Gare de l’Opera (18) – Assembler (2)

あれよあれよという間に、今年も、もう11月です。

ようやく目玉となるドームの組み立てです。

ドームはFallerの222127。Baden谷九のクラブレイアウトで製作した折は、パーツをその都度ランナーから切り離しましたが、効率が悪いので、今回は、必要が見込まれるパーツをすべて切り離し、やすり掛けを行ってバリを取ります。

ガラス・パーツ
次に、中性洗剤で洗ったところです。
12列×12枚 合計144枚です。

フレーム
ガラスを接着する前に、冶具となるプラットホームを仮組します。
まずは4組から始めます。

セメダイン・ハイグレード
クラブレイアウトでは、接着剤がはみ出てガラスパーツが曇ってしまいましたので、新兵器「セメダイン ハイグレード」を使います。

クローズアップ
慎重に接着したつもりでも、やはり接着剤がはみ出てしまいます。白濁はしていないですが、粘度の高い
そして、フレーム・パーツとガラス・パーツのかみ合わせの精度が悪く、隙間も結構できてしまいました。いつもながら、詰めが甘いですね。

完成
フレーム13本、12スパンのドームは見応えがあります。

内側
横桟を切り取った効果はご覧の通り、ドームの中はスッキリしてます。

Osaka Z Day 2018まで1月を切っております。
製作を急いで進めます。

Gare de l’Opera (17) – Assembler (1)

駅本屋の組み立てから始めます。
今回のキットはKibriの6700です。この製品をベースとした36714をBaden谷九のクラブレイアウト用として2016年12月に一度組み立てておりますが、今回はパーツが多いので少し時間がかかりました。
Kib36714

Assemble0904

窓の組み込みが完了です。
Assemble0907

箱型に組み込みます。
Assemble0908

土台に収め、回廊部を組み込みます。だいぶ、形が見えてきました。
Assemble09111

壁のパーツを取り付け、駅モジュールに置いて、ドームのパーツも仮組みしてみます。
Assemble09112

線路に列車を置いて雰囲気を掴んでみましょう。
駅本屋の組み立てはとりあえずここまでにして、先に進めます。

Gare de l’Opera (16) – Paint

いよいよ、駅の製作です。
駅舎のプランも再度見直しましております。
駅舎を切り継ぎ加工をもっと少なくして、各パーツをできる限り切断しないようにして更にハードルを下げ、ほとんどの部分がオリジナルのままとしました。
完成予想図
Base

実際にキットの床とホームを置いてみて位置合わせしてイメージをつかんでみます。
Kibri6700

プランの変更に伴いキット入数も変わり、この2組で組み立てることに。
Masking

Black

まず、マスキングを施し遮光のため裏側につや消し黒を先に吹き付けます。
Tan

次にパリの駅らしく大理石風にとタンを吹き付けます。
Roof

屋根のほうも、つや消し黒を手塗りのうえ、表面は、グレイバイオレットを吹き付けます。
Chart

今回使用した塗料をスチレンボードに吹き付けた色見本です。塗料の選択は難しいですね。クレオスとタミヤのタンを比べてタミヤのAS15タンを吹き付けましたが、ちょっと暗い色合いです。サン・ラザール駅や北駅に近い感じになりましたので結果OKです
屋根のほうは、もう少し青みが欲しかったところです。
Faller222127

ドームのほうも、スパンが11~12スパンになりそうなので、キットをもう一組追加購入しました。
Span

ドームの支柱は、駅本屋と反対側の庇の支柱、そしてドーム内を広く感じるように水平の桁とこの桁とドームを繋ぐ柱をカットします。
Steel

鉄骨らしく黒鉄色を吹き付けます。
Matt

黒鉄色は光沢色ですので、クリアスプレーのつや消しをさらに吹き付け、光沢を抑えます。
ようやく、ここまで辿りつきました。
次回からキットの組み立てです。

男の隠れ家 7月月例ミーティング

先週末の土曜日、男の隠れ家 Baden谷九の7月月例ミーティングが開催されました。
テーマは、11月24日開催予定のOsaka Z Days 2018の展示方針について。
私は、現在製作中のオペラ駅をBaden谷九が策定したレイアウトモジュール「RZモジュール」に組み込み出展予定のため、その展示方法についていろいろと提案させていただきました。
展示プラン

フライングですが、RZモジュールの展示案を公開しちゃいましょう。
すべてのモジュールが出展されるとこのような大きなプランとなります。
メンバーの皆さんが出展してくださることが楽しみです。
恒例のレイアウト製作作業も、それぞれの分担ごとに進捗しております。
Wordでの原図

私の担当の終端駅の整備は、ドームの壁の製作。
Wordで原図を製作してみました。
Test

窓枠はOHPフィルムに印刷です。
壁はクラフトペーパーにドットプリンターでケガき、カッターでカット
プラカラーを筆塗りしたものです。
ペーパーの表面処理や塗りムラが気になるところです。
11月のイベント開催に向けて、自分のレイアウトをはじめ共同レイアウトの担当。
果たして間に合うのでしょうか。

Gare de l’Opera (14) – Electric

5月はレイアウト製作の時間が取れず停滞しておりました。
6月に入りレイアウト製作を再開して試運転を行っていたところ、ロクハンの両渡りポイントの選択式・非選択式の区別に誤解がありことは判明しました。
配線と運用のプランの練り直しです。
運転会等でRZモジュールの一部に組み込んで運用する場合の両渡りポイントの切り替えによる電気系統は次のようになります。
まずは、ドックボーンの間に組み込んだ場合です。
Gare_de_opera_rz_1a

全体を1つのコントローラーで運転します。
内側線の左と外側線の右にギャップを設けます。駅部分にもギャップを設けてありますので、独立した区間が4つとなります。
Gare_de_opera_rz_1b

クロスに切り替えると同時に、リバーススイッチで赤色のレールへの給電の極性を反転させます。
Gare_de_opera_rz_1a

駅では、一度停車させてリバーススイッチを元に戻し、両渡りポイントの左右の極性を一致させます。
この手順をとらないと、右側の円周を回って再び駅に進入する際、極性が異なっていることになるためです。
ドックボーンの間に組み込むと、上記のように手順が複雑になりますので、右ドックボーン内に組み込んでみます。
Gare_de_opera_rz_2a

内側線、外側線、個々のコントローラーで運転します。駅モジュールの右側にギャップを設けます。
Gare_de_opera_rz_2b

クロスに切り替えて、外側線と内側線の両方のコントローラー使って転戦します。
スイッチ等は、下の図のように接続します。
Line

S1,S2のスイッチで本線と駅構内の配線の連動のON/OFFの切り替えを行うことにより、本線上を列車が動いていても、駅には列車を停車しておくことができます。
S3,S4のスイッチは、アンカプラーで切り離した機関車の留置用です。
オペラ駅のコントローラー、スイッチ等はロクハンのものを使用します。
S1~S4の切り替えスイッチはリバーススイッチの配線を改造しました。
コントロールボックスのようなものを作りたいのですが、この先の宿題としましょう。

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