青もみじ 2024 建仁寺

通勤に毎日京阪電車を利用していますが、桜の季節を過ぎると、青もみじのポスターが掲げられます。

 
 
 
 
 
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【公式】京阪電車おでかけ情報(@keihan_railway)がシェアした投稿

5月26日(日)に食事のお誘いを受けておりましたので、その途中に建仁寺を訪れてきました。

建仁寺本坊に潮音庭というお庭があり、四方を殿舎と廊下で囲まれております。
生憎光線状態が良くなく緑の鮮やかさは表現出来ませんでしたが、SNSでよく見かける額縁風のカットを撮ってみました。

建仁寺といえば、国宝「風神雷神図」です。レプリカですが、目前で拝むことができます。

そして。法堂の「双龍図」
静寂なお堂な中で、上からいくつもの龍に見下ろされながら、いつしか時の過行くのを忘れていました。

閉門時間間際まで、青もみじを堪能した後は四条烏丸まで移動してミシュランの☆木乃婦さんへ。

ドメーヌ・フルーロ・ラローズのメーカーズディナーで、ワインと和食のマリアージュです。

このような、お城のようなドメーヌとお聞きし、いつかはフランス・ブルゴーニューへの想いが高まりました。

オペラ「ウインザーの陽気な女房たち」-フェニーチェ堺

今年最初のオペラ鑑賞は、3月23日(土)フェニーチェ堺でのオットー・ニコライ作曲『ウインザーの陽気な女房たち』


昨年2月に「彩の国シェイクスピア・シリーズ『ジョン王』」梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで


昨年10月に「レイディマクベス」を京都劇場で
とシェイクスピア物を立て続けに観ており、今回はオペラで。

今回は、1階席での鑑賞。
主人公のファルスタッフと2人の夫人たち、そしてその夫たちのコミカルな掛け合い。ドイツ語での公演のため、リズムが少々硬く感じましたが、楽しく鑑賞しました。

舞台装置は見覚えのある形状をしております。2022年12月の「セビリアの理髪師」で観た2階構造のセット。「堺市民オペラ」ならではなものなのでしょう。

カーテンコールは撮影可ということで、拍手をしながらパチリ。

ファルスタッフといえば、ヴェルディ作のオペラでも有名です。

2013年7月に東京出張の折に、時間がありましたので、渋谷のBunkamuraの映画館 ル・シネマで、パリ・オペラ座へようこそ ライブビューイングのファルスタッフを観てまいりました。
「ウインザーの陽気な女房たち」同様、コミカルな内容ですが、ファルスタッフが洗濯籠に隠れたまま放り投げられるシーンは臨場感がありました。

さて話を戻して、オペラ鑑賞後は大阪市内に戻り心斎橋大丸にあるお茶屋バー 近江榮で天ぷらを

最近、アルコールがめっきり弱くなっており、ボトルドティーというジャンルがあるそうで、この日は、ロイヤルブルーティーのボトルドティーを堪能させていただきました。

新たなジャンルに目覚めた思いです。

 

佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2023 ドン・ジョヴァンニ

今年は、1月に「フィガロの結婚」、3月に「こうもり」、7月に「ドン・ジョヴァンニ」、12月に「天国と地獄」と4作を鑑賞し、年間過去最多数ではなかったでしょうか。

さて、その「佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2023 ドン・ジョヴァンニ」
SNSでは記事を投稿しておりましたが、このブログには、未投稿でしたので、遅ればせながら、今年を振り返ってを兼ねて投稿いたします。

佐渡裕芸術監督プロデュースオペラは、2021年の「メリー・ウィドウ」、2022年の「ラ・ボエーム」に引き続き、3回目の「ラ・ボエーム」。
会場の兵庫県立芸術文化センターには、「のだめカンタービレの音楽会」で毎年足を運んでいるのに、3作しか鑑賞していないとは、残念なことをしました。

毎回のことですが、西宮北口駅から兵庫県立芸術文化センターに向かってベデストリアンデッキを歩く度、ワクワクします。

今年は、ロビーにドン・ジョヴァンニの仮面が設置されていましたので、ちょっとポーズ。

今回も2階席最前列の席で。

動画では、何度も観ておりますが、劇場では初見。楽しみです。♪

ドン・ジョヴァンニのアリアはいろいろありますが、従者のレッポロが唄う「カタログの歌」も有名です。

本公演の動画ではありませんが、画面上の日本語訳とともにお聴きください。

こちらも本公演の動画ではありませんが、タイトルロールの大西宇宙さんの「お手をどうぞ」
少し上品な「ドン・ジョヴァンニ」です。

ホワイエではアルコールの提供も再開されており、幕間にはワインで一献

舞台の写真は公式サイトに掲載されていますので、次のカードをご覧ください。

ラストの地獄落ちの場面です。

カーテンコールは撮影可能と嬉しい配慮。

兵庫芸文センター オペラ公式Twitterより、カーテンコールの動画を

さて、来年の夏は、プッチーニの「蝶々夫人」

2015年のパリ・オペラ座以来の2度目の「蝶々夫人」となりますが、今から楽しみです。

オペラッタ「天国と地獄」-びわ湖ホール

2023年最後の劇場鑑賞は、12月23日(土)びわ湖ホールでのオッフェンバック作曲『天国と地獄』

前日から雪が予報されていたので、早めに到着をと思い、新快速のAシートを予約

e5489で2席並んで空いているなと思ったら、窓の無い席でした(^^ゞ
また、大阪駅では、9号車なので9番の扉位置で待っていたら、違ってホーム上を駆け足というドタバタでのスタート(・_・;)

大津駅で義姉夫婦と合流し、昼食の後会場へ。

びわ湖ホールの目前には、びわ湖が拡がっており、天気予報に反して好天で、比叡山はもちろん、正面には、びわ湖大橋が望まれました。

開演が午後2時から。

今回は中ホールでの公演ですが、折よくRB席を確保

ロビーには、神々相関図や「天国と地獄」のベースとなったギリシア神話の「オルフェとユリディス」のあらすじが掲示されていました。

日本語公演なので、ある程度の置き換えはあるだろうと予想はしておりましたが、まずは、狂言回しの「世論」は「字幕」と名前を変え、AIの女神の位置づけ。
その他の役名はそのままながらも、時代は現代日本風。
スマートフォンも小道具として使われたり、LINEの通知音が効果音に使われたり。
台詞の中には、現代世相を反映し、政治への風刺もチラリ。
びわ湖の名産品(スポンサー企業の商品を含む)も登場させ笑いを呼ぶというのもお約束の一つでしょうか。
ジュピターがハエ男として登場するシーンは、「天国と地獄」の中ではいつも楽しみにしてますが、今回は、なんと「仮面ライダー」。仮面ライダーのテーマソングととも登場し、しかも「ショッカー」も登場。

また、「天国と地獄」の音楽は聴きなれた曲も多く含まれていますが、開演前の演出家の岩田達宗氏が「どうぞ手拍子も」と話されており、「地獄のギャロップ」では会場一同手拍子で盛り上がり、フィナーレ後のカーテンコールも拍手が鳴りやみませんでした。

以下に主催のびわ湖ホールと演奏の大阪交響楽団のツィートを紹介します。

21日のキャストは、23日も出演

オペラ後の食事も楽しみの一つ。

義姉夫婦と一緒にお薦めのお店で、泡赤赤白とともに。

6時前から10時過ぎまで、話もはずみ、美味しいお料理・ワインとともに楽しいひとときでした。

Nightjet – Paris 2023

2023年冬のダイヤ改正で、パリ-ベルリン間にNightjetが週3便運行されると、フランスのLa Vie du Rail誌ニュースサイトに記事が掲載されました。

ベルリンからの初便が12月12日パリ東駅に到着した時の動画です.

この日、パリ東駅に到着した時は、上の動画でもお判りいただけますように、パリ・ウィーン・ベルリンの風景のラッピングが施されたフランスのリース会社Akiem所有のBR185型電気機関車でした。

Nightjetなどヨーロッパの夜行列車のルートマップです。
この地図によりますと、ベルリンからの便は、フランクフルトを過ぎて、ブリュッセル行の便を分割し、ウィーンからの便を併合するようです。
マンハイムで1時間以上停車しますので、ここで分割ですね。

チェコの鉄道サイトvagonWEBでは、編成表とともに時刻表も掲載されています。

このページは、ウィーン発パリ東駅のNJ468便です。
ベルリン発のNJ40424便と同じくマンハイム発04:20でパリ東駅着が 10:24ですので、上のタイムテーブルをあわせると、マンハイムでベルリンからのNJ40404便とウィーンからのNJ468便が併合されると想像がつきます。

ベルリン発の便はまだ掲載されておりません。掲載され次第、この記事をアップデートしようと思います。

Nightjetに限定ですが、こちらの路線図のほうが、わかりやすいですね。

ÖBB Nightjetの概要は、wikipediaをご覧ください。日本語ページもありますが、ドイツ語ページをweb翻訳で読まれるほうが良いでしょう。


2021年冬のダイヤ改正で、パリ-ウィーン間のNightjetの運行が開始され、ユーロナイトのオリエント急行が2007年6月にTGV東線の開業に伴うパリ乗り入れが取りやめ以来、14年ぶりのパリーウィーン間の直通夜行列車が復活しました。

この、ウィーン-パリ間のNightjetの運行開始にはオーストリア連邦鉄道(ÖBB)が、Twitterにパリ到着時の動画を投稿するなど、力が入っておりました。

先ほど紹介しました、チェコの鉄道サイトvagonWEBの、2021年冬ダイヤの編成表です。

ウィーンからの初便が到着したパリ東駅では歓迎の式典が催されました。

SNCF 185 552-7 Nightjet, Karlsruhe Hbf

Nightjetを牽引したフランス国鉄(SNCF)のBR185型電気機関車には、パリとウィーンの風景を描いたラッピングが施されていました。

2021年12月13日には、パリからウィーンに向けて折り返しのNightjetの初便が出発しました。

Nightjetのパリーウィーン便の運行開始に先立つ、2021年5月にはパリーニース間の夜行列車が4年ぶりに運行を再開し、日本のニュースサイトでも動画が公開されました。

日本では、東京-高松・出雲市を結ぶ「サンライズ瀬戸・出雲」が唯一の夜行列車となってしまいましたが、ヨーロッパでは、環境への影響を配慮して、夜行列車復活の機運が高まっているようです。

以下に東洋経済オンラインの記事を紹介します。

日本でも夜行列車が復権するときが来るのでしょうか。

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