メルクリン・マガジン 2009/05

メルクリン・マガジンの2009/05号が届いて既に1月近く経とうとしているが、Zゲージ関連の記事について、遅まきながら紹介しよう。
Marklin Magzine 09/05
Marklin Magzine 09/052009/02号から連載開始のZゲージレイアウトの制作記事。
3分割のモジュール式レイアウト
前号では記事が掲載されなかったので今号で3回目
今号では路盤の制作

Insider News 09/05インサイダークラブニュースでは毎号、パブリシティ用の特別車両の紹介があるが、今回はBernd K. Goldenbaumという電気工事業の車掌室付き有蓋貨車と、ミニチュアワンダーランドという鉄道模型展示館の記念車両
ミニチュアワンダーランドについては、既にご存知の向きが多いかと思うが、ドイツ・ハンブルクにあり、レンガ造りの元倉庫を改造して鉄道模型展示館として公開されている。

世界の鉄道模型 メルクリンのすべて

Die Legende lebt – 150 Jahre Maerklin と Mythos Modelleisenbah を眺めながら思い出したのがこの本
Sanpo1
タイトル:世界の鉄道模型 メルクリンのすべて
著者:近藤弘(監) 大海淳(構)
ハードカバー: 160ページ
出版社: サンポウジャーナル (1979/01)
Zゲージを始めた頃、メルクリンに関する本がないかと古書検索で探しだしたもの
Sanpo2本の内容は目次のように、メルクリンの歴史・模型の紹介・ドイツ国鉄の紹介など。
巻末のメルクリン愛好者5人による座談会の記事は、当時の往年の状況が語られており面白い。
残念ながら、1972年に発売されたとZゲージに関する記事はない。

Sanpo3

ドイツからの書籍小包

昨日、ドイツから小包が届く。
Bucher1
中身は8月にオーダーして鉄道書。
船便なので約40日ほどかかる。

Bucher2

中身は以下の9冊
Brandls Traumanlagen 1/2009
Brandls Traumanlagen 2/2009
Super Anlagen 1/2009
Anlagenbau & Planung 1/2009
EJ-Extra 1/2009 – 103 – Portrat eines Klassikers
EJ-Extra 1/2008 – Glacier Express 15,00
MIBA Buch Das Superbuch der Modellbahn-Anlagen
MIBA Buch Spezialitaten der Bundesbahn
MIBA Modellbahn Praxis Baustellen der Bahn
内容は、折を見て順次紹介するとしよう。

Mythos Modelleisenbah

Mythos01Die Legende lebt – 150 Jahre Maerklin を眺めながら(読みながらとは言えない)感じたのが、これと似たような本を...と思いだしたのが2006年9月に購入したこの本。
2005年版のメルクリンのカタログにも掲載されており、番号まで振られているのでオフィシャル本のような扱いなのだろうか。
この本も他の方のブログでも紹介されているが、前掲書の紹介ついでに記事を書こう。

タイトル:Mythos Modelleisenbah
著者:Klaus Eckert
ハードカバー: 320ページ
出版社: Hatje Cantz Verlag (2003/11)
言語 ドイツ語, ドイツ語
ISBN-10: 3775791833
購入先:Lokshop
価格:27.69EURO
Mythos02創始者のメルクリン夫妻の紹介から始まり、ブリキのおもちゃ、鉄道模型と年次毎に記事は構成されている。

Zゲージの記事は、204ページから229ページにかけての14ページ
1972年の発売から2003年 ベルリン・アンハルターバーンホーフ駅舎キットの紹介まで31年間の歴史をまとめあげられている。
Mythos03
Mythos04
320ページもの分厚い本に、メルクリンの歴史がぎっしりと本の重みと同様詰まっている。

Thomas Cook EUROPEAN RAIL TIMETABLE 2009 Summer/Fall

トーマスクックヨーロッパ時刻表の最新号である
英語版では毎月発行に対して、日本語版は、冬/春 夏/秋 のダイヤ改正の都度、年2回の発行である。
家人の旅行に合わせて久し振りに購入。
Cover

毎号巻頭特集としてヨーロッパ鉄道旅行の解説記事が掲載されている。今号はパリとローマを結ぶ夜行列車「パラティーノ」号の紀行記事。
アマゾンの商品紹介ページでは、なか見!検索で使い方のページが掲載されている。
今回抜粋したのは、国際連絡列車のページ
Paris-Brig Big-Koeln
先に紹介した1986年の号と比べると面白い
1986年は、7:14発のTGVからローザンヌでインターシティに乗り換えてブリーク12:42着だった。
2009年は、パリ7:58発のTGVは直行便でブリークは13:45着。
TGVで直行出来るようになったものの、ローザンヌ-ブリーク間の所要時間がかかるようになったようだ。
1986年は、9:34発のインターシティから、バーゼルで約1時間の待ちあわせで乗り換えてフランクフルト16:15着
2009年は、インターラーケン10:01発のICEは直通でフランクフルト15:08到着。
待ち合わせの1時間を差し引いても、約30分の時間短縮。
こちらは、家人が乗車したTGV5144便
Avignon-CDG
Avignon TGVを7:47に乗車すると、10:59にはドゴール空港駅に到着する。家人はここで関空行きのAF機に搭乗した訳だが、この列車をそのままリールまで乗車し、ユーロスターに乗り換えると14:03にはロンドンに着くことができる。