縦120cm×横80cmサイズの折りたたみマップで、裏表にそれぞれドイツ全土が1:750,000で描かれている。
そして別冊には、ベルリンが1:250,000で、13都市が1:375,000での詳細図と索引が掲載されている。
タイトルFahrplankarte fur Bus und Bahn. Deutschland 2004/2005
地図
出版社:Verkehrsclub Deutschland (2004)
言語:ドイツ語
ISBN-10:3933772036
購入先:Amazon.de
価格:11.96EURO
Fahrplankarteと題しているので、時刻表地図というか交通地図と訳すればよいのだろうか。
ドイツ全土の鉄道とバスのマップなのだが、
ICE,IC,ECなどRE・RB・S-bahn・U-bahnが私鉄やJRの都市近郊区間の車内の地図のように種別により色分けされ、停車駅もわかるよう描かれおり、しかも、列車頻度により線の太さが異なるという凝りよう。主要駅間の所要時間も掲載されている。
裏面は、Die touristidche Seiteとあるので旅行者用地図という意味だろうか。
表より少しシンプルで、保存鉄道や主な観光地、ハイキングコースなども描かれている。
Karte2 Eisenbahnatlas Deutscland
昨年秋にTrain24.deという通販サイトより購入した本の1冊。atlasと題していることからわかるように、ドイツの鉄道地図帳のことだ。
タイトルEisenbahnatlas Deutschland. Ausgabe 2007/2008
ハードカバー:231ページ
出版社:Schweers + Wall (2007)
言語:ドイツ語
ISBN-10:3894941367
購入先:Train24.de
価格:40EURO
1:300,000で見開き58.5枚の地図と、1:100,000の74都市の詳細図で構成されており、幹線・ローカル線、複線・単線、電化方式、狭軌路線、時刻表の路線番号や正式な路線番号など、多岐に渡って掲載されている。
また、詳細図ではメトロやトラムも掲載されている。
スイス版・オーストリア版が刊行されているほか、2008年版ではDVDに記録したデジタル版も出版されている。
ドイツ鉄道のファンには1冊手許に置いていたも損はないだろう。
Zugbildung1 列車編成表
もう何十年も前のことであるが、小学生だった私はエレクトーンを習っていた。あるエレクトーンの授業の日に、先生のお宅に置いてあった時刻表を目にしてパラパラとページをめくって眺めていると、巻末のピンクのページの半ばで目が釘付けになったのが今でも記憶に残っている。そこには、国鉄の特急・急行の列車編成表と、あさかぜなどの寝台列車の見取り図が掲載されていたからである。それまでは、鉄道というか電車は絵本やおもちゃを通じての興味の対象でしかなかったのが、時刻表を通じて、奥深い世界に引き込まれいき、新聞報道等でのダイヤ改正による特急の廃止・新設などにも関心を示し、ダイヤ改正の都度時刻表を買い求めたりするようになっていったのであった。
さて、話は現在に戻そう。私の目下の関心はドイツを中心とした地域なのだが、ドイツの時刻表では先述の列車編成表という形ではなく、車内の見取り図と、トーマスクックの時刻表をご覧になった方はおわかりと思うが、列車を構成している各車の走行区間が掲載されているのみである。
これによるとEN468と列車番号が変わったORIENT EXPRESSは、22:40にウイーンを出発し、ストラスブールに8:59に到着する。食堂車はウイーンとカールスルーエの間営業し、2等座席車・クシェット(簡易寝台車)・寝台車が連結されており、また、ウイーン-カールスルーエ間では、ブダペスト-フランクフルト間を運行する車両なども併結していることがわかる。
しかし、インターネットの世界では、日本でも列車編成表をホームページで公開されている方も多いようだが、当然ドイツでも、列車編成表をホームページで、公開されている方がおられる。
Marcus Grahnert氏のサイトで、ダイヤ改正の都度、ドイツの列車編成表をPDFファイルで公開されている。
http://www.fernbahn.de/
これによると先述のEN468の車両は256号車から259号車はブダペストからの車両、256号車から265号車はEN408としてカールスルーエからフランクフルトへ向かうこと。256号車から259号車はハンガリーの車両、その他はオーストリアの車両であることがわかる。
トレインスコープで眺めたミニトランクレイアウト
ちょっと古い話となるが、昨年秋に鉄道模型用超小型CCDカメラ(トレインスコープ)を入手したので、まずはとNゲージの鉄道コレクションの車両に取り付け試運転した時の模様を投稿しよう。
トレインスコープは集電が肝心ということなのだが、いろいろとブログの記事を検索した結果、電池駆動で運用ということにし、日本橋でパーツを漁る。製品と同じ形のバッテリー接続コネクタもあるが圧着しなければなならいので、折よく携帯電話用のバッテリーケーブルを折良く見つけたので購入。ただし、リード線の色がプラスマイナス トレインスコープと逆だったので注意が必要だった。
バッテリーケース・本体ともに鉄コレのウエイトにうまく納まるサイズだったので両面テープに接続。鉄コレを動力化して余った車体を流用し、2両編成のカメラカーに。
カメラのほうは、ガンプラのオプションパーツを利用してカプラーに取り付けることで完成。
上田交通を意識して作成途中のミニトランクレイアウトで試運転
鉄コレ動力が非力なので推進運転が不可なため、後向き映像でご勘弁を。
動作確認が出来たということで、メインのZゲージへの取り付け。
ななつぼし☆さんに男の隠れ家のオークションで格安に譲っていただいた大物車の台車に着目。この上にカメラを載せれば、曲線への追随が良いのではないかと思った次第。バッテリーケースはsukeさん同様8610無蓋車に。ウエイトが荷台より若干大きくはみ出ているので調整を思案中
R195の運転盤では推進運転も成功だったが、R110のミニトランクではやはりNG。
ただ、トレインスコープって撮影している環境も映ってしまうんですよね
2009年 走り初め
さて、今年の鉄道模型走り初めは、先週の土曜日のこと。
新年早々Spur Z RoomでかがみさんがICE3のフル編成を実車と同様の向きに改造して走らせたことを報告されてのを見て、一念発揮。というのもZゲージのICEはカプラーが特殊な形状かつ導電カプラーのため取扱が難しいので、気合いを入れないとなかなか走らせようという意欲が湧かない始末。ただ、一度走らせればその雄姿に見とれるのだが。
ところで、ICEって何?という向きをσ(^_^)のブログの読者には多いと思うが、詳しくはwikiにアクセスいただくとして、InterCityExpress の略で、ぶっちゃけドイツの新幹線のようなものである。日本でも0系からはじまってN700まであるように、ICE1からICE3などに分類される。
しかしICE-Vは購入時から状態が悪く、導電カプラーは全て新品に交換したが、増結中間車はフレームに不具合があるのかないのか、線路の状態が悪いのか、脱輪したまま走り続けているのはご愛敬ということでご容赦を。
つい調子に乗ってICE3はすべてのパンタグラフを上げてしまった。実際には乗り入れるそれぞれの国別に使い分けてている。
これらのICEの編成をトレインバナーを使って解説してみよう。
ICE-V InterCityExpress 試作編成 | ||||
5 | 8871-4 | 410 002-0 | Bo’Bo’ | |
4 | 8771 | 810 002-6 | Apz | |
3 | 8871-3 | 810 001-8 | ABpz | |
2 | 8871-2 | 810 003-4 | Messw | |
1 | 8871-1 | 410 001-2 | Bo’Bo’ | |
ICE3M InterCityExpress 国際仕様 | ||||
8 | 88712-4 | 406.5 | Tc | |
7 | 88712-3 | 406.6 | T | |
6 | 87711 | 406.7 | M | |
5 | 87714 | 406.8 | T | |
4 | 88712-2 | 406.3 | Td | |
3 | 87713 | 406.2 | Ms | |
2 | 87712 | 406.1 | T | |
1 | 88712-1 | 406.0 | Tc | |
メルクリンのICE3だが、Spur Z Roomでも解説されているように、実は7号車と3号車は模型と実物でパンタグラフ等の向きが異なっている。σ(^_^)の技術ではちょっと難しいので、当分はそのままで運行するとしよう。
なお、上記トレインバナーの著作権は作成者であるMistral(南 聡一郎)氏に帰属します。
ところで、余談だが、ICE3ってJR九州の白いかもめに似ているような気がする。
というか、白のトヨタ ヴィッツに赤い帯を巻いたらどうだろうかなとつい思ってしまう。