メルクリン・インサイダークラブ

メルクリン社が公式に主催する、メルクリン・インサイダークラブでは、会員に対して年6回インサイダークラブの会報とメルクリン・マガジンを配布しており、このほか、カタログや会員限定車両の配布や販売を行っております。
先日、阪急百貨店でメルクリン・インサイダークラブ特典のカタログと貨車を引き取ってきました。

メルクリンのサイトのProduct databaseでは、カタログ毎・ゲージ毎に検索可能となっており、Product Programme 2021/2022 のカタログ中Zゲージは179点表示されます。

Marklin Z Neuheiten 2022

メルクリン社の2022年の新製品が、1月18日に発表となりました。

例年のように、カタログからZゲージの新製品を抜粋して紹介しましょう。

今年は次の31点です。

07771 Book 50 Years of Mini-Club
80033 Z Gauge Museum Car for 2022
80332 Z Gauge Insider Annual Car for 2022
80422 Easter Car for Z Gauge in 2022
81873 MHI Anniversary Starter Set for “50 Years of mini-club”
82133 Type Rmms 33 Railroad Maintenance Stake Car
82290 Deep-Well Flat Car Set
82320 Tank Car Set
82328 Type O 10 Freight Car Set
82440 “Westdeutsche Quarzwerke” / “West German Quartz Mines” Car Set
82497 Union Pacific Boxcar Set
86070 DB Freight Car Set
86605 Type G10 Boxcar Set
86683 PKP Lumber Car Set
87062 Commuter Car Set
87402 “Pop Cars” Express Train Passenger Car Set
88019 Class 01.5 Steam Locomotive
88067 Passenger Train Tank Locomotive
88094 Passenger Train Tank Locomotive (SNCF)
88225 Class 194 Electric Locomotive
88237 Class 370/EU-46 Electric Locomotive (PKP)
88240 Class Re 6/6 Electric Locomotive (SBB)
88262 Class 162 Electric Locomotive (HECTORRAIL)
88320 Diesel Locomotive, Road Number V 320 001
88486 Class 185.2 Electric Locomotive
88528 Class 120.1 Electric Locomotive
88569 Class Ce 6/8 III “Crocodile” Electric Locomotive (Investment Casting Edition)
88579 Class 150 Electric Locomotive
88619 Diesel Electric Locomotive (Union Pacific class 600)
88745 Class 64 Steam Locomotive (ÖBB)
88806 Class 218 Diesel Locomotive

英文カタログはこちらから

気になるのは、

昨年発表のVectron、今年は 88237 PKP(ポーランド国鉄)がラインアップ。
Z-Freunde International のフォーラムの記事によりますと、BLSのRe475も予定されているとか。
88240 SBB(スイス国鉄)Re6/6 も待望のリリース。
スイス型ファンには、発売が待ち遠しいことでしょう。

今年は、メルクリン ミニクラブが発売され50周年ということで、07771 Mini-Club 50周年本も発売されます。こちらも楽しみです。

詳しくはカタログをご覧ください。

Herbst-Neuheiten 2021

今年も、メルクリン 秋の限定品が発表となりました。

新製品のダイジェストがYoutubeで同時公開されていますが、Zゲージについては、28分過ぎから2分程度です。

今回、Zゲージ関連は次の8製品

88485 Class 146.5 Electric Locomotive
87298 IC 2 Bi-Level Car Set
88804 Class 280 Diesel Hydraulic General-Purpose Locomotive
88234 Class 1293 Electric Locomotive
88146 Class CidT Steam-Powered Rail Car
88807 Class 218 Diesel Locomotive
80631 Weihnachtswagen Spur Z 2021
88678 Class 101 Electric Locomotive

88485 電気機関車と87298 IC2二階建客車は塗り替えですが、久々の現行車両です。
88146 蒸気動車も塗り替えバージョン

英語版カタログはこちらから、ダウンロードできます。
https://streaming.maerklin.de/public-media/m/hn109/m/EN_mae_henh2021_Internet.pdf

大丸心斎橋店ブルジョン メルクリンランド

心斎橋大丸の南館が、「ブルジョン」と呼ばれていた頃、5階の玩具売り場の一角に鉄道模型売り場があり、メルクリンランドとして、メルクリンの鉄道模型のジオラマ(レイアウト)が飾られていたことに、記憶はありませんでしょうか。

メルクリンZゲージの鉄道模型を始めた頃、大丸に直接問い合わせたところ、

心斎橋大丸「ブルジョン子供館」は、新しい時代に生きる情操豊かな子供たちの成長を祈り、大丸二世「ブルジョン」(萌えいずる芽)とネーミングされ、昭和45年4月12日に開館し、5階のプレイタウンに、西ドイツ製メルクリンランドとして鉄道模型レイアウトが設置されていた。

との回答をいただきましたが、それ以外の記録は残っていないとのことでした。

また、鉄道雑誌についても、鉄道模型趣味の広告欄に、運営していた京都模型の広告として、大阪・大丸百貨店 ブルジョン子供館 5階 玩具売場 の1行を見つけたのみでした。

 

昨年、久しぶりにグーグル先生のお世話になり、和田一郎様のブログに、当時のチラシを見つけることがきました。

また、明石小五郎様のブログにも、日本模型新聞の記事を見つけることができました。

早速、ブログ開設者の和田一郎様並びに明石小五郎様に連絡を取り、画像使用のお許しを得たのですが、記事にまとめるのが遅くなり、ようやく紹介できることになりました。

 

和田一郎様のブログ記事によりますと、

西ドイツ製メルクリン社の鉄道模型パノラマやミシシッピ川の外輪船の模型なども設置され、南館全体が子供連れで楽しめそうな内容になっている。

とあるのですが、ミシシッピ川の外輪船の模型については、残念ながら記憶に残っておりません。

 

明石小五郎様のブログ記事に掲載されている、日本模型新聞の記事には、

なかでも爆発的な人気を集めているのが鉄道模型の「メルクリンランド」百万円をかけた鉄道模型レイアウトは、四・二メートル×一・六メートル(外周二車線)のパンタグラフ式をはじめ三台のパノラマレイアウトを中央に設置、都会では味わうことのできないのどかな田園風景、その中を汽車がゆっくりと走っている。六個のマイクからは、汽車がトンネルから出てくる音、橋を渡る音、警報機の音などが流れてきて見ているうちに自分が都市のド真中にいることを忘れてしまう。この鉄道模型レイアウトは新聞、テレビに報道されており開店当日は日曜日も重なって「メルクリンランド」は黒山の人だかり

と紹介されており、メルクリンのレイアウトのほか、アーノルド9mmゲージのレイアウトも設置されていたとのことです。記事には、鉄道模型レイアウトのほか、同じ売場内の鉄道模型売場、光学製品売場、プラスチック模型売場も、写真を交えて紹介されております。

明石小五郎様のブログ記事に掲載されている画像を、Colorize Images で着色して、当時の模様を再現いたしました。

 

私も、小中学生の頃、両親に大丸心斎橋店に連れられた折には、両親の買い物中、この売場で鉄道模型を眺めていたものでした。

 

和田一郎様並びに明石小五郎様のブログ記事のおかげで、永年気になっていた、心斎橋大丸ブルジョンのメルクリンの鉄道模型レイアウトについて、ようやく氷解いたしました。

画像使用のお許しをいただきました、和田一郎様並びに明石小五郎様には、この場をお借りしてお礼申し上げます。

男の隠れ家 6月月例ミーティング

関西を中心としたZゲージ鉄道模型の愛好者のグループ「Baden谷九」の6月の月例ミーティングは、6月19日(土)、8名が参加しオンラインで開催され、後半にゲストとしてPolyさんが参加されました。

Polyさんが、ゲスト参加されるということで、私もPolyさんがIMT createを通じて販売されているキハ58系をはじめ、渡辺さんの作品 たかやま号、Zショーティのキハ58系などを共同レイアウトに並べて紹介しました。

Polyさんとは、最近の3Dプリントの動向などもお聴きすることなど、意見交換することができました。

 

久々に、枚方市にある事務所に訪問しました。
移転後、新型コロナウイルス感染症の影響により外出自粛要請が出されているため、事務所に集まって作業することが出来ないため、レイアウトは仮組の状態ですが、支線と山岳線のテスト走行を行いました。

早く事務所に集まり、共同レイアウトの制作やZゲージ談義ができることを、楽しみにしているところで