小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトⅩⅦビゼー:歌劇「カルメン」

3月17日 天満橋より京阪特急プレミアムシートに乗り京阪三条まで。
岡崎にある、ロームシアター京都に向かいました。

岡崎公園の京都市美術館、京都近代美術館には、美術展鑑賞のため何度も訪れたことがありますが、ロームシアター京都(旧京都会館)は始めてです。

小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXVII ビゼー:歌劇「カルメン」
オぺラ鑑賞は昨年の「チェネレントラ」以来

指揮はクリスティアン・アルミンクですが、前奏曲だけは小澤征爾が指揮
会場一同、この時を待っておりました。


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終演後は東山花灯路を通り抜けます。八坂の塔の夜景を撮りたかったのですが、カメラの設定を誤りご覧のとおり残念なショット。

今夜の食事は、石塀小路のしぇりークラブに。カルメンの舞台はスペインということで、スペイン料理とともに、ドン・ホセとミカエルという今夜にふさわしいシェリーをいただき、往路と同じくプレミアムカーで京都を後にしました。

ミュージカル - マリー・アントワネット

今年の初観劇は、梅田芸術劇場でミュージカル『マリー・アントワネット』


原作は、遠藤周作氏
脚本は、「エリザベート」「モーツァルト!」「レディ・ベス」などを書いたミヒャエル・クンツェ氏


主な配役は上の画像のとおりです。

マルグリット・アルノー役のソニンさんの熱演
オルレアン公の吉原光夫さんの怪演
ルイ16世役の佐藤隆紀さんはイメージ通り

フランス革命からナポレオンまでの歴史は、1789年のバスティーユから1812年のロシア遠征(序曲1812で年号を覚えてしまっております)を中心とした約30年ということで、平成の30年とほぼ同じ長さながら、激動の時代でした。
国王ルイ16世、王妃マリーアントワネットは断頭台の露と消えましたが、フランス革命を推進したロベスピエール、エベール、陰謀の黒幕のオルレアン公、そしてフェルゼンまでも寿命を全うすることなく殺されてしまう血で血で洗う時代でもありました。
フィナーレの「憎しみも、恨みも忘れて」という言葉が心に響きました。


終演後は、福島まで戻り日本酒割烹 別誂 uchiyamadaさんで。
いろいろと出していただいたのですが、特に鯨ベーコンが意外とあっさりしており、美味しくいただきました。


恒例の復習は、旧演出版のCDで余韻に浸っております。

Osaka Classic 2018

今年も9月9日から15日にかけての1週間、大阪クラシックが開催されました。
2006年の第1回から数えて今年は第13回 全81公演
私が始めて聴いたのは、2010年の第1公演
2010

朝7時の大阪市役所前に並んで立見席の整理券を確保。
大阪東銀ビルのロビーで、大フィルと相愛大学オケとの混成により
ワーグナー/歌劇「ローエングリン」より第3幕への前奏曲
ビゼー/「アルルの女」組曲より 第1組曲より「前奏曲」「メヌエット」 第2組曲より「メヌエット」
ワーグナー/「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より第1幕への前奏曲
を。
さて、有料公演のチケット売り出し日の7月28日。
朝10時にパソコンを叩いて、今年も初日の第1公演と最終日の第81公演のチケットを無事確保。
20180909_019月9日第1公演は中之島の大阪市中央公会堂
続々と来場者が押し寄せます。

20180909_02ローソンチケットで購入のため、席が選べないのですが、今年はなんと前方正面

指揮の大植さんが近い!です。
吉村大阪市長との掛け合い。
今年生誕100年を迎えたバーンスタインとの思い出と、大植節が炸裂
この日の演目は、
バースタイン/「キャンディード」序曲
ドビュッシー/牧神の午後への前奏曲
バーンスタイン/「キャンディード」組曲
アンコールは
ドビュッシー/「海」
20180915_019月15日第81公演はフェスティバルホール

20180915_02フェスティバルホール・チケットセンターで予約しましたので、いつものRA席を確保。

19時からのプレトークもいつもの大植節
あの、噛み噛みの話し方はキャラを作っているためとのこと。
この日の演目は
チャイコフスキー/交響曲第4番ヘ短調宅品36
大フィルの皆さんも熱演でした。
アンコールは、
山本直純 編/「夕やけこやけ」「七つの子」「ふるさと」
田野倉コンマスの指揮で、会場の皆さん大合唱
その中を大植さんが1階から3階まで客席を駆け巡ります。
締めくくりは、
外山雄三/管弦楽のためのラプソディ より「八木節」
演奏終了後も拍手も止まずむ一般参賀状態で、今年の大阪クラシックも幕を閉じました。

今年を振り返って

今年も残りわずかな時間となりました。
今年の流行語大賞のひとつに、「インスタ映え」という言葉が選ばれましたが、
Instagramへの投稿で、今年1年を振り返ってみましょう。
元旦は、実家近くの蜂田神社で。

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十日戎は、福島区の野田戎で。

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学生時代から利用していた、阪和線の103系も引退しました。

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吉野山へ花見に。帰路は、「青の交響曲」に乗車

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GWは、滋賀にカメラハイク。

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2015年に貯めたマイルで北海道に。
余市地区と空知地区のワイナリー巡り

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法事と仕事で2度淡路島へ。
2回目の帰路、インスタ映えを狙って明石海峡大橋より。

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Baden谷九の公開イベント Osaka Z Days 2017
ドーム駅とTGVの製作と、ヨーロッパの名列車の運転説明会

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インスタ映えする写真を撮りに、武田尾廃線ウォークと海の見える駅

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今年は、キャッツ、王家の紋章、ノートルダムの鐘、レディ・ベス のミュージカル4回、生で聴くのだめカンタービレの音楽会、大阪クラシック のコンサート3回。

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クリスマスには、恒例のクリスマスケーキ・レイアウトでZゲージのクリスマス列車を走らせましたが、その動画がSNSの中で意外と盛り上がりました。

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来年もよろしくお願いいたします。

ワーグナー 二人のテノール歌手

今年はヴェルディとともにワーグナーも生誕200年です。
先日の東京出張の帰りにCDショップに立ち寄ると、ワーグナーコーナーが設けられておりました。
その中で2枚の新譜が目に付きました。


Jonas Kaufmann/Wagner: Arias [4785189]

Klaus Florian Vogt/Klaus Florian Vogt – Wagner [88725471692]

Jonas Kaufmann (ヨナス・カウフマン)とKlaus Florian Vogt (クラウス・フロリアン・フォークト)
カウフマンは1969年ドイツ生まれ。
フォークトは年齢非公開ですがドイツ生まれでカウフマンとほぼ同年代と思われます。
二人とも21世紀に入りバイロイト音楽祭やニューヨーク・メトロポリタン歌劇場でワーグナーを歌い活躍中のテノール歌手。
往年の3大テノールと違い現代風のイケメンです。
カウフマンは既に多くのCDアルバムをリリースしておりましたが、フォークトは昨年「Helden」でアルバムデビューを果たし、注目株というところでしょうか。
というわけで、フォークトのほうを選択。
前作のHeldenはワーグナーだけでなく、モーツァルト ウェーバーなどの曲も収録されており、
また、ローエングリン マイスタージンガーでは前奏曲に引き続き歌があるという演出もあって凝った印象がありますが、
本作のほうは、フォークトの歌のみ。しかし、トリスタンとイゾルデ ワルキューレでは、ソプラノのCamilla Nylundとの絡みもあってこれはこれで面白い。
フォークトの澄んだ歌声と、一枚まるごとワーグナーでお腹いっぱい。


Klaus Florian Vogt/Helden – Weber, Wagner, Mozart, etc [88697988642]

この二人の曲を比較したサイトがありました。
ikely Impossibilities: [Tenor] + Wagner
フォークトは、「Wagner」と「Helden」
カウフマンも、「Wagner」と「Sehnsucht」
を比較紹介しております。
カウフマンの「Sehnsucht」も「Helden」同様、ワーグナーだけでなくモーツァルト シューベルト べートーヴェンの曲も収録されており、二人のアルバムの選曲も興味深いところです。


Jonas Kaufmann/Jonas Kaufmann – Wagner, Mozart, Schubert, Beethoven / Claudio Abbado, Mahler Chamber Orchestra [4781463]