大人の遠足 比良山荘

昨年のゴールデンウィークに引き続き、今年も比良山荘へ。

今回のメンバーは同職の先輩方たちと。

MKタクシーの京都駅前の待合所に集合
今回は、人数が増えたためアルフォードともう1台、2台に分乗です。

私達の乗車した運転手さんは話好きな方で、いろいろな方を乗せた時のエピソードを道中話してくださいましたが、中でも、京都の有名料理店の大将を乗せて山菜を採られたエピソードは興味深いものがありました。

車は、鴨川~高野川沿いを遡ります。高野川に沿って走っておりますと、鹿が川べりで憩う姿を数度見かけましたが、残念ながらカメラに捉えることは叶いませんでた。

八瀬・大原を経て、鯖街道を途中越・花折峠を越えて、坊村にある比良山荘に至ります。

お料理は地元の山菜を中心に。

メインは月鍋。月の輪熊のお鍋です。季節にあわせて花山椒もたっぷり。

お料理にあわせてお酒も。本日のメンバーはワインに一家言の方々ですので、おまかせいたします。

我々には手が出ませんでしたが、山荘のセラーには、DRCも。

昨年工事中だった、お庭も立派に。池には鯉が泳いでおります。

女将に見送られて、周辺を散策。

裏手には、地主神社、比叡山の回峰行の拠点となっている葛川明王院があります。

明王院から先、山を登りますと、比良山系の最高峰、武奈ヶ岳(1214.4m)に至るそうです。
山荘に飾られていた絵図に比良連峰が描かれていました。


いつかは登ってみたいものです。

タクシーが迎えにきました。往路の路を引き返します。
途中、花折峠の手前で、お土産にと鯖寿しを買い求めました次第。


鯖街道には鯖寿司ですね。

美山村 バス紀行


渡辺橋駅のパンフレットコーナーに美山村への往復バスのパンフレットがありましたので、手に取ってみました。
4月6日より樟葉駅前より土日祝のみの運行とのことで、早速4月6日の便をネットで予約しました。

当日は京阪特急プレミアムシートで樟葉駅まで。


席はネットで予約した最前列です。


樟葉駅を出たバスは、桜が満開の背割堤も眺めながら、大山崎ICに向かいます。

京都縦貫自動車道を北に園部ICで降り、ここからは下道を走ります。
最初の目的地は、常照皇寺。南北朝時代、北朝の光厳上皇の開山とのこと。
若い頃から一度訪れてみたいと思っていたのですが、ようやく願いが叶いました。


参拝客は、私たちのバスの乗客だけ。ゆっくりお参りできます。

 
天然記念物の九重桜をはじめ御車返しの桜、左近の桜と名付けられた桜があるのですが、まだ桜の花には早かったようです。

再びバスに乗り山道を北に向かいます。前方にかやぶき屋根が見えてきました。
美山かやぶきの里です。

バスを降りて、まずは腹ごしらえです。
山里といえば野趣ある食材。
蕎麦に鹿のしぐれ煮

さぁ、落ち着いたところで、かやぶきの里に向かいましょう。


かやぶきの里に向かう道に、旧型の郵便ポストが立っております。
多くの観光客が、ポストの前で記念撮影しておりますので、空くのをじっと待ちます。


里の中に入って行きます。
かやぶき屋根の民家には、人が住んでおられますので、生活感が漂っております。
写真に表現するのは難しいですね。
ひととおり巡ったところで、里から降りていきます。


やはり、田んぼを隔てて里を望む光景は、美山村らしい風景です。


帰路は、美山の酒蔵 大石酒造に立ち寄ります。
試飲コーナーでは、やれ、「山灰仕込みはコクがあって美味しいよね」とか、「生酛造りは、濃厚な味わいで美味しいよね」などと、チコちゃんに叱られそうなことを言いつつ、いつものように地酒を何本か買って、蔵を後にしました。

美山村には、自家用車でないと訪れることができないと考えておりましたが、こうやってバスでアクセスできますと、観るだけでなく、飲む食べるを堪能できます。
また、季節を変えて訪れたいものです。

十月大歌舞伎-雙生隅田川


今年三度目の歌舞伎観劇。或る人より、十月歌舞伎のお席を用意できますよとお声を掛けていただき、午後の部の「雙生隅田川」を。この度は、市川斎入丈、市川右團次丈の襲名披露と市川右近クンのお目見えもあり、しかも通し狂言。午前の部の口上もお聴きしたいところだけですが、やはり名作「隅田川」の流れをくむ「雙生隅田川」のお席をお願いしました。

いやゆる「すっぽん」の真横ですので、舞台まで近いです。

このように花道の真横です。


今日に備えて、絵本版「隅田川」で予め予習しておきました。


お芝居の楽しみの一つに幕間弁当です。いつも、どこのお弁当にしようかと迷いつつ、軽く済ませることが多いのですが、今日は「さくら」さんのちらし寿司をお願いしました。お肉とお魚のちらし寿司で、お得な気分でした。


原作では、梅若丸が亡くなって、母親の斑女御前が菩提を弔うという悲しい筋立てですが、今日は、実は双子の兄の松若丸が生きており、跡を継ぐという一応の大団円という筋立て。
右團次さんのご子息右近クンが双子の早変わりあり、右團次さん、右近クン、そして猿之助さん3人での宙乗りあり、大詰めでは、右團次さんが鯉攫みで、水しぶきをあげらの大立ち回りと見どころ満載のお芝居でした。


お芝居がはねた後は、長堀通の肴森に移り羊とワインで乾杯。
帰り間際に、別のお芝居を観劇のY先生が立ち寄られたので、お礼を申しあげる。
南座での顔見世のご案内もいただいており、松嶋屋さんの「菅原伝授手鑑」と「義経千本桜」という演目だけに悩ましいところですが、諸事情によりこの次はお預けの見込みです。

歌舞伎を観始めてから10年そこそこですが、今や毎年の楽しみとなっております。

北海道 2017 (07) 札幌-大阪

2017.6.4.
氷雨の中、ワイナリーを歩いたせいでしょうか、すすきのをはしご酒したせいでしょうか。
夜半はら発熱してしまいました。
幸い朝になってフロントで風邪薬をもらい小康状態です。
いよいよ旅の終わり、車で千歳空港に戻ります。
いつもでしたら、JRの車中から車窓を楽しむのですが、道央自動車道は切通しの中を進んでいくうえ、この日も生憎の雨模様。1時間をほど走らせ、レンタカーを返却です。
最初に記しましたように、夕刻の便が取れなかったので、出発時刻は12時45分と中途半端な時間で2時間近く余裕があります。
とはいうものの、お土産を買い求め、海鮮丼で締めくくり機上の人となります。
お天気は相変わらずで、離陸後も雲の上です。
小一時間ほどしますと、雲の切れ間から地表が見えます。
奥に見えるのは立山連峰でしょうか。
富山上空
Google Map
やがて高度を下げ始めました。三方五湖の向こうには琵琶湖も見えます。
三方五湖上空

Google Map
飛行機は無事、伊丹空港に着陸し、機外に出ますとムツとした湿気が我々を出迎えました。
余談です。
今回購入したワイン

今回の旅行で買い求めたのは、この6本。
まだ、数本はワインセラーで寝かせております。
そして、余市産のピノ・ノワールとして、評判のドメーヌ・タカヒコさんのナナ・ツ・モリは、出荷早々の4月でも瞬殺で購えず、当然今回の旅行でも酒屋の店頭に並んでいないため、どうしたものかと思案し、迷ったあげくに、ヤフオクで落札
小売価格の倍ちかくでしたが、今年はと思いチェックしてみると、3倍ちかくになっています。
ドメーヌ・タカヒコ ナナ・ツ・モリ

充分に寝かせたほうが良いと聞き及んでおりますので、これもワインセラーの中です。
8月にいり、谷町四丁目にワインバー ミシェル・ヴァン・ジャポネでドメーヌ・タカヒコを抜栓するということをFacebookの記事で知り、久しぶりにお邪魔してきました。
ヨイチ・ノボリ2009 ピノ・ノワールとツヴァイゲルトレーベがブレンドされたパストゥグランです。
充分に熟成されており酸味も控えめで美味しくいただきました。
ドメーヌ・タカヒコ ヨイチノボリ
我が家のセラーのワインをいただく日も楽しみです。

北海道 2017 (06) 滝川-三笠-札幌

2017.6.3.
札沼線の2駅を訪れたので、少し時間を食ってしまいました。
滝川でゆっくりとランチという予定でしたが、急いで食事をして、道央自動車道を南に戻ります。
TAKIZAWAワイナリーも訪問する予定でしたが、お詫びの電話を入れて三笠ICで一般道におります。
雨も強くなってきました
丘の中腹に赤い建物が見えてきました。
宝水ワイナリーです。
映画「ぶどうのなみだ」の舞台にもなったところです。
ワイナリーの建物は直売所と醸造所が一体となっております。
宝水ワイナリー
宝水ワイナリー
社長さんからは、ワイナリーの概要や。「今年は天候が不順で、ぶどうの生育が悪い」ことや「ピノ・ノワールをはじめ複数の品種を栽培されている」こと、「ぶどうの樹はまだ若い」ことなどお話いただきました。
宝水ワイナリー
宝水ワイナリー
今回は空知地区の2つのワイナリーの訪問でしたが、他にも多くの個性的なワイナリーがあるそうです。
また、次の機会の楽しみとして、車で札幌に戻ります。
北海道といえば羊
ビール園でのジンギスカンは、数年前に出張で訪れた折に食べておりますので、他に何かとネットで探します。
すすきののポッケというお店で、ラムとエゾジカのしゃぶしゃぶが食べることが出来るということで出発前に予約しておりました。
Pokke
食事のあとは、北海道産ワインをグラスで頂けるワインバー 道産ワイン応援団winecafé veraison(ヴェレゾン)
事前に電話で席を予約していたら、ウェルカムメッセージを書かれたワインボトルでお出迎えを受けました。
この二日間、、車の運転でワインを飲めませんでしたので、余市や空知地区を中心においしくいただき、気が付けば二人で8杯。
次回の渡道時も訪れたいです。
Veraison
ここで、まっすぐにホテルに帰ればよいのですが、明日はもう大阪に帰らなくてはなりません。
昨夜のモン・レーヴにはしご酒です。
札幌の夜は更けます。

PAGE TOP