月日の経つのは早いもので、今年も半分が過ぎました。
京都市下京区の模型店のショールーム「ホビースクエア京都」で開催される、鉄道模型のイベント「レールエキスポ京都」は、今年で9回目を迎え、去る6月24日25日に開催されました。
昨年のOsaka Z Daysにゲスト参加いただいた、Zファミリーさんのお誘いで、我がBaden谷九が今回参加することとなりました。
ななつぼし☆さん作のスイス&ドイツ風レイアウトを中心とした展示です。
メンバーの皆さんのRZモジュールも持ち寄っての出展です。
この動物園h、お子さんに大人気でした。
私はクリスマスケーキレイアウトを出展です。
くまどんさんのアドバイスに従い、周囲をコスプレボードというシートを巻き付け生クリームの雰囲気を出してみました。
静山さんのブックケースレイアウト
同じくスチール棚レイアウト
同じくドラゴンボールモジュール
1番ゲージ(1/32)の貨車の上で、Zゲージ(1/220)の車両が走ります。
動画のほうもご覧ください。
2日間で5000名以上の来場者があったそうです。我々だけのイベントの100倍以上の来場者です。
全ての方に観ていただいたわけではありませんが、多くの人に観ていただいたのは光栄です。
お子さん連れが多かったのですが、男の子だけでなく、女の子も多く、ブックケースレイアウトやクリスマスケースレイアウトのサンタクロースや雪だるまのフィギュア、RZモジュールの静山さんの動物園モジュールの動物たちが人気でした。
来場者の方のお話や、ブログの記事でも、メンバーのレイアウトのシーナリーの作りこみに評価をいただいたようです。
しかし、ゲージが違うことと外国型のためか、ただ見ているだけという方も多かったようにも感じました。
Zゲージへの関心、外国型への関心が低いなか
前者は、Zゲージならではの小ささの比較。レイアウトの省スペース性のアピール。
後者については、、現在走行している列車の走行している列車の紹介や、我々の展示しているレイアウトやモジュールのバックグランド(国や時代)の紹介という、アピールが、今後の課題といえましょう。
会場となったボークスのビルからは京都タワーと東寺の五重塔をバックに走る新幹線や、梅小路駅で入れ替え中の貨物列車を眺めることができます。
また、西大路駅に向かう途中には、平清盛の西八条第にあった若一神社で、茅の輪くぐりの用意がされていました。
Baden谷九10周年記念パーティー
5月13日、男の隠れ家「Baden谷九」が入居する大城ビルにおいて、Baden谷九10周年記念パーティーが開催されました。
Baden谷九は、Zゲージユーザーのかがみさんが開設しているSpur Z Room で声をかけて、関西オフミーティングを2015年9月に京都で開催されたことをきっかけに、参加者のコンさんより、谷町九丁目にある事務所で共同レイアウトの制作を呼び掛けられ、2017年4月にグループ活動を開始しました。
その後、レイアウトの設置場所は2011年8月に上本町の大城ビルに移転、レイアウトも旧レイアウトを2014年4月に売却し、現在では二代目レイアウトを制作中です。
この間、2010年12月の Osaka Z Days に始まり、2016年11月の Osaka Z Days 2016 まで、6回のオープンイベントを開催し、延べ286名の来場者をお迎えいたしました。
10周年記念パーティは、13時に開会。世話人の静山さんの挨拶の後、シャンパンで乾杯。デパ地下で用意した弁当とオードブル等と、参加者が持ち寄ったアルコールをいただきながら、久々の参加メンバーよりは近況報告に始まり、模型談義からあらゆるネタに盛り上がりました。
10周年を振り返って、フォトアルバムを作成しましたが、10年間の懐かしい思い出がいっぱい詰まっております。
また、スーベニアとしては、静山さんがレーザー印刷で無蓋貨車に乗せるLadegut(積載物)
さて、私はまず持込みのアルコールとして、ワイン貨車とそのワイナリーのワインをセットということで、以前にも紹介した、グラーフ・ナイペルグ醸造所の白と赤
白はフルーティなムスカテラー、赤は酸味豊かなレンベルガー。
車両のほうは、ガラス電車を持参。TOTOさんの2両とで3両揃い踏みです。
二代目共同レイアウトのために制作中のドームも晴れの日に間に合いました。
Baden谷九独自の規格のRZモジュール・レイアウトに置いてみました。
DCCではありませんが、同じ線路の上を順番に走行します。
ミニトランクレイアウトも持参しました。
ヴュルテンブルクの蒸気機関車がワイン樽貨車を従えて走ります。
このレイアウトを作ろうと思ったきっかけとなったEisenbahn Journalの記事の再現です。
鉄道模型の飲酒運転と、楽しい仲間の歓談に多いに盛り上がり、時間を忘れ、アルコールに記憶を飛ばしと、楽しいひと時でした。
次の20周年も一同健康で迎えたいところです。
それには、液体燃料の摂取を控えねばいけませんね。
Gare de l’Opera (9) – concours
早いもので、今日から4月。今年も3ヶ月が過ぎてしまいました。
手はほとんど動いておりませんので、もう少し、妄想にお付き合いください。
(6)では、Gare de l’Operaの開業時の設定を記しましたが、今回は、この駅の現在の設定です。
エクセルで作った構内図です。
南から北に向かってプラットホームは1~4番線です。
1番線は国際列車
2・3番線は長距離列車
4番線は近距離列車
のホームです。
現在はEp.6ですが、Ep.6のフランスの車両は、発売されておりませんので、時代や国籍を跨いで、フランスを走ったZゲージ車両ということで、
ミストラル Ep.3
オリエント急行 Ep.3
DB VT11.5 Ep.4
ICE3 Ep.5
といったところが乗り入れてます。
先日の仕掛品の記事では挙げませんでしたが、フランス型の車両も計画しております。
それまでは、日本型を含めて、国籍・時代を問わずに楽しめれはと思っています。
さて、駅構内ですが、駅舎の正面1階両翼は、出札窓口、2階両翼は レストランとバーを。
レストランは L’Oiseau Bleu(ロワゾ・ブルー/青い鳥)
バーは Étoile du Nord(エトワール・ド・ノール/北極星)
と名付けましょう。
ドームの両翼には、南側から、待合室 トイレ キオスク 両替 鉄道模型店 オリエント急行待合室
北側は、待合室 コーヒーショップ 薬局 花屋 ブックスタンド ブラッセリー 駅員詰所
というのはどうでしょうか。
先日到着のBahnhoefe – Vorbild und Modellが参考になります。
一昨年の旅行に際して購入したパリの地図を眺めているとメトロ7号線、9号線それぞれホーム東側に出入り口を設けると、ちょうどこの駅の正面になりそうです。
アールヌーボー風のメトロの出入口が良いですね。
正面と南面の出入口には、タクシー乗り場とバス乗り場をどのように設けましょうか。
山ちゃん(千早さん)の終端駅セクションのように、駅内部まで作りこみたいところですが果たして…
自分の技術を棚に上げての、妄想に近いくらいの構想ですが、楽しいひと時です。
Gare de l’Opera (8) – terminus
まだ、製作に取りかかれないので、レファレンス探しは続きます。
日本のほうでも、ターミナル駅の模型が記事になっていないかと、バックナンバーを探すと、
RM MODELS 232号(2014年12月号)
http://rail.hobidas.com/blog/rmm/archives/2014/10/21/
では、西鉄福岡駅や上野駅をモデルとしたジオラマが紹介されています。
昨年夏の出張の折、横浜の原鉄道模型博物館を訪問し、1番ゲージの大レイアウトを堪能してきました。
手前の駅舎は内部まで作り込めれていて、切符を買おうとしている乗客のフィギュアも配置されていました。
この時、7月6日から10月31日まで、Zゲージのジオラマが展示されると予告されていましたが、
Gare de l’Opera (3) – kitで紹介したレイアウト 鉄道模型ジオラマ日記 が展示されていたことが、
箱根模型工房 クラフトのブログで紹介されていました。
このレイアウトがクラフトさんの手による製作だったとは驚きです。
駅のドームに照明を灯すときれいですね。
話はそれますが、スペイン在住の日本人Zゲージャーのルイスさんが紹介されている、セヴィリアの旧プラサ・デ・アルマス駅も気になるところです。