Les véhicules ferroviaires des Wagons-Lits

ワゴン・リ社(国際寝台車会社)の車両の歴史を一冊にまとめたいわば総合図鑑
La Vie du Rail  社からのダイレクトメールで、早期予約割引で購入
ワゴン・リ社の紋章を中央に配した表紙は神々しい。
Ciwl1
ワゴンリ・社の車両について車種毎に時系列にカラー写真を交えて解説されている。
何分、フランス語なので内容の詳細は解らないが、なんとなく雰囲気は理解できそうだ。
Ciwl2
創設期から現在まで、オリエント急行 トラン・ブルー ミストラル TEN とワゴン・リ社の車両、列車が勢ぞろい。
とにかく、カラーページは青・青・青
Ciwl3
プルマンカー車内のラリックのガラス細工もお決まり通りに掲載
主な列車の編成表もLa Vie du Rail 社特有のイラストで紹介されている。
オリエント急行の編成も、前後の荷物車に挟まれていたというのも、これならわかりやすい。
タイトルLes véhicules ferroviaires des Wagons-Lits
著者:Gérard Coudert, Maurice Knepper, Pierre-Yves Toussirot
ハードカバー:399ページ
出版社:La Vie du Rail (2009)
言語:フランス語
ISBN-13:978-2-915034-97-4
購入先:La Vie du Rail
価格:61.00EURO

81080 CIWL列車セット

昨日、ドイツより国際小包が到着
Dhl
して、その内容は 2008年のMHI限定品 81080 CIWL列車セット つまり、いわゆるオリエント急行などに使われていたワゴンリの客車と蒸気機関車のセット。
810801
http://www.geocities.com/jf_vole/CIWLT/CIWL.xmlによると
1290 Type: Fourgon douche F
1929 Metropolitan Cammel Carriage and Wagon Company, Birmingham UK
1968 Vendu aux NMPP(Nouvelles Messageries de la Presse Parisienne )
4150 Type: Voiture Pullman Cote d’Azur
1929 Entreprises Industrielles Charentaises, Aytre (La Rochelle) France.
2739 Type: Voiture salon Sud Express
1926 Lorraine Dietrich
Transformees en voiture restaurant.
Preservee par l’AZAFT (Asociacion Zaragozana de Amigos del Ferrocarril y Tranvias).
3511 Type: Voiture lit LX
1929 Entreprises Industrielles Charentaises. Ateliers La Rochelle
1932-1933 Amenagees LX 16.
Incorporee au train Al Andalus (RENFE).
3472 Type: Voiture lit LX
1929 Metropolitan Carriage Wagon and Finance Co Ltd, Saltley Birmingham.
1930 Amenagees LX 14.
1932 Amenagees LX 16.
Vendue a TEAG (Transeurop-Eisenbahn AG) – Nostalgie Istanbul Orient Express
そして、蒸気機関車はETAT(フランス地方鉄道) 231型30-001
810802
旧製品である8108 NIOE そして、昨年末KATOより発売されたNゲージのオリエント急行’88
のプルマンカーとをそれぞれ並べてみる。
このうち、4158のほうは、オリエント急行’88で来日し、今は箱根のラリック美術館で展示されている。
Pulman
左下が今回の4150
以前にも紹介しているが、旧製品の8108もこの機会に再度紹介しよう。
81081
1283 Type: Fourgon douche F
1929 Metropolitan Cammel Carriage and Wagon Company, Birmingham UK
Livree: 1922 Bleue et filet or
1974 Participe au tournage du film “The Murder on Orient express
4158 Type: Voiture Pullman Cote d’Azur
1929 Entreprises Industrielles Charentaises, Aytre (La Rochelle) France.
Vendue a TEAG – Nostalgie Istanbul Orient Express
2741 Type: Voiture salon Sud Express
1926 Lorraine Dietrich
Transformees en voiture restaurant.
Incorporee au NOE.
3551 Type: Voiture lit LX
1929 Entreprises Industrielles Charentaises. Ateliers La Rochelle
1943 Amenagee en LX 20.
Vendue a TEAG – Nostalgie Istanbul Orient Express.
81082
KATOのオリエント急行’88は、牽引機をまだ購入していないので、パッケージのままで
Kato

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Zugbildung1 列車編成表

もう何十年も前のことであるが、小学生だった私はエレクトーンを習っていた。あるエレクトーンの授業の日に、先生のお宅に置いてあった時刻表を目にしてパラパラとページをめくって眺めていると、巻末のピンクのページの半ばで目が釘付けになったのが今でも記憶に残っている。そこには、国鉄の特急・急行の列車編成表と、あさかぜなどの寝台列車の見取り図が掲載されていたからである。それまでは、鉄道というか電車は絵本やおもちゃを通じての興味の対象でしかなかったのが、時刻表を通じて、奥深い世界に引き込まれいき、新聞報道等でのダイヤ改正による特急の廃止・新設などにも関心を示し、ダイヤ改正の都度時刻表を買い求めたりするようになっていったのであった。
さて、話は現在に戻そう。私の目下の関心はドイツを中心とした地域なのだが、ドイツの時刻表では先述の列車編成表という形ではなく、車内の見取り図と、トーマスクックの時刻表をご覧になった方はおわかりと思うが、列車を構成している各車の走行区間が掲載されているのみである。
En468db
これによるとEN468と列車番号が変わったORIENT EXPRESSは、22:40にウイーンを出発し、ストラスブールに8:59に到着する。食堂車はウイーンとカールスルーエの間営業し、2等座席車・クシェット(簡易寝台車)・寝台車が連結されており、また、ウイーン-カールスルーエ間では、ブダペスト-フランクフルト間を運行する車両なども併結していることがわかる。
しかし、インターネットの世界では、日本でも列車編成表をホームページで公開されている方も多いようだが、当然ドイツでも、列車編成表をホームページで、公開されている方がおられる。
Marcus Grahnert氏のサイトで、ダイヤ改正の都度、ドイツの列車編成表をPDFファイルで公開されている。
http://www.fernbahn.de/
En468fb
これによると先述のEN468の車両は256号車から259号車はブダペストからの車両、256号車から265号車はEN408としてカールスルーエからフランクフルトへ向かうこと。256号車から259号車はハンガリーの車両、その他はオーストリアの車両であることがわかる。

オリエント急行 1988

昔のフィルムをスキャンサービスを依頼したので Photo Galleryにアップしてみた。

長らくポジのままで、見ることもほとんどなかったのだが、懐かしい。
こちらは、お気に入りだった一コマで、引き伸ばしていたのをスキャンしたものだ。

オリエント急行・TEE

オリエント急行とTEEの本について、数冊オーダーしていたが、ようやく揃ったので紹介してみたい。
Oe01
タイトル:Orient-Express. Zug der Traeume
著者:Constantin Parvulesco
ハードカバー:189ページ
出版社:Transpress Verlag (2007/04)
言語 ドイツ語
ISBN-10:3613713055
購入先:amazon.co.jp
価格:4,576YEN
今年4月に刊行された本です。
オリエント急行の歴史をカラー写真と文章で紹介されております。
パリ-ウイーン間にEuroNightとして運行されていたオリエント急行が
今年1月2007年6月9日にTGVのストラスブール乗り入れに伴いストラスブール-ウイーン間に短縮される件まで記述されています。
Oe02
タイトル:Wagons-Lits, das exquisite Reisen
著者:Fritz Stockl
ハードカバー:96ページ
出版社:Slezak, J O (1984)
言語:ドイツ語
ISBN-10:3854160917
購入先:abebooks.de
価格:18.97EURO
オリエント急行の運行会社であるワゴン・リ社について検索して偶然見つけた本です。
ワゴン・リ社の食堂車・寝台車の形式写真がモノクロで掲載されています。
Oe03
タイトル:Orient-Express. Glanzzeit, Niedergang und Wiedergeburt eines Luxuszuges
著者:Werner Soelch
ハードカバー:211ページ
出版社:Alba Publikation (1998/01)
言語:ドイツ語
ISBN-10:3870941731
購入先:amazon.co.jp
価格:4,168YEN
オリエント急行の歴史を路線図と写真を交えて紹介されています。車両のデータなど資料も豊富に収録されています。
今年はTEE(TRAINS EUROP EXPRESS)運行開始50周年にあたります。
σ(^_^)も1986年に訪欧した際には、スイスのバーゼルからドイツのマンハイムまで「ラインゴルト」に乗車しましたが、このラインゴルトも翌年には廃止されてしまい、InterCityに移行してしまい、現在では、高速列車のICEやTGVがヨーロッパを駆け巡っています。
Tee01
タイトル:TEE. Trans Europ Express
著者:Maurice Mertens
ハードカバー:259ページ
出版社:Alba Publikation (1987)
言語:ドイツ語
ISBN-10:3870941146
購入先:amazon.de
価格:149.90EURO
TEEに関するバイブル的存在です。
TEEの各列車の変遷が文章や図、写真で紹介されております。
Tee02
タイトル:Das grose TEE- Buch. 40 Jahre Trans- Europ- Express
著者:Jorg Hajt
ハードカバー:144ページ
出版社:Heel (1997)
言語:ドイツ語
ISBN-10:3893655808
購入先:amazon.de
35.00EURO
TEEの各列車を美しい写真と文章で紹介されています。