Gare de l’Opera (3) – kit

今年も残り僅かとなりました。
前回、アップしたのは、4月末ですので、半年以上経過しました。
実際の製作にはまだとりかかれておりませんが、少しづつ進捗しております。
ドイツの駅舎についてさて駅を作ろうにも、フルスクラッチは無謀なのでキットを探します。
Mal89792山ちゃんがベースにされたハンブルク=ダムトーア駅は メルクリンからもZゲージ用キット(89792)が発売されており、ドームの骨組みや窓枠の精巧さに溜息が出るほどです。
しかし、この駅は中間駅かつ高架駅。山ちゃんはNゲージ用キットからZゲージ用に改造したそうですが、自分の工作力ではキットをヨーロッパ型の終着駅に改造するには手に負えそうにもありません。
Fal282726カタログ類を読み漁ったり、ネットで検索しておりますと、FALLERからZゲージ用のドーム(282726)が発売されております。
しかし、これは2線部分を覆うのみ。
Fal222127同じFALLERからNゲージですが4線を覆うタイプのキット(222127)が発売されておりました。
Kib6700駅舎本体部は、旧製品ですがKIBRIのキット(6700)が色合い的に良さそうです。
Gare_de_opera_1st_planこのふたつのキットをベースに考えていくことにします。
ネットを検索していますと、同じように考える方が他にもおられました。

この方のドームはZゲージ用のドームを組み合わせて使用されております。

さて、パーツの寸法も知りたいことですので、早速キットのオーダーに取り掛かりました。
KIBRIの駅舎は絶版のため、eBayで出品を気長に待つことになりましたが、
Fallerのドームは国内のユーロバーンに折よくNゲージ・Zゲージとも在庫があったので、早速オーダー。
キットの到着を待ち、現物も見ながら構想を更に練ることとなります。

Gare de l’Opera (2) – prototype

ヨーロッパには
1986年に、フランス・スイス・ドイツ
昨年、ロンドン・パリ
と2度訪問しました。
ヨーロッパの駅といえば、終端型で大きなドーム屋根に覆われている駅が多くあります。
初訪欧時の
パリ・リヨン駅パリ・リヨン駅

パリ・リヨン駅
フランクフルト中央駅フランクフルト中央駅

ドイツ・フランクフルト中央駅もそうでした。
昨年の
ロンドン・ウォータール駅
ロンドン・ウォータール駅
キングスクロス駅キングスクロス駅
キングスクロス駅
セント・パンクラス駅セント・パンクラス駅
セント・パンクラス駅
ヴィクトリア駅
ヴィクトリア駅
パリ・サン=ラザール駅パリ・サン=ラザール駅

パリ・サン=ラザール駅
パリ北駅パリ北駅
パリ北駅
パリ東駅パリ東駅
パリ東駅
もそういった駅です。
東京駅東京駅

そして日本では、出張の折、度々利用した東京駅。
終端式ではありませんが、オランダ・アムステルダム中央駅をモデルにしたとのことで、赤レンガで造られた駅舎が特徴的です。
これらの記憶をもとに、構想という名の妄想は膨らみます。

Gare de l’Opera (1) – prologue

月日が経つのは早いですね。今年も、第一四半期を過ぎ、まもなくゴールデンウィーク。
鉄分補給の模様は、液体燃料の補給とともに、Instagramに随時アップしております。
さて、昨年末のOsaka Z Days。山ちゃん(千早さん)の終端駅セクションで、Baden谷九のカレンダー用写真を撮らしていただきました。
Berlinanhalterbahnhof

山ちゃんはブログ「千早巡遊&彩事記」でトリクッスNゲージ用ハンブルク=ダムトーア駅のキット(66140)を改造したレイアウトの製作記を綴っておられてます。
ブログの記事を拝見していると、昨年のヨーロッパ旅行にも想いを馳せ、自分もこのようなレイアウトを作りたいと年明けから妄想の日々を過ごしておりました。
メルクリンZゲージはドイツ型がメインですが、あえて、フランス パリを舞台に。
冒頭の画像のように、オリエント急行やミストラルの似合う駅を目標とします。
駅名を「Gare de l’Opera」と名付けますと、テンションも一段とアップしてきました。
作りかけの作品も山積みですが、妄想を実現に向けてブログに記事を書くことにより自分で自分の背中を押すことにしましょう。

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