北海道 2017 (07) 札幌-大阪

2017.6.4.
氷雨の中、ワイナリーを歩いたせいでしょうか、すすきのをはしご酒したせいでしょうか。
夜半はら発熱してしまいました。
幸い朝になってフロントで風邪薬をもらい小康状態です。
いよいよ旅の終わり、車で千歳空港に戻ります。
いつもでしたら、JRの車中から車窓を楽しむのですが、道央自動車道は切通しの中を進んでいくうえ、この日も生憎の雨模様。1時間をほど走らせ、レンタカーを返却です。
最初に記しましたように、夕刻の便が取れなかったので、出発時刻は12時45分と中途半端な時間で2時間近く余裕があります。
とはいうものの、お土産を買い求め、海鮮丼で締めくくり機上の人となります。
お天気は相変わらずで、離陸後も雲の上です。
小一時間ほどしますと、雲の切れ間から地表が見えます。
奥に見えるのは立山連峰でしょうか。
富山上空
Google Map
やがて高度を下げ始めました。三方五湖の向こうには琵琶湖も見えます。
三方五湖上空

Google Map
飛行機は無事、伊丹空港に着陸し、機外に出ますとムツとした湿気が我々を出迎えました。
余談です。
今回購入したワイン

今回の旅行で買い求めたのは、この6本。
まだ、数本はワインセラーで寝かせております。
そして、余市産のピノ・ノワールとして、評判のドメーヌ・タカヒコさんのナナ・ツ・モリは、出荷早々の4月でも瞬殺で購えず、当然今回の旅行でも酒屋の店頭に並んでいないため、どうしたものかと思案し、迷ったあげくに、ヤフオクで落札
小売価格の倍ちかくでしたが、今年はと思いチェックしてみると、3倍ちかくになっています。
ドメーヌ・タカヒコ ナナ・ツ・モリ

充分に寝かせたほうが良いと聞き及んでおりますので、これもワインセラーの中です。
8月にいり、谷町四丁目にワインバー ミシェル・ヴァン・ジャポネでドメーヌ・タカヒコを抜栓するということをFacebookの記事で知り、久しぶりにお邪魔してきました。
ヨイチ・ノボリ2009 ピノ・ノワールとツヴァイゲルトレーベがブレンドされたパストゥグランです。
充分に熟成されており酸味も控えめで美味しくいただきました。
ドメーヌ・タカヒコ ヨイチノボリ
我が家のセラーのワインをいただく日も楽しみです。

北海道 2017 (06) 滝川-三笠-札幌

2017.6.3.
札沼線の2駅を訪れたので、少し時間を食ってしまいました。
滝川でゆっくりとランチという予定でしたが、急いで食事をして、道央自動車道を南に戻ります。
TAKIZAWAワイナリーも訪問する予定でしたが、お詫びの電話を入れて三笠ICで一般道におります。
雨も強くなってきました
丘の中腹に赤い建物が見えてきました。
宝水ワイナリーです。
映画「ぶどうのなみだ」の舞台にもなったところです。
ワイナリーの建物は直売所と醸造所が一体となっております。
宝水ワイナリー
宝水ワイナリー
社長さんからは、ワイナリーの概要や。「今年は天候が不順で、ぶどうの生育が悪い」ことや「ピノ・ノワールをはじめ複数の品種を栽培されている」こと、「ぶどうの樹はまだ若い」ことなどお話いただきました。
宝水ワイナリー
宝水ワイナリー
今回は空知地区の2つのワイナリーの訪問でしたが、他にも多くの個性的なワイナリーがあるそうです。
また、次の機会の楽しみとして、車で札幌に戻ります。
北海道といえば羊
ビール園でのジンギスカンは、数年前に出張で訪れた折に食べておりますので、他に何かとネットで探します。
すすきののポッケというお店で、ラムとエゾジカのしゃぶしゃぶが食べることが出来るということで出発前に予約しておりました。
Pokke
食事のあとは、北海道産ワインをグラスで頂けるワインバー 道産ワイン応援団winecafé veraison(ヴェレゾン)
事前に電話で席を予約していたら、ウェルカムメッセージを書かれたワインボトルでお出迎えを受けました。
この二日間、、車の運転でワインを飲めませんでしたので、余市や空知地区を中心においしくいただき、気が付けば二人で8杯。
次回の渡道時も訪れたいです。
Veraison
ここで、まっすぐにホテルに帰ればよいのですが、明日はもう大阪に帰らなくてはなりません。
昨夜のモン・レーヴにはしご酒です。
札幌の夜は更けます。

北海道 2017 (05) 鶴沼-新十津川

2017.6.3.
前夜は少々飲みすぎたようで、目覚ましをかけ忘れお寝坊。
今日も生憎のお天気です。
札幌ICから道央自動車道で石狩平野の東縁を北に向かいます。
奈井江砂川ICで降りて石狩川を渉り、石狩平野の西、樺戸連山の麓の丘陵地帯を登っていきます。
北海道ワインの鶴沼ワイナリーです。
鶴沼ワイナリー

農園に併設された販売所に入り、予め見学をお願いしていた旨をお伝えし、ワインを数本購入した後、農園を見学させていただきました。
鶴沼ワイナリー

447haと日本で最も大きいそうで、垣根式のブドウ畑が丘陵地帯に拡がります。
ちょうどお昼時で、作業をされていた方が休憩に戻ってこられましたので、お邪魔することなく写真を撮らせていただきました。
さすがに広い農園です。端がどこまであるか見えません。
鶴沼ワイナリー

生憎の小雨模様でしたが、北海道らしい風景を撮らせていただきました。
札沼線

石狩川の東岸には、JR北海道のローカル線、札沼線が走っております。
ワイナリーに上っていく途中、札沼線を横切りましたので、最寄りの鶴沼駅に寄り道します。
鶴沼駅

駅舎というよりバス停の待合室のようです。
短くて狭いプラットホームです
鶴沼駅

せっかくここまで来たのだからと終着駅の新十津川駅に立ち寄ることにしました。
新十津川駅

小ぶりで、可愛い駅舎です。
新十津川駅

発車時刻表には、9時40分発の1本だけが掲示されています。
新十津川駅

新十津川駅

この札沼線、浦臼駅から終着駅の新十津川駅の間は1日往復、最近では廃止の話が持ち上がっております。
かつては、札幌と留萌本線の石狩沼田を結んでおりましたが、昭和47年に新十津川-石狩沼田間が廃止となりました。その名残で線路は北に少し伸びて行き止まりとなっております。

北海道 2017 (04) 小樽-札幌

2018.6.2.
余市を後にして、国道5号線を小樽方面に向かいます。
Cape

途中、北海道の海岸らしいスポットでフォトストップ。岬の向こうに見えるのはどのあたりの海岸でしょうか。
小樽で小休止です。
Otaru

運河沿いの倉庫群の周囲は観光客でいっぱいです。
さて、札幌までラストスパートです。
札幌北ICで札樽自動車道を降り札幌市内に向かいます。
今宵の宿は、市内中心部から離れた中島公園に隣する札幌パークホテルです。
Sushizen

そして、今夜の食事は、2017年ミシュラン北海道★ すし善すすきの店です。
Sushi

今回もお料理は画像で紹介するだけに留めます。
食事の後は、事前に京町堀のワインバー ヴァン・ソヴァージュで紹介されたモン・レーヴ で。
この日も、ヴァン・ソヴァージュでお会いする方と同席することに。
Mon_reve

素晴らしいワインを、お手ごろなお値段で頂戴し、杯も話もすすみ、夜が更けました。

北海道 2017 (03) 真狩村-余市

2018.6.2.
朝、目覚めても相変わらずの曇天
Breakfast

朝食を済ませて出発です。
尻別岳

羊蹄山

尻別岳、羊蹄山も中腹から上は雲の中です。
ザ・ウィンザーホテル洞爺からの羊蹄山 2007

そういえば、2007年に洞爺湖を訪れた時も、羊蹄山の頂は雲の中でした。
真狩村

昨日と異なり、名もない山々を背景に北海道らしい風景を見れたのが救いです。
倶知安を経て余市まで出ますが、途中ニセコの山並みの頂には残雪が。
小沢駅の手前で函館本線を超えますが、この日は通過です。
別の機会に訪れてみたいものです。
仁木町を過ぎ右に折れて丘陵地帯に入っていきます。
余市町・仁木町には多くのワイナリーがありブドウ畑は広がっています。
予め調べていた交差点を折れてしばし進むと、斜面にブドウ畑が続きます。
余市の新しいワイナリー キャメル・ファームです。
キャメル・ファーム
続いて、今回の旅行のきっかけとなったグラビアの撮影地の中井観光農園を訪れました。
残念ながらまだ営業しておらなかったのですが、ご挨拶のうえ、展望テラスに昇り撮影させていただきました。
青空には恵まれませんでしたが、日本海に向けてブドウの樹々が並び、余市のシンボル存在的シリパ岬もはっきり望むことが出来ました。
中井観光農園
余市といえば、なんといっても、ニッカウヰスキー 余市蒸留所でしょう。
NHKドラマ「マッサン」の影響で今も多くの見学者が訪れています。
ニッカウヰスキー 余市蒸留所

赤い屋根のレンガ造りの建物が特徴的です。
ウイスキーの貯蔵庫を改装した博物館では、ウイスキーについての歴史や製造工程、ニッカウヰスキーの歴史が展示されています。
ザ・スコッチ・モルト・ウイスキー・ソサエティに認定されたニッカウヰスキー

ニッカウヰスキーがザ・スコッチ・モルト・ウイスキー・ソサエティ(SMWS)に認定されていたことも初めて知りました。