駅本屋の組み立てから始めます。
今回のキットはKibriの6700です。この製品をベースとした36714をBaden谷九のクラブレイアウト用として2016年12月に一度組み立てておりますが、今回はパーツが多いので少し時間がかかりました。
窓の組み込みが完了です。
箱型に組み込みます。
土台に収め、回廊部を組み込みます。だいぶ、形が見えてきました。
壁のパーツを取り付け、駅モジュールに置いて、ドームのパーツも仮組みしてみます。
線路に列車を置いて雰囲気を掴んでみましょう。
駅本屋の組み立てはとりあえずここまでにして、先に進めます。
Gare de l’Opera (16) – Paint
いよいよ、駅の製作です。
駅舎のプランも再度見直しましております。
駅舎を切り継ぎ加工をもっと少なくして、各パーツをできる限り切断しないようにして更にハードルを下げ、ほとんどの部分がオリジナルのままとしました。
実際にキットの床とホームを置いてみて位置合わせしてイメージをつかんでみます。
プランの変更に伴いキット入数も変わり、この2組で組み立てることに。
まず、マスキングを施し遮光のため裏側につや消し黒を先に吹き付けます。
次にパリの駅らしく大理石風にとタンを吹き付けます。
屋根のほうも、つや消し黒を手塗りのうえ、表面は、グレイバイオレットを吹き付けます。
今回使用した塗料をスチレンボードに吹き付けた色見本です。塗料の選択は難しいですね。クレオスとタミヤのタンを比べてタミヤのAS15タンを吹き付けましたが、ちょっと暗い色合いです。サン・ラザール駅や北駅に近い感じになりましたので結果OKです
屋根のほうは、もう少し青みが欲しかったところです。
ドームのほうも、スパンが11~12スパンになりそうなので、キットをもう一組追加購入しました。
ドームの支柱は、駅本屋と反対側の庇の支柱、そしてドーム内を広く感じるように水平の桁とこの桁とドームを繋ぐ柱をカットします。
鉄骨らしく黒鉄色を吹き付けます。
黒鉄色は光沢色ですので、クリアスプレーのつや消しをさらに吹き付け、光沢を抑えます。
ようやく、ここまで辿りつきました。
次回からキットの組み立てです。
Gare de l’Opera (15) – Module (4)
例年ですと比較的スケジュールの余裕のある6月も、今年は実際に製作に取りかかる時間があまり取れず、ブログの製作記事もしばらく中断しておりました。
アンカプラーを含めレールの敷設も完了したところで、電気機関車の牽く5両編成の客車の入線可能なことを確認しました。
しかし、ようやく配線も終え試運転というところで、両渡りポイントの選択式・非選択式の区別に誤解がありことは判明し、両渡りポイントを一度外して調整。また、配線も整えている途中に、コネクタピンをコネクタに再取付している際に断線させてしまい、フィーダを改めて取り寄せようやく修復が終わったところです。
コードをスタッカーでボードの裏に打って止めたり、ツイストロックでコードをまとめたりと、手も加えました。
コントロールスイッチ類も揃いましたので、改めて試運転
電動アンカプラーの効果もご覧のとおりです。
コネクタの接触に不安が残ります。レイアウトの製作をすすめながらコネクタの調整も行っていきます。
Gare de l’Opera (14) – Electric
5月はレイアウト製作の時間が取れず停滞しておりました。
6月に入りレイアウト製作を再開して試運転を行っていたところ、ロクハンの両渡りポイントの選択式・非選択式の区別に誤解がありことは判明しました。
配線と運用のプランの練り直しです。
運転会等でRZモジュールの一部に組み込んで運用する場合の両渡りポイントの切り替えによる電気系統は次のようになります。
まずは、ドックボーンの間に組み込んだ場合です。
全体を1つのコントローラーで運転します。
内側線の左と外側線の右にギャップを設けます。駅部分にもギャップを設けてありますので、独立した区間が4つとなります。
クロスに切り替えると同時に、リバーススイッチで赤色のレールへの給電の極性を反転させます。
駅では、一度停車させてリバーススイッチを元に戻し、両渡りポイントの左右の極性を一致させます。
この手順をとらないと、右側の円周を回って再び駅に進入する際、極性が異なっていることになるためです。
ドックボーンの間に組み込むと、上記のように手順が複雑になりますので、右ドックボーン内に組み込んでみます。
内側線、外側線、個々のコントローラーで運転します。駅モジュールの右側にギャップを設けます。
クロスに切り替えて、外側線と内側線の両方のコントローラー使って転戦します。
スイッチ等は、下の図のように接続します。
S1,S2のスイッチで本線と駅構内の配線の連動のON/OFFの切り替えを行うことにより、本線上を列車が動いていても、駅には列車を停車しておくことができます。
S3,S4のスイッチは、アンカプラーで切り離した機関車の留置用です。
オペラ駅のコントローラー、スイッチ等はロクハンのものを使用します。
S1~S4の切り替えスイッチはリバーススイッチの配線を改造しました。
コントロールボックスのようなものを作りたいのですが、この先の宿題としましょう。
Gare de l’Opera (13) – module (3)
オーバルのモジュール整備に時がかかりました。
ようやく、オペラ駅のモジュールに取り掛かります。
両渡りポイントの選択式・非選択式の区別に誤解がありました。
製品出荷時の選択式のまま使用することにします。
フィーダーとギャップを取り付けて、下図のとおりの電気系統となります。
レールの貼り付けが完了したところです。折り返し線については、まだ固定しておりません。
キット付属のプラットホームを仮設置して、ドームのフレームの足場とします。
フレームを立てると雰囲気もつかめるようになります。
キットはNゲージ用のため、ご覧のとおり線路間隔とプラットホームの間隔が一致しておりません。
ドイツの鉄道模型には、NEMという規格があります。
Zゲージの場合、50mmの複線間隔にプラットホームを設置する場合、ホームの幅は32mmとなるそうです。
キットはNゲージ用ですので40mmあり、裾が34mmだったことから強引に置いてみましたが、規格に従って直したほうが良さそうです。
ここからが昨年同様、ドームにガラス窓を貼り付ける作業の繰り返しとなります。
焦らずに丁寧に取り掛かることとします。
追記
coocan.に設けているホームページを少し模様替えし、ブログアーカイブにいくつかページを追加しました。
ヨーロッパ駅巡り
オペラ駅レイアウトの製作
Zゲージ車両模型の製作
アーカイブといっても、このブログ内の記事への目次のようなものです。
このオペラ駅の製作の進捗具合に応じてアーカイブも更新することになりますので、
レイアウト製作に対するプレッシャーになりそうです。(^^ゞ