Gare de l’Opera製作記はほぼ1年ぶりの投稿です。
2018年11月24日開催のOsaka Z Day 2018への出展に向けて、追い込みをかけたため、その後は拍子抜けし、今年はイベントの開催も無いということもあり、モジュールの製作は全く進展しておりません。
関西を中心としたZゲージ鉄道模型の愛好者のグループ「Baden谷九」では、毎年メンバーが写真を持ち寄ってカレンダーを作成しております。
来年のカレンダー用の写真を作成しようと、久々にモジュールを出してみました。
イベント終了後、そのまま収納して放置しておりましたので、ストラクチャーの接着がはがれているものもあり、撮影前に修復を要しました。
パリの駅の中でもサン・ラザール駅をはじめ、北駅、東駅はモンマルトルの丘に連なる台地を掘割を通って郊外から至ります。
そこで、掘割の擁壁を、静山さんのサイトから石積みパターンをダウンロードして作成。
建物は、3D Warehouseより、パリの街並みをダウンロードし、次の手順でローレリーフ風に作成したものです。
以前は、SketchUpギャラリーと呼ばれていた、3DCGソフトの 3D モデルコレクション・ギャラリーの3D Warehouseで、「paris city」をキーワードに検索をします。
この中から、György R.氏のパリの街並みの3Dデータ(skp形式)をダウンロードします。
オンライン版3DCGソフトののSketchUpにアクセスします。
先ほどダウンロードした、skpファイルを読み込みます。
3Dデータを編集し、1区画の建物を残します。
更に編集し、1つの建物を残します。
壁面を平行投影させ、画像ファイルにエクスポートします。
こうして、いくつかの壁面をエクスポートした画像を1:220のスケールになるよう調整して、カラープリンターで印刷し、スチレンボードに貼り付けます。
擁壁と組み合わせてモジュールの横に配置しますと、パリの駅の手前の掘割の雰囲気が醸し出されていませんでしょうか。
昨年と同様のアングルですが、今年は車両を日本型に替え、朝の上野駅をイメージしました。
奥の終端式ホームには、電気機関車牽引の夜行列車が到着したところです。EF58は、食玩をGG-1の下回りでZ化改造中、まだまだ腰高でボディと先台車の隙間が悲しいところです。
隣の通過式ホームでは、上越線方面の急行列車と東北本線の特急列車が発車を待っております。
ボンネット型の485系特急電車がロクハンより発売がアナウンスされております。発売が待ち遠しいところです。
アングルを変えつつ撮影し、その中から数点選んでみました。さてどの写真をカレンダーの候補としましょうか。
今年は、モジュール製作が停滞しましたが、来年は完成に向けて、一歩、さらにもう一歩、進めたいと思っております。