Zゲージ車両模型の製作

2018.05.01

 オリエント急行やラインゴルトを走らせたくてZゲージ鉄道模型を始めたのですが、Zゲージの車両は、NゲージやHOゲージに比べて発売されている車両の種類は少ないため、他にも走らせたい列車があるものの、そこは我慢のしどころでした。

Yukio Kashiwaさん(@jkashy)がシェアした投稿 -

 食玩のモデルのほか、3Dプリント出力サービスのShapwaysやディスプレイモデルのAtlas Minitrains、ペーパークラフトなどのボディを走行化改造しておりますが、素材の確保の割には改造の進捗が進まず、「仕掛り大魔王」と某ブログで呼ばれてしまっております。
 こうしてアーカイブに整理して公開することを励みに仕掛品の山を解消していくこととしましょう。
  • 仕掛品の数々 2017.01.29
  • 北斗星

     2007年秋に北斗星に乗車して北海道を訪れたことから、この北斗星を模型で走らせてみたいと思ったところ、2005年にタカラから「マイクロゲージ」という電池式の模型が食玩として発売されており、2007年には、アキアから北斗星の牽引機であるEF81がZJゲージとして発売されたことから、マイクロゲージの客車にアキアから食玩として発売されていた485系特急電車の模型の下回りを組み合わせて、このEF81に牽かせたものです。
     
  • リアルZJ EF81でマイクロゲージ北斗星を牽引 2008.01.19
  • リベンジ成功 北斗星ZJ化 2008.01.25
  • カニ24も再改造 2008.01.26
  • ZJ化完成 北斗星 2008.02.29
  •  

    近鉄電車

     平成21年3月に近鉄百貨店が鉄道ジオラマ「名勝地シリーズ」として、近鉄沿線の名勝地をZゲージサイズのミニジオラを企画販売した折に、6種類の近鉄電車もZゲージサイズで発売されました。
     そこで、近鉄鶴橋駅構内にあった 鉄道グッズショップ「GatanGoton」で通勤型の1230系と特急型の12200系を2両づつ買い求め、下回りをアキアの485系のものと置き換え、パンタグラフはTOMIXの新幹線用を使用し、Zゲージ化改造したものです。

    Le Mistral

     パートワーク雑誌の出版社のデアゴスティーニ・グループの1社であるAtlas出版より2012年にAtlas Minitrainsとして世界の名列車がZゲージサイズで発売され、ドイツ等のZゲージコミュニティでは、Zゲージ化について賑わっておりました。

     Atlas社はフランスの出版社で、フランス国内をターゲットにTRAIN BLEUとLe Mistralが販売されており、フランスのZゲージコミュニティLe Z forumで、機関車のCC7100はメルクリンのBR103の下回りで、客車もメルクリン客車の下回りを利用して改造した記事が投稿されており、それを参考にCC7100はBR103より、客車はちょうど3D出力サービスのShapewaysで走行化改造用の床板と台車が発売されましたので、これらを組み合わせて走行化改造したものです。
    Berlinanhalterbahnhof

    TGV

     TGV (Train à Grande Vitesse テジェヴェ)いわゆる、フランス国鉄 (SNCF) 新幹線です。
     1986年に初めて海外旅行した折にパリからローザンヌから乗車しました
     以前からZゲージでも走らせたい思って、TGV-Webで公開されているペーパークラフト素材を用意しておりました。
     Osaka Z Days 2017 の開催が近づき、特別企画「ヨーロッパの名列車」になんとか間に合わせたいと、思い腰を上げた次第です。

     RZモジュールの上を快調に走行しております。