さよなら0系新幹線

2008.11.30. 0系新幹線が営業運転を終了した。
大学が東京だった関係上、帰省の折にな幾度となく利用したが、当時は、食堂車を含む16両編成で、窓の大きな初期型がまだまだ多数を占めていた。
1日に東京に出張したが、新幹線で上京した旨を話すと話題は0系のラストランに
いつも、8時の のぞみ に乗車していたが、その数分前に6両に短縮された博多行の こだま が西下していった。
写真は2008.08.06.新大阪でのスナップ
0shinosaka
この0系も、JR西日本独自の塗装で走行していたこともあった。
Ohakata
写真は2005.11.14.博多でのスナップ。
山陽新幹線の終点は博多ではなく、車両基地のある博多南駅。
この車両基地への回送線を利用して、一般列車が運行されている・

上田交通の思ひ出 1986

前回に引き続き、昔のフィルムをスキャンサービスを依頼したものを Photo Galleryにアップしてみた。
信州には学生時代から幾度となく通ったものだ。
この夏、千曲川中流の城下町上田と別所温泉を結ぶ上田交通では戦前からの古豪が昇圧に伴う引退を控え最後の活躍していた。
夜涼!

戸袋窓が楕円形であることから丸窓電車と呼ばれ親しまれたモハ5251は上田交通の名物であった。
送爽

PS.
当時を懐かしみ[E:building]の机上には[E:down] kashy’s Toybox

オリエント急行 1988

昔のフィルムをスキャンサービスを依頼したので Photo Galleryにアップしてみた。

長らくポジのままで、見ることもほとんどなかったのだが、懐かしい。
こちらは、お気に入りだった一コマで、引き伸ばしていたのをスキャンしたものだ。

Speisewagen

Speisewagenとはドイツ語で食堂車を意味する。
1986年の訪欧では、3回食堂車を利用した。
1度目は、ローザンヌ-ブリーグ間のIC ルテシア(Lutetia)
Mittagessen 昼食 Tagesteller 定食 と伝票にあるが、おそらくランチのことであろう。
確か、肉とポテトだった記憶が...
ワインも1杯飲んだようだ。
Speisewagen1
ブリーグで下車した際に、食堂車の前を通ったら給仕が窓越しに手を振ってくれた。
Speisewagen4
2度目は、バーゼル-マンハイム間のTEE ラインゴルト
KAFFEE コーヒーに STRUDEL パイ
さすがにラインゴルト専用のメニューにランチョンマットが使用されていた。
Speisewagen2Speisewagen5
3度目は、ケルン-フランクフルト間の, シュトルツェンフェルス(Stolzenfels)
TOASTMOZA トーストと COLA コーラ
Speisewagen3
折角の食堂車、軽く済ませてしまったのには惜しいことをした。
日本では食堂車もすっかり少なくなってしまい、トワイライト・エクスプレス、カシオペア、北斗星の3本だけである。
昨年9月に北斗星を利用したが、ディナータイムは予約で満席のため、朝食での利用と相成った。
Hokutosei1Hokutosei2
大学は東京で通っていたので、帰省の際に新幹線で何度となく利用したものだ。
特にクリームコロッケ定食が好きで、付け合せのグラッセの甘さが今でも懐かしい。
在来線でも、金沢-上野間の「白山」、長崎-東京間の「さくら」で利用したのだが、
何故か記録を残していない。
これも今からしたら惜しいことをしたと思う。

TGV 1986.8.31

フランスの鉄道図書を紹介したことなので、ここで、フランスの列車も紹介しよう。
フランスを代表する列車といえば、TGV(Train a Grande Vitesse)だろう。
TGVは編成の両端の動力車が中間の客車を牽引するという10両編成で、一見電車のようにみえるが実は客車列車である。
フランスは常に世界最高速度の列車を意識していたが、1981年2月に高速試験車で380km/hの世界最高速度を記録している。
このTGVは1981年9月に最高速度は280km/hでパリーリヨン間で営業を開始し、当時最速の高速列車であった。
TGVの起点はパリ-リヨン駅。構内には「ル・トランブルー」という豪華レストランがあり、TGVの運行開始まではバーや美容室・ブティック等を備えた豪華列車「ミストラル」が発着した。
Paris_lyon01

駅構内の風景はトランブルーに昇る階段より撮影したのだが、肝心のトランブルーは気後れしたせいか撮っていない。
Paris_ryon03Paris_ryon02

Tgv01

乗車前のプラットホームにて
TGVはパリ-リヨン間は高速新線が建設されたが、スイスへ向かうには、在来線をブルゴーニュ地方の中心ディジョンを経由してワイン畑の中の在来線を走行する。
Tgv02

スイスのローザンヌからはジュネーブ発ミラノ行きのインターシティ「ルテシア」に接続している。
Tgv03

ルテシアの車内から
TGVはその後、パリを中心にヨーロッパ各都市に向かい高速鉄道網を拡げていき、このルートもTGV リリアがシンプロントンネルの入り口ブリーグまで運行されている。
先述のTrains d’ Europe Tome Iの挿図より。
Fig17

ちなみに私が乗車した時は
Gare de Lyon 714[TGV21]1110 Lausanne 1117[IC331]1242 Brig
というスケジュールであった。
また、2007年6月には、TGV東線がドイツのシュトゥットガルトまで足を伸ばし、オリエント急行のパリ-シュトゥットガルト間が廃止されたのは既述のとおりである。
また、高速試験車が2007年2月に574.8km/hの世界最高速度を記録している。

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