天王寺駅阪和線ホーム

 阪和線は、阪和電気鉄道として、大阪天王寺から和歌山を経て紀勢線を結ぶため、昭和4年天王寺-和泉府中間が部分開業し、翌昭和5年に和歌山まで全線開業し65分で天王寺-和歌山間を結んでいた。
その後、南海電鉄に吸収合併を経て昭和19年に国有化された。
天王寺駅は開業時から頭端式の構造で、線路配置こそ変化したものの、4番5番ホームに架かった大屋根は開業当時のままで、ヨーロッパのターミナル駅を彷彿させる感がある。
大阪市内に住居を移す前は、堺市の阪和線津久野駅から長年通っていたが、その当時は目を向けなかったものにも、最近興味を持つようになり、今回この大屋根を撮ってみた。

2015.11.7 天王寺駅

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カテゴリー: Rail