日想観

 春秋の彼岸、太陽は真西に沈みます。大阪四天王寺の西門は真西に向かって開いております。四天王寺では、西方浄土を想って日没を見詰める修行「日想観」が古くから行われてきましたが、長い歴史の間に、この修行も途絶えてしまっていたところ、近年復活し、夕日を眺めようという人々で賑わうようになりました。
一昨年の春分の日の前日、まだ人が多くない日に四天王寺を訪れ、西に向かってレンズを向けました。
2015.3.20 四天王寺
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カテゴリー: Scenery