ロクハンの新製品

ロクハンのTwitter公式アカウントで、3/18~4/2に壬生町おもちゃ博物館で3月18日から開催される鉄道模型展において新製品を発表するアナウンスがありました。予告の中では新製品の画像がモザイクを施した状態でしたが、想像を掻き立てられる思いで発表の待ち遠しい数日間でした。

予告の中で左から最初のモザイク画像では、青と白のツートンカラーで先頭が丸くなっておりましたので、0系新幹線ではと予想していたところ、見事的中しました。

3枚目のモザイク画像も、青と白のツートンカラーで機関車が客車を牽いているように見えましたので、EF58型電気機関車のバリエーションの中で一般色と予想していたところ、的中いたしましたが、宮原区の茶色のEF58-150も同時発表とは予想外でした。

2枚目のモザイク画像ですが、こちらも青と白のツートンカラーですので、まさかのE7/W7新幹線かなとも思いましたが、青色の色合いが違うように感じました。103系のカラーバリエーションが2種です。

Zショーティーのカラーバリエーションです。パネルにはキハ40の表示があるので、そのバリエーションかと思っておりましたが、キハ58系のカラーバリエーションです。

昨年5月に製品化決定がアナウンスされたET491(ET91)ガラス電車のほうは、まだパネル展示のままのようです。発売まではもう少し時が必要でしょうか。

0系新幹線については、Zゲージでは次のものが製品化されております。

2010年10月に、 Platz(プラッツ)/F-TOYS(エフトイズ)から食玩として発売された、「新幹線0系 栄光のラストラン Zゲージ 鉄道全集Vol.1」では、小窓の0系新幹線のなかで山陽新幹線で2008年に営業運転を終たR68編成が製品化されています。

また、2011年5月に、 Platz(プラッツ)/F-TOYS(エフトイズ)から食玩として発売された、「新新幹線0系 フレッシュグリーン Zゲージ 鉄道全集 vol.2」では、Vol.1ので製品化されたR68編成のフレッシュグリーン塗装時代が製品化されています。

2015年9月にデアゴスティーニから発刊されたパートワーク雑誌「週刊 昭和にっぽん 鉄道ジオラマ」では、0系新幹線の先頭車両と中間車両がロクハンにより製品化されております。
しかしながら、0系新幹線は、奇数号車と偶数号車では、ドアの位置やパンタグラフの有無など様々な違いがありますので、この2車種では中間車を増やしても編成を組むことができないため、中途半端なものでした。

今回、ロクハンよりフル編成が発売されるのですが、25m×16両÷220=1.818mもの長さの模型を走らせるスペースに悩むことになるかもしれませんが、発売が待ち遠しいところです。

岸田首相のキーウ訪問

3月21日午前、ワールド・ベースボール・クラシック準決勝の放送中、「岸田総理がウクライナを電撃訪問」のテロップが速報で流れたとのこと。タイミングは村上宗隆選手が9回裏に逆転サヨナラタイムリーヒットを打って勝利するまさに直前だったとのこと。

生憎、その場面は外出中のため、視ることは出来ませんでしたが、このタイミングでのテロップの打ち方にSNS界隈では盛り上がったそうです。

本題はそこではなく、今回も、鉄ちゃん的視点から、岸田首相の利用した特別列車についての情報を収集できた範囲で記事をまとめました。

バイデン米大統領の時と同じく、ポーランドのプシェムィシル(Przemyśl)から列車に乗り込みました。

Googoleマップの表示では、バスのルートが表示されていますが、「その他のオプション」をクリックすると、鉄道のルートも表示されます。


NHK WORLD-JAPAN(@NHKWORLDJAPAN)より
岸田首相のキーウ訪問について、NHK WORLD-JAPANのYouTubeチャンネルで公開されております。当ブログへの埋め込みが認められておりませんので、上の画像をクリックした後、「YouTube で見る」のリンクから直接YouTubeからご覧ください。
1分25秒頃にЧС4(ChS4)-039電気機関車に牽かれた特別列車がキーウ駅に進入する模様が流れます。

キーウ駅では、ウクライナ外務省のジェパル第一次官が出迎えました。

ジェパル第一次官の公式ツイッターでも歓迎の記事を投稿されました。

The Japan Teimes の記事に掲載の画像から車番が032 07008と読み取れます。

そりまらたかし@sorimaratakashi氏が、今回の岸田首相の乗車した特別列車について考察されています。Twitterの記事をご覧ください。

岸田首相は、ウクライナからポーランドを経由し、3月23日無事日本に帰国されました。

2月のバイデン大統領のキーウ訪問を機に、戦火の下ウクライナの鉄道を維持していることについて解説する記事もCNNのサイトに掲載されています。

しかし、鉄道模型については、あまり情報がなく、LS ModelsからNゲージの寝台車が2010年に発売されたという記事を検索できたくらいでした。

早く戦争が終結し、ウクライナの鉄道について見聞できるようになってほしいと思います。

バイデン米大統領のキーウ訪問

バイデン アメリカ大統領は2月20日、ウクライナの首都キーウに電撃訪問し、ゼレンスキー ウクライナ大統領と会談しました。
といっても、時事ネタではなく、鉄ちゃん的視点から、記事をまとめました。

国営ウクライナ鉄道のカムイシン(Kamyshin)CEOは、公式ツイッターでウクライナ鉄道がBiden大統領の特別列車にRail Force One(Air Force Oneのもじり)と名付けたと述べ、他の乗客に対して遅延が生じたことを謝罪しました。

Bloombergなどのニュースサイトでも、バイデン大統領のキーウ到着後、特別列車についての記事が続々と掲載されました。

往路、キーウまで牽引の機関車はЧС8(ChS8)型電気機関車が牽引しました。

FNNプライムオンラインのYouTubeチャンネルにキーウ到着のショート動画がアップロードされています。 開始から23秒のところでキーウ到着の動画が流れます。

FNNプライムオンライン(@FNNnewsCH)より。

復路はВЛ10(VL10)型電気機関車がポーランドのプシェムィシル(Przemyśl)まで牽引しました。
往路・復路の牽引機の車番は、Skywalker@yhamaie さんが、Twitterで記事を投稿されております。

ニュースサイトに投稿された記事によりますと、バイデン大統領は、鉄道好きを公言しているとのこと。

鉄道での入国は、安全面だけでなく、バイデン大統領のアイデアだったのでしょうか?

冬のVenice Simplon Orient Express

昨年11月、Venice Simplon Orient Express (VSOE)を運行しているBelmond社のホームページで、12月にパリとウィーンを結ぶ便を運行するという記事を目にしました。

しかしながら、アナウンスされていた運行予定日を過ぎても、それらしいSNSの記事やYouTubeへの動画を見つけられずムズムズとした状態でした。

Instagramに投稿された記事を改めて振り返っていたところ、VSOEがウィーンではなくフランスのローヌ=アルプス地方のムティエ (Moutiers)に到着した動画を見つけました。

 
 
 
 
 
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1992年に冬季オリンピックが開催された、アルベールヴィル(Albertville)に到着した画像もInstagramに投稿されていました。

 
 
 
 
 
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4枚目の画像にもありますように、ムティエでは歓迎の音楽も演奏されたようです。

 
 
 
 
 
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Mairie Moutiers(@mairiemoutiers)がシェアした投稿

終着駅は ブール=サン=モーリス(Bourg-Saint-Maurice)。約20km先のプティ・サン・ベルナール峠(Col du Petit Saint-Bernard)越えればイタリアです。

 
 
 
 
 
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地元ムティエのFacebookページでもVSOEの到着の模様が記事に投稿されております。

VEOEのInstagram公式アカウントにもこのツアーの記事が投稿されていましたので紹介しましょう。

 
 
 
 
 
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Venice Simplon-Orient-Express(@vsoetrain)がシェアした投稿

Belmond社は2023年12月に、VSOEをアルベールビル、ムティエ、またはブール サン モーリスまでレギュラーツアーとして運行するとのことです。

旅行代理店のサイトでもツアーの案内とともにタイムテーブルが掲載されております。

マリ・クレール誌のイタリア語サイトでも、2023年12月このツアーが紹介されるなど、ニュースサイトやトラベルサイトなどでも紹介されつつあります。

ところで、ブール サン モーリスまでは、Eurostarが1997年より運行されています。

Eurostar set 3227 in Bourg St. Maurice, 1998.
“Eurostar set 3227 in Bourg St. Maurice, 1998.” Photo by Nothing is what it seems
ブール サン モーリスに停車するEurostarの画像をFlickrからシェアします。
Eurostar  |  to London
“Eurostar | to London” Photo by Fer Images
ローヌ・アルプス山麓を走行するEurostarの画像をFlckrからシェアします。
今年もEurostarは、ブール サン モーリスまで運行されています。アルベールビルに到着したEurostarです。
ブール サン モーリスまでは、Eurostarだけでなく、TGVはもちろん、Thalysなども運行されております。ローヌ・アルプスを走行する列車の動画をYouTubeからシェアします。

ゴッタルド越えやブレンナー越えのスイス・オーストリア・イタリアのアルプス山中を走行するVSOEだけでなく、フランスのローヌ・アルプスを走行するも新鮮です。
動画や画像もあまり紹介されていませんが、これから注目されることでしょう。

Marklin 88232 SBB CI BR193 Vectron

メルクリンのZゲージの2020年の新製品だった、88232 SBB CI BR193 Vectron がようやく到着しました。

パンタグラフも新型のE310727を採用しています。

2020年1月の新製品発表時には、2020年12月の出荷予定でしたが、2020年12月に2021年第3四半期以降に繰り下げられ、以後出荷予定の発表の度に繰り下げが繰り返され、いよいよ2022年2月に出荷かと思いきや、DB版の88231のみが出荷され第2四半期に延期されました。
その第2四半期も5月には8月に延期のアナウンスがされ、7月にまた第4四半期に繰り下げられ、8月に12月出荷のアナウンスがされ、ようやく12月下旬にオーダーしたLokShopより入荷のメールを受信しました。しかし、その間クレジットカードの有効期限切れにより更新に手間取り、今年1月末の出荷となり、先日、新製品の発表から3年目に受領となった次第です。

その間、ユーロ/円レートが2020年12月の127.09円に対して2023年1月の141.31円の1.11倍と円安ユーロ高となりましたが、予約時の価格179.74€(VAT込185.30€)が据え置かれたのが救いでした。

ベクトロンはドイツのシーメンス社製の電気機関車・ディーゼル機関車で、2010年に登場以来、現在では1000両以上が製造されヨーロッパの15か国以上の国に納入されております。

このように、ヨーロッパ各国の多くの運行事業者に納入されておりますので、塗装のバリエーションも豊富で、
88231 German Railroad, Inc. (DB AG) class 193
88232 Swiss Federal Railways (SBB) Cargo International class 193
88233 ELL/LTE class 193 in the “Flying Dutchman” design. 
88234 Austrian Federal Railways (ÖBB) class 1293
88236 BLS Cargo class 475
88237 PKP Cargo class EU-46/Reihe 370
の6タイプが既に発売/発表されております。


今後の展開も楽しみです。

以下のサイトや動画にもありますように、SBB CIのVectronがRheingold客車を牽引して、スイス国内を走ったそうですので、それに倣って試走させてみました。

新型モーターのおかげでしょうか、低速でもスムーズに走っております。ただ、パワーパックを目一杯にしても高速運転というか暴走しません。かがみさんのspur z roomの記事を読んでもう一度パッケージを見返すと12V仕様となっていました。その影響なんでしょうか。

TEE色のBR103も良いですが、この組み合わせも似合っております。

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