幕から続々と出品されており、
海外発送・PayPal可でBay It Nowのショップが珍しくあったので、速攻でポチ。
Messe20101
土曜日、大きな国際小包が届くが何だろうと思いながら開封

Messe20102
なんと、中身はこのように小さなアイテム
ドイツで最初の蒸気機関車であるアドラー号のディスプレィモデルだ。
ドイツ鉄道100年の1935年に復元されニュルンベルクの鉄道博物館で展示されていたが、2005年の火事で消失したことをネットで知った時は驚いたものだが、2007年には再び復元されたそうだ。

Messe20103
展示用ケースに置いてみた。
なかなか、いい雰囲気。保存機関車のストラクチャーとしてななつぼし☆さんのように置いてみても良さそうだ。

いつもブログを拝見しているAkiraさんはじめ多くの方が訪独されたそうだ。
雑誌の記事よりも早くこうした方々のブログの記事でいち早く模様を知ることができるのはありがたいことだ。
さて、木曜日に出張で上京したのだが、会議の後はいつものように、よしゆきさんのお店。
前回訪問した際に、よしゆきさんもメッセに行かれると話されていたので、お話を聞きに。
お店ではメッセも模様もさることながら、鉄道旅行のお話も。
実に、北に南にとジャーマンレイルパスをフルに使って移動されたとのこと。
ICEやICの珍しい運用のことなどお聞きし、新鮮な思いにも。
Figure
カウンターの上に何気なく置かれていた箱を、空けてみるとこようなアイテム。
H0ゲージサイズともなると、結構リアルだ。
後ろのViessmann社のものは、ギミックに思わずニンマリしてします。
彼の国は、陽気に***のようだ。

初ポチの到着

先月のことだが、なかなか記事を投稿する余裕がなく、今に至ってしまった。
Luftpost今年のeBayでの初ポチ
Bay It Nowなので競り合ったわけではなく、前から目をつけていたアイテム
8.05ユーロで配達記録の航空便で送ってくださり良心的なショップだ。

825612001年のMHI(限定品)82561 オルガン輸送貨車
ノルウェー中部トロンハイムにあるNidaros Cathedral Organ”(ニーダロス大聖堂のオルガン)の標記
そして、JSバッハ「トッカータとフーガニ短調 BWV565」のオルガン演奏を収録したCD
のだめ影響でクラシックにはまっている中、タイムリーなアイテム

S195こちらはあわせてポチったアイテム
1999/2000のディーラー向け年始年末貨車S195で
ミレミアムを記念して、大きく2000とプリントされた冷蔵貨車
半透明で現代的なデザイン
おまけのCDにはユーロテクノが3曲

S216これは、年末にヤフオクでポチったアイテムで到着は旧年中だったが、
CD繋がりで一緒に紹介しよう。
2000/2001のディーラー向け年始年末貨車S216で
JSバッハの顔がプリントされたコンテナ貨車
おまけのCDにはバッハのクリスマスオラトリオBWV248より

バッハは耳になじみがあるので、82561とS216は良い買い物だったと思う。
だけど、S195のユーロテクノはちょっとなじめなかったなぁ
Kraftwerkの”Trans-Europre Express”などがお好きな方には良いかも。

メルクリン 2010新製品 Zゲージ

メルクリンの今年の新製品が発表となった。
http://www.maerklin.de/de/service/veroeffentlichungen/neuheiten.html
昨年の破産、2008年からの新製品リリースの遅れから、どうなるやらと心配していたが、
数は絞ったものの中々魅力的なラインアップだ。
80021 Museumswagen-Set Z 2010. GK DB
80320 Insider-Jahreswagen Spur Z 2010. BT 10 + 3 Kohlenbehalter
81175 Zugpackung “Schnellzug
81400 Zugpackung Nahverkehrszug der DB. BR 212
81409 Zugpackung “Autotransport”.
81410 Zugpackung “Schweizer Gutertransport”. Ae 610 SBB Cargo
81450 Zugpackung “Kalktransport”. 232 TDS DB AG
82359 Schwerlastwagen-Set.
82369 Behaltertragwagenset “Dinkelacker”.
82599 Rohren-Transport-Set mit 3 Rungenwagen. Snps 719 (3) DB AG
87060 Set mit 12 Wagen-Paaren im Display “Umbauwagen”.
87106 Set mit 5 Schnellzugwagen.
88030 Personenzuglokomotive mit Schlepptender. BR 24 DB “Witte
88106 Stromlinien-Dampflokomotive. BR 05 DRG
88124 Dampflokomotive mit Schlepptender. G12 Baden
88313 Schienenbus mit zwei Guterwagen. BR 798 DB
88721 Diesel-Triebwagenzug. VT 08.5 DB FT 43 “Roland
88734 Dieseltriebzug. BR 601 TEE “Mediolanum
88761 Propellertriebwagen Schienenzeppelin.
Neuheiten2010
しかし、魅力的といえども、オールドファンにとってという意味合いが強く、新たなファンをつかむことができるかという点では若干不安が残る。

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