今年の初観劇は、松竹座での立春歌舞伎特別公演
公演発表時には、「片岡愛之助宙乗り狐六方相勤め申し候」とあったのですが、顔見世前の怪我により、この公演も代役に。
中村獅童の弁慶も観たかったのですが、宙乗りはありませんが忠信を見事に演じておりました。
思えば、初めて歌舞伎を観たのが義経千本桜でした。
同職の方からお誘いを受け、10人ほど集まって、通しで観劇。
以来、毎年数回、歌舞伎を観るようになりました。
さて、今年も歌舞伎にオペラにと楽しい年になりそうです。
メルクリン Zゲージ 鉄道模型から、鉄道や旅、写真や音楽、ワインなど私の趣味に関わることをご紹介したいと思っております。
今年の初観劇は、松竹座での立春歌舞伎特別公演
公演発表時には、「片岡愛之助宙乗り狐六方相勤め申し候」とあったのですが、顔見世前の怪我により、この公演も代役に。
中村獅童の弁慶も観たかったのですが、宙乗りはありませんが忠信を見事に演じておりました。
思えば、初めて歌舞伎を観たのが義経千本桜でした。
同職の方からお誘いを受け、10人ほど集まって、通しで観劇。
以来、毎年数回、歌舞伎を観るようになりました。
さて、今年も歌舞伎にオペラにと楽しい年になりそうです。
Instagramのタイムラインに@chanelofficialと@operadeparisの共同執筆により、今年は、ガブリエル シャネルが 1924 年にバレエ リュス制作の『ル トラン ブルー』の衣装制作にその大胆さとビジョンを注ぎ込み、シャネルとダンスの関係を始めて 100 周年を迎えます。」との記事が流れてきました。
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この記念すべき年に、シャネル(CHANEL)は、パリ国立オペラ座のガルニエ宮で、2024-25年秋冬オートクチュールコレクションを開催したとのこと。
ウィキペディア(Wikipedia)の記事に掲載されているように、バレエ「青列車」は、地中海に面する当時最先端のヴァカンス地であったコート・ダジュールの海水浴場を舞台としており、ここと、パリなど北フランスを結ぶ夜行列車「青列車」からタイトルが付けられたとのことです。
また、シャネルがデザインしたファッションや、海水浴、日焼けオイル、フラッシュ付小型カメラといった、当時の最先端の流行が取り入れられたとのことです。
バレエ音楽の作曲は、ダリウス・ミヨー(Darius Milhaud)
パブロ・ピカソ(Pablo Picasso)は、この舞台の緞帳の原画を描いたとのことです。
青列車を題材とした作品は数々あります。これらのについては、青列車の紹介とともに、稿を改めて記事にしたいと思います。
2021年10月フェニーチェ堺、2022年7月兵庫県立芸術文化センターに続いて3度目の「ラ・ボエーム」
井上道義マエストロが2024年末での引退を宣言し、この「ラ・ボエーム」が最後に取り組むオペラとのこと。東京、名取、京都、兵庫、熊本、金沢、川崎と巡回し、それぞれの地でのオケとの共演。
この日はご当地 兵庫芸術文化センター管弦楽団の演奏でした。
この日は、3階席でしたので、幕間の混雑を見込んで開演前に一献
公演の様子は、兵庫芸文センター オペラ公式Insutagramアカウントより、フォトギャラリーを紹介しましょう。
第1幕・第2幕
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第3幕・第4幕
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ロドルフォ達の部屋ですが、第1幕では小船でも良かったのですが、第4幕のミミの亡くなるシーンは、寒さと貧しさを感じさせる昨年のような屋根裏部屋のほうが合っていたなと思うのは欲張りでしょうか。
と、上記のように、2022年の公演について生意気な投稿をしましたが、今回、第1幕と第4幕では、屋根裏部屋での舞台。2021年の堺公演では寂しかった第3幕のカフェ・モミュスも雰囲気も出ていました。
そして、カーテンコール
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井上マエストロも兵庫県立芸術文化センターでは最後の指揮ということで、兵庫芸術文化センター管弦楽団とも名残を惜しみながら幕を閉じました。
参考までに2021年、2022年の公演について投稿した記事を下記に。
フランスの俳優 アラン・ドロン(Alain Delon)が、8月18日に亡くなったとの報がニュースで流れてきました。
テレビでは数々観ており、チャールズ・ブロンソンとの共演の「さらば友よ」Adieu l’ami (1968) が印象深かったのですが、初めて映画館で観たのは「アラン・ドロンのゾロ」Zorro (1975) でした。
確か、サウンドトランクも買ったような記憶もあります。
次に観たのは、「エアポート80」The Concorde…Airport’79 (1979)
巷の評判はそれほどでも無かったそうですが、エマニエル夫人のシルビア・クリステルとのお決まりのシーンやシリーズ常連のジョージ・ケネディがパイロット役で登場とか、いろいろ楽しめて、私にとっては好きな映画の一つです。
また、CMにも数多く起用されており、紳士服の「DURBAN」やブランデーの「レミー・マルタン」(Rémy Martin)のCMを観て、大人になったら、ダーバンを着て、レミー・マルタンを飲むんだと思ったものでした。
さて、アラン・ドロンも、鉄道を舞台とした映画にも出演しております。
「お嬢さん、お手やわらかに!」Faibles Femmes (1959) 「さすらいの狼」L’insoumis (1965) 「高校教師」La prima notte di quieté (1972) 「真夜中のミラージュ」Notre Histoire (1984) 「 パリの灯は遠く」Mr Klein(1976)には、列車内のシーンが登場します。
特に「真夜中のミラージュ」Notre Histoire (1984) では、アラン・ドロン扮する自動車販売会社経営者がスイスの銀行で預金を引き出し、列車(TEE ヨーロッパ国際特急)でパリへ帰る途中、コンパートメントに訪れた女性と出会い、彼女を追いかけ途中下車したところから、物語は始まります。
二人が下車した駅は何処だろうと探してみました。
1984年1月までは、スイスからパリへのTEEはCisalpinoがミラノからローザンヌを経てパリまで運行されていましたので、ディジョンあたりかと思っておりましたが、背景の建物から駅はトロア(Troyes)と判明しました。列車はおそらくパリからバーゼルを経てチューリッヒに向かう元TEEのIC Arbalèteかと思われます。
そして、題名からも期待できる、「リスボン特急」Un flic (1972) では、パリを出発したリスボン行きの特急列車に、ヘリコプターから飛び乗ります。
ボルドーでターゲットはリスボン特急のワゴンリの寝台車に乗り込みます。
ヘリコプターでの追走シーンは、模型での特撮とスタジオセットです。
50年以上前の作品ですので、「ミッション・インポッシブル」のようにはいきません。
さらにもう一作、「サムライ」 Le Samouraï (1967) では、地下鉄を乗り継ぐ逃走シーンがあるだけでなく、プティ・サンチュール (Ligne de Petite Ceinture):パリ環状鉄道のオルレアン サンチュール駅 (Gare d’Orléans-Ceinture) を舞台にちょっとした銃撃シーンが行われています。
もう一作品、紹介が漏れていましたので、追加します。
「仁義」 Le Cercle Rouge (1970) では、アラン・ドロン扮する主人公がマルセイユからパリまで、夜行列車の「Le Train Blue」に乗り込みます。ワゴンリの青い寝台車が連なるシーンは外せません。
トム・クルーズのように派手なアクション・シーンはありませんが、若い頃一番好きだった、洋画の俳優でした。
安らかな眠りをお祈りいたします。
佐渡裕芸術監督プロデュースオペラも2021年の「メリー・ウィドウ」、2022年の「ラ・ボエーム」、2023年の「ラ・ボエーム」に引き続き、今年は「蝶々夫人」
西宮北口駅からぺデストリアンデッキを渡り兵庫県立芸術文化センターに向います
今回も2階席最前列の席で。
幕間の一杯もお愉しみのひとつ。白ワインとともに一息。
演出や舞台装置は、2006年・2008年と同じもののようですが、メインとなるキャストはもちろんですが、女衒のゴローや叔父のゴローの振る舞い、花嫁衣裳に蝶の刺繍、桜の木をはじめとした舞台装置など、歌舞伎の一場面を観ているようで、日本人の手により「蝶々夫人」が、いわば完成形に至ったのではと個人的な感想です。
公式サイトには、この日の出演者によるリハーサルの公演写真が掲載されています。
今年もカーテンコールは撮影可能と嬉しい配慮でした。
「蝶々夫人」は、2015年のパリ・バスティーユのオペラ座以来の2度目の鑑賞です。
この、Robert Wilsonによる演出は、黒と白を基調としたもので、私には馴染めないものでしたが、パリでは今シーズンも公演予定となっています。
このRobert Wilsonによる演出のDVDは、2003年の旧アムステルダム音楽劇場による公演のものが発売されております。日本語字幕はありませんが、ご興味のある方は下記リンクからどうぞ。
これまでですと、公演終了後は大阪に戻ってから食事という流れですが、今回は余韻に浸りながらということで、会場近くの野菜ビストロ legumesで。
ブルゴーニュの赤と鹿肉をいただき、ほろ酔い加減で帰ってきました。
来年は「さまよえるオランダ人」とのこと。
2020年の「ニュルンベルクのマイスタージンガー」がコロナでキャンセルとなりましたので、初ワーグナー。今から楽しみです。